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右端にチラッと見える雪を被った山は、噴火前の御嶽山
きょうは白岩岳(2267M)に登る予定でいたが、天候も期待できず断念した。この山は南ア北部に位置し、釜無山と横岳のほぼ中間にある。横岳からは南方に鋸岳、甲斐駒と続き、多くの登山者に知られている。しかし釜無山から白岩岳や横岳へは、登山道もない尾根を強行するしかないようで、かねてからそういう山に是非とも登ってみたかった。で、とりあえず今回は白岩岳一本にしぼり、小黒川林道からかろうじて残る踏み跡らしきを辿って、山頂に至ろうとしたのだ。
いつか将来、山頂付近に避難小屋でもできれば、入笠山から釜無山、さらに白岩岳、横岳、鋸岳、甲斐駒と登山道が整備され、入笠山は文字どうり「南ア北端」の山となることが期待できる。
来週もう一度、好天を利して登ってみようと考えている。
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山をおりた牛たちは、新しい環境で元気にしているだろうか。牛のいない殺風景な牧区を歩いてみると、曇り空ということもあってかいつにも増して枯草が目立ち、風景はいっそう侘しさがつのる。
ところが雷電様の近くまで来て、ふと葉を落としてしまった山桜の枝に目をやったら、もう新しい小さな赤い芽が出ていた。秋、とりわけ晩秋は滅びの予兆ばかりが目に付くと思っていたら、再生の予兆もあることを知り、少し気分も和んで帰ってきた。
山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては9月5,6日のブログをご覧ください。
コメントを2本頂戴しました。1本は久しぶりで懐かしく、もう1本は初めての人から。どちらも嬉しく、ありがたく。
帰るころになって、青空も見えてきた。その空のすじ雲をかすめるように、音もなく一機の飛行機が南の方へ飛んでいく。飛行機雲は引いていない。明日は天気が回復するのだろうか。