★夏期講習真っ盛り
昨日は岐阜新聞の花火大会があり今日の一面に見事な花火が掲載されていました。私は一度だけ花火大会に行ったことがあります。もう随分昔のことですが十八楼という老舗旅館の鵜飼船に乗って花火の見物をしたことがあります。この時はサラリーマンで会社の接待に使った記憶がありますがそれ以外ではあまり花火は遠くで見るだけのもののように思っていましたが新聞の写真を見ただけでも雰囲気がわかります。「遠花火」という言葉の響きに何か哀愁を感じて好きです。
さて、7月31日に発表になった高校入試の調査書:実力検査についてお話をしたいと思います。まずこのことで実際にどのようにすればいいのかお分かりになる方も少ないかと思います。また学校のほうでも十分な説明ができているかと言いますと実際はできていないように感じますので私がここで簡単に説明をしたいと思います。
結論から言いますと多少内申点が悪くても実力があれば高校にはは入れるということです。平成26年5月26日のブログ記事から抜粋たします。
さて、今日は学力検査と調査書についてお話をしたいと思います。これは6月10日(月)から22日(土)までの学習相談会の資料の一部です。
平成26年度の入試要項は昨年とほとんど同じようです。ですからここでは岐山高校を対象に説明をしていきたいと思います。 昨年の岐山高校は調査書と学力検査の比率は3:7でした。(長良教室&芥見教室のみの資料で他の明光義塾の資料ではありません)。
まずこの説明の前に偏差値についてお話をする必要があります。
2010/04/18に書きましたブログ『誰でも分かる偏差値の見方考え方』を最初にお読みください。http://blog.livedoor.jp/o_dozan/archives/3054655.html
この記事をお読み頂けたら大方の意味はご理解出来ると思います。偏差値表の詳細などは http://mm.visia.jp/dozan/ をお読みください。
では調査書と学力検査について考えていきましょう。ここでは岐山高校について考えていきます。他の学校も同じに考えて頂けたら構いません。
<事例>
岐山高校 普通科 比率 3(調査書の評定):7(学力検査)
内申点は1年、2年は45点。3年生は45×2で合計180点となります。
A君の場合 学力検査 409点 内申点 33(1年)34(2年)37×2(3年)
B君の場合 学力検査 370点 内申点 40(1年)40(2年)42×2(3年)
A君、B君がそれぞれ岐山高校を受験したとします。学校の成績はB君がはるかにいい点数を取っています(内申点を判断して)が本番でテストの成績が370点しか取れなかったが内申点が悪かったがA君に勝てるのかどうかという設定です。
岐山高校の調査書と入試の比率は3:7です。内申点を300点、学力検査を700点になるように換算します。そして内申点は上記の計算で180点、学力検査は5科目で500点で計算致します。
<A君>
内申点 300点×{33+34+(37×2)}÷180点=235点 ①
学力検査 700点×409点÷500点=572.6点 ②
①+②:807.6点
<B君>
内申点 300点×{40+40+(42×2)}÷180点=273点 ①
学力検査 700点×370点÷500点=518点 ②
①+②:791点
以上の結果になります。従ってこの場合は学校の点数がよかったB君が落ちて学校の点数が悪かったA君が合格という結果になってしまいます。このように学校の内申点は以前は相対評価でしたが現在は絶対評価に変わっていますので変な内申点不審が生じて来ます。いまから岐阜新聞を中心に高校入試の情報が沢山出てまいります。チェックを怠らないようにしましょう。(以上抜粋)
この学校の一覧は『各学校の実施概要書』の部分です。http://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku-bunka-sports/gakko-kyoiku/nyushi/nyushijoho/
従って、内申点が良いに越したことはありませんが実力が伴わなくては意味がありません。ですから今までの相対評価が変わって絶対評価になっているから非常に不透明なことが発生しているのです。学校の学生会、ボランティア、英検、数検、漢検などの検定、部活動での抜群の成績など表彰されるものは確実なものがありますから評価はいいはずですが全体像としては読み切れません。ですから普通科を目指される方は実力を今つけるしかないのです。
そして、一番大事なことは9月最初の実力テストです。これが入試の80%ぐらいまでの重みがあります。この点しっかりと勉強をいたしましょう。尚、上記2013/05/26の記事の詳細をお読みになりたい方はhttp://blog.livedoor.jp/o_dozan/archives/7895304.html
を見ていただけばいいかと思います。私の記事はライブドアが基本になっていますがその後gooやFC2、アメブロなどに書いています。いずれもタイトルは『岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室』で検索していただければ、またはランキングを押していただけたら出てくると思います。
今日はこの夏一生懸命に頑張ってる方に、少しでも応援ができればと思い逆転もあるぞ!という意味で書いてみました。必ず行くということを自分に誇りにもって頑張ってほしいです。
一方高校生はと言いますとセンター試験の申し込みがこの夏が終われば現実のものになってきます。色んな塾がありますが高校生にしましても予備校に行かれるか行かれる方でついていけない方、または科目的に理解ができない方は個別指導が一番です。ただ個別指導と言いましても講師の質によります。明光義塾長良教室&芥見教室は通常の金額で医大生が指導しています。医大生がすべてとは言いませんが難解な進研模試を筆頭に代ゼミ模試、全統模試などの難解な問題の解説は即日しています。やりっぱなしになっていませんか?ここが大事ですよ!予備校は止めたくないとおっしゃる方はその予備校の教材を持ってくればいいのです。長良教室&芥見教室(他の明光は知りません)では回答さえあれば構いません。ただそこまで理解するについてこれが不足していますよ・・・ということは提案いたします。基本がわからず難解な問題をしてどんな意味があるのでしょうか・・・。そして最後に高校受験の偏差値と大学受験の偏差値は違うということです。このことを誤解されている方が多いです。中学の時偏差値65あったので大学はまあまあのとこに行けるだろうなんて考えている方・・・。とんでもない誤解をされています。母集団が違うのです。つまりほとんどが高校に行くけども大学は5割ぐらいの方がいかれますので計算ができずらいのです。全国ですので非常に偏差値も難しいです。仮に65であれば東京大学、京都大学など昔の旧帝国大以外ならほとんど大丈夫です。しかし、その思っている偏差値は違うのですから困ったものです。ですから高校受験の偏差値と大学受験の偏差値は違うということです。ブログにも最近書いてありますので時間があれば読んでみてください。
長々となりましたが一番気になって一番おろそかになってる部分に今日はメスを入れておきました。夏期講習とにかく頑張れ!
<今日のことば>
『いのちいっぱい生きるのだ
念じ念じて生きるのだ
一度しかない人生を何か世のために人のため
自分にできることをしてこの身をささげ
生きるのだ』
坂村 真民<生きるのだ>より
<今週のYouTube>
浜田省吾の『君の名を呼ぶ』を選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=l-dBX7ZwoUg
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<詳細>
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長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170