岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室 Akamonゼミナール

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★第2回岐阜新聞テスト中止

2018年09月30日 17時13分57秒 | 受験

★台風24号

 今夜30日未明台風24号が東海地方を通過しそうです。そしてもう25号が後を追うように発生しています。何と台風の多い年なんでしょうか。
 そう言うことで今日9月30日に実施される第2回岐阜新聞テストが中止になりました。延期でなく中止ですので今年は3回ということになります。
 考えてみますとこのようなことはあまり岐阜新聞テストにはありませんでしたが予備校のテストや学校のテストなどはよくあるケースです。やはり怪我などしますと大変ですのでこれで良かったのかもしれません。しかし、気が晴れないのは受験生でしょう。その為に今日は第2回岐阜新聞テストの昨年の例を参考に話していきたいと思います。

 この岐阜新聞テストはかなり入試に近いストーリーを作っています。違うとすれば問題の難易度が違うということでしょうか。また昨年から県内一区制になりましたが未だに成績表は地区平均と総合平均点で変化はありません。偏差値は総合平均点にて査定をしています。ですから普通科に行かれる方は地区平均点を見る必要があります。以下地区平均の点数です。
 第1回平成30年8月19日実施と昨年の平成29年8月20日の違いを見てみましょう。
H29. 国語・数学・英語・理科・社会・合計      総合
    58.8、48.6、59.3、53.2、62.1・282.1 292.5
H30.  67.4、47.5、64.8、62.8, 57.5・299.9 295.7


 第1回目のテストは上記のようになっています。合計は地区平均です。その右側の総合が全体の偏差値を計算されている県内平均点となります。
この点数を見て思われることは昨年より難しくなっているのは数学と社会ということになります。しかし、基本は数学ですのであまり変わり映えはありません。
例えば昨年の岐阜高校の定員内平均点は442.7点でした。岐阜北高校は406点です。そして今日本来ならば実施されていたとすればどうなっていたでしょうか。昨年の第2回岐阜新聞テスト平成29年10月1日実施の点数を見ますと

H29. 国語・数学・英語・理科・社会・合計      総合
   66.2、51.7、50.1、50.0、66,4・284.4 298.3

 この様な結果になっていました。岐阜高校の定員内平均は448.5点、岐阜北高校は413.8点でした。こうしてみますとあまり第1回と2回は科目ごとのばらつきはありますがトータル的には変わりがないと言えます。岐阜高校は440点台、岐阜北高校は410点前後が平均点となります。従って合格ラインはもう少し下がってきますが偏差値は前回もお知らせしたように http://mm-homepage.com/dozan/   から『志望校判定模試』の欄を開いてください。

 このように見てみますと何だと思われるかもしれません。しかし、受験者数を見てみますと第1回は8846人、第2回は9700人、第3回は10275人、第4回は11735人と尻上がりに増加しています。これは実際は普通科を受験される方はほとんど最初から受けていますが総合科の方は受験をされていない場合もあります。また合格ラインを学校の実力テストなどで判断されて自信のある方は受けていないことも考えることが出来ます。

 従って高校入試はこの様なものかとご判断されるかもしれませんが第3回に於いて驚愕の平均点を取らされることになったのです。以下は平成29年11月12日実施の第3回結果です。

 H29 国語・数学・英語・理科・社会・ 合計  総合
    58.3,  45.8, 52.5, 52.4, 59.6・268.6 285.0

 このような平均点になりました。ここでも岐阜高校は定員内平均点は440.7点、岐阜北高校は404.7点ということになりました。つまり上位はあまり変わらないということです。岐阜高校は440点あれば真ん中には入ることが出来ますし岐阜北高校も410点あれば真ん中に居れる。岐阜高校は無理でも何とか岐阜北高校にはいきたいが今一つ点数、自信がない方は400点あれば行けばいいです。仮に切った場合でも内申点がよくて、最悪私立高校でもの覚悟があれば受験はいいのではないでしょうか。よく下の方から行くのはきついのでワンランク下げて行かれる方が見えますが楽なのは最初の4月だけです。5月の課題テストからもうそんなことは関係はないです、分からない方がどんどん塾に飛び込んできています。のんびり構えている方は大抵遅れてしまっていますし私どもの方に見えた時にはすでに手の施しようがない状況になっている場合が多いです。元に戻すには昔から3倍の時間と努力が必要だと言われています。ですから甘い気持ちは捨ててボーダーでもよければ挑戦した方が私自身はいいと思っています。しかし、最終のご判断は行きたいという気持ちだけでは無理だということを考えておいてください。

 ではもう少しテストの内容を見てみましょう。数学を筆頭に理科、英語を混ぜて調整している感じです。そこで平成30年1月7日実施の第4回結果を見てみますと

H30. 国語・ 数学・英語・理科・ 社会・ 合計  総合
    53.7,  57.3, 58.3, 51.8, 57.4 ・278.4 294.7

 このようになっています。この場合も岐阜高校は444.3点、岐阜北高校は410.8点となっています。従って上位校はあまり変わらないということです。
 全体的には数学の点数が岐阜県の場合は比重が高いです。第4回は第3回が難しすぎた感がありましたので少し易しくなっています。その分理科に比重が偏っているわけです。高校入試も同じような結果が出てきます。平均点は概ね310点位ですがその中で数学が群を抜いて難しく設定されています。半面そこをクリアすれば難関高校は楽に行けるということにもなります。

 ここで問題をもう一度整理をしますと入試と内申点の比率は普通科は全てとは言いませんが7:3となっています。総合科は5:5です。従って内申点重視は総合に行かれる方はもう一段の点数を稼ぐ必要があります。また漢字検定や英語検定、数学検定などの文部省認定の最低3級、また部活動で優秀な成績を収めた場合は若干の上積みはあると思います。但し、普通科に行くのに5段階評価で1や2がある場合はワンランク下げた方が無難かと思います。数学に力を入れてください。特に図形、関数を重点的に、理科は第一分野を中心に計算問題は左程難しくはありませんので見直しておきましょう。

 このように見てみますと今回第2回岐阜新聞テストは実施はされませんでしたが凡その想像はつくかと思います。範囲は第1回は1年、2年生の範囲、第2回は前期末、第3回は二期制なら後期中間、三学期制なら2学期のまでの範囲です。第4回は全ての総合問題となります。記述問題が非常に増えて来ています。また英語は長文化されて来ています。国語の読解にしましても長いです。社会は小問をしっかりしておいた方がよさそうです。

 ですから私共長良教室&芥見教室は学校の授業と併用に入試対策を致しています。今本当に行きたい学校があるのでしたらその学校をしっかり調べてみましょう。私立高校の様に学校独自問題でなく県内共通ですのである意味取り組みはしよいです。もしもあなたが何処の塾にも行ってないのでしたら・・・、或いは行ってはいるけども理数の点数が上がらないというのであれば一度覗いてみてください。

 このような中で数学がもしも苦手ではないが何とかこなせるという方は高校に入ると黄色の信号が点滅いたします。苦手を今のうちに高校の向こう側(大学・就職先)を見つめて頑張りましょう。第3回テストで判断が出来ますが実力テストも捨てたものではないです。しかし、少子化の関係で非常に実力テストの偏差値に異常が見えます。学校の偏差値からはマイナス3点は差し引いてお考え下さい。そしてどうかご自由に偏差値表はご利用ください。

<今日の言葉>
『何かに挑戦したら確実に報えるのであれば誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションを持って継続しているのは非常に大変なことであり、私はそれこそが才能だと思っている』
                     羽生 善治

<今週のYouTube>
この季節が来ると思い出します。永井龍雲の「つまさき坂」
https://www.youtube.com/watch?v=5iJaf-5I9-A

センター対策受付中!
テスト対策受付中!

<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

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