
コナシの蕾は赤い。この赤い色がなくなると、右手の木のように白い花が咲く。
忘れないうちに書いておきたい。月曜日に捕獲した10頭の鹿は、ナント7頭が逃げてしまうというはなはだ遺憾な結末で終わった。必死で脱出しようとしたのだろう、運よくキツネだかタヌキの抜け道を見付け、図体の小さいのからかろうじてその穴を使い逃げおおせたようだ。逃げ損ねた3頭は、いずれも子を腹に持っていた。
この囲い罠はできてから10年以上が経つ。あまり気を入れて保守管理をしてこなかったせいかも知れない。今年はすでに2回もゲートが作動せず、逃げられている。また余計な知恵を鹿に付けさせてしまったが、しかし、どこかでほっとしてもいた。憐憫ではなくて、解体の手間を考えてのことだが。

例の下から7番目になる丸太橋の直しに行ってきた。チェーンソーを首からぶら下げ、小さなザックを背負い、手に番線の束を持ち、途中からは丸太も担いだ。仕事をする前から、それだけで疲れた。寝不足のせいもある。
どうも橋にも、場所にも相性が悪いに違いない。それに久しぶりのことで、手順も良くなかった。番線が固すぎて扱いにくかったこともある。4本並べ、その上に横木を置き、シノを使って番線で丸太と横木を結束していくのだが、その作業のやりにくいこと。それだけで血圧を上げ、疲れた。
当然水の中に入るので、サンダル履きで行ったが、厚手の靴下を履かず素足だったのは失敗だった。水の中で足裏に砂や砂利が侵入してきて歩きずらいことこの上なし、それを我慢しているだけで不快感は募るばかりだった。おまけに、ズボンの裾はいくらまくってもだらしなく落ちてきて、これまた水の中の歩行をやりにくくしてくれた。
一応、橋の上を歩けるようにだけはしてきたが、納得してない。明日、もう一度手を入れることにする。
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