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今年はいつまでも寒い。炬燵を片付けたのが早過ぎたかも知れないなどとぼやけば、驚く人もいるだろう。
そんな中、コナシやミヤマザクラ、クリンソウの開花がほぼ見頃となり、そのうちにはレンゲツツジの花も咲き出すようだ。遅れていたダケカンバの葉の色も茶から緑に変わり、それだけでなく落葉松や白樺、牧草地の緑も最近になってまた一新したように見える。
北アルプスの峰々はまだ大分雪を残しているが、中央や南の山などは先日の雨で大分白い物が消えた。長く鬱陶しい梅雨の時季が始り、それが終わるころには、どの山も山肌から残雪は失せているに違いない。
下から昨日、伊那市役所管理課が荊口からオオダオ(芝平峠)、千代田湖から入笠までの道路を突然通行止めにしたという連絡が入った。心配して東部支所の元所長もメールを送ってくれた。
確かにオオダオから入笠へ向かう途中にアスファルト舗装が2、3日の豪雨でかなり痛んでしまったのは現場に行って確認している。その際には、偶々ではあるが高遠の総合支所々長とも会って話している。
そんなことを知ってか知らでか、通れるような対策を何もせずに、いきなり通行止めにしてしまうという安易、乱暴なやり方には合点がいかない。鉄板を敷くとかグリを入れるとかの当座の緊急処置が考えられなかったのだろうか。それに発信元が管理課というのも解せない。普通なら農林関係の部署が担当するはずだ。
6月15日には牛が上がってくる。その前の10日には「伊那市総合型地域スポーツクラブ」とかいう団体が来ることになっている。他にも撮影などに関連する幾つかの予定が入っているが、これらは中止するしかないのか。牧場管理人は下に行くこともできなくなる。
伊那側には迂回路がないため、通行止めとなるとその影響は大きいと行政は分かっているはずだが、そうしたことを承知し、配慮した上での決めたことだとは思えない。
道路工事に関しては、富士見側でも沢入りより上で、長年止まっていた林道の一部の工事がいよいよ夏ごろから始まるという。きょうは山彦荘でその工事説明を兼ねた集まりがあり、牧場にも影響するため、畜産課長も呼んで参加することになっている。
この間の大雨で、各地に起きた大被害を思えば、この辺りはまだ軽微で済んだと言ってもいいかも知れない。が、だから我慢しろではなく、実態をよく知った上で適切な処置を取ってもらわなければ、梅雨はこれからだ。狂った天気は終わらない。
テイ沢の下から9番目の橋は解体し、安全な場所へ移した。4番目は手付かず。
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本日はこの辺で。