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目が覚めたのは午前5時だった。昨夜は10時ごろ寝たから、それで睡眠は充分だという人もいるだろうが、嗜眠癖を自称する者には物足りない。寒い中を起き出す用事も必要もないから、そのまま布団の中にいた。
きょうがクリスマスだということは承知していたが、それとは全く関係なく、現在パレスチナで起こっていることを漠然と考えていて、キリスト教のよく耳にするある一派の名前を思い出そうとして、それができない。
こういうことはしょっちゅうあるが、そのままにしておけば記憶力が劣化していくような気がし、できるだけ思い出すように努力している。よく「のどまで出てきている」などと言うが、本当にそんな感じで思い出せないのがもどかしい。
サドカイ派、エッセネ派、末日聖徒イエス・キリスト教から、アーミッシュ、エホバの証人と、いたずらに名前が浮かんでくるがどれも違う。そのうちに眠り足りない頭が疲れてきた。
諦めてウトウトとしていた。浅い眠りが途切れとぎれに続いたような気がするが、それを繰り返すうちに、雲の中からでも出てくるように「福音派」という言葉が突然に現れた。それが探していた言葉だった。
安堵して、また眠りに落ちた。今度はぐっすりと眠ったようで、目が覚めた時は9時を回っていた。
さすがにこれは眠り過ぎで、もしかすれば記憶力の衰えはそのせいかも知れないと少し案じ始めた。先日も友人宅で話していて、今読んでいる本の主の名前が思い出せずに大変に弱った記憶がある。
それと、先程湯が沸いたと音声で知らせてもらったばかりだが、入浴回数も多すぎる、湯治に来ているわけではないのだから。度を超せば、無駄な疲労を招くだろうし、入浴中の事故死はよく耳にもするではないか。
もう一つ、アルコールはそれほどとは思わないが、千葉県産の「半立種(はんだちしゅ)」という奇妙な名前の落花生も要注意覧に入れる必要がある・・・、などと、こんなふうにあれこれ思い付くことを挙げていけばまだ出てきそう、止めておこう。
先週末、散歩の途中で開田から鹿嶺高原を見た限りでは、その10㌔ばかり北方の入笠でも、どうやら年末の車の乗り入れを受け入れてくれそうな感じだった。牧を閉じた日をもって大晦日としたつもりが、またもや少しづつ今年が終わるという実感がしてきた。
本日はこの辺で。