入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’23年「夏」(10)

2023年06月12日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 土曜日は昼過ぎ、予定通り伊那市総合型地域スポーツクラブが来て、小屋で一休みしていった。市長も来ていて、牧場内で仮称している「貴婦人の丘」「アラスカの森」「吉永の丘」「約束の丘」などの由来を皆に説明しろと言うので、少し冗談も交えて話した。
 その後、やりかけていた小入笠までの電気柵の立ち上げをやり、やる前はその日だけで終えることができるか分からなかったが、どうにか完了した。
 夕暮れの山頂で、山腹を下方へと下りていく立ち上げたばかりの電気牧柵を眺め、ささやかな自己満足に浸る・・・。牧場の仕事とはそういうもので、それで充分だと思っている。

 前述したように金曜日、オオダオ(芝平峠)を過ぎて入笠山へ来る途中の、大雨で被害に遭った林道に行政がグリを入れて、通行止めが解除された。土曜日、日曜日、また雨が激しく降ったので昨日の日曜日、折角敷いたグリが流失しはしないかと心配して見にいった。そしたらら、大丈夫だった。
 途中2か所ほど側溝の流れを止めてしまっていた土砂や流木を浚ったり、片付けてみたり、詰まったグレーチングに雨水が流れ込むようにもしてみたが、きりがないし、素人が余計なことはしない方がいいと思い直し、自然に任せ帰ってきた。

 まだ牛が来ないうちは、雨の日は農休みとなる。と言って、何もしないというわけにはいかないので、またぞろチェーンソーを持ち出して目立てをしてみた。3台あるチェーンソーのうち1台は最近思い余って個人で購入した新品だから、これは文句なく切れる。
 しかしこの切れ具合に味をしめて、最も頻繁に使う小型の方をいくら歯を研いでみても、切り始めはいいが、すぐに切れが悪くなる。どうもその原因は取り付けが悪くて、切っている最中に歯が動揺するからではないかと思い至った。
 大分酷使したからと別の歯と換えることにして、こっちの方を丁寧に研いだ。70点くらいの出来だったが、もう良しとした。一番古いのは、眠ったままで起きない。

 夜は余裕があったから天婦羅を揚げた。桜エビ、タマネギ、三つ葉のかき揚げ、さらにちくわ、ピーマン。無いと思っていたキュウリがあったので、これも叩いてごま油風味にした。
 キュウリは大根、茄子と同じくあまり栄養価が高くないとして食卓に乗ることは少なかった。それが、あるきっかけで今はまるで長年の無沙汰を詫びるように、はまっている。酒ともビールともこれだけでも充分と言うほどよく合う。

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 本日はこの辺で。
 

 
 
 
コメント
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