★夏季休暇
今日から18日まで夏季休暇になっています。明光義塾全ての教室が同じと言うことではありませんのでご注意ください。長良教室&芥見教室は今日から18日までお休みを頂いています(ご連絡は転送で教室長に繋がります)。この間台風10号の接近なども話題になり少し心配ですが中学生は先週も書きましたが第1回岐阜新聞テストが一番の難所であります。夏期講習で粗方やってはいますが範囲は1.2年生の分野です。特に数学が昨年は難しかったです。今年は記述問題が増えることと英語の長文、国語の読解数の長文はかなり気を付ければいいかと思います。平均点は昨年同様に290点位かと思います。2020年問題を控えて今更問題の冒険をしても仕方がありませんので集大成の積りでいいと思います。岐阜新聞の過去問題は昨年の問題をしないよりはした方がいいのは分っていますがするなら4.5年前の問題をやってみてください。意外とズバリもあるかもしれません。何故なら作成者はそういう目で見ているからです。
今日のテーマは「テスト本番に強い」と言うテーマで書いてみようと思います。勉強が出来る子、普通の子、遅れている子等々・・・。個人差がありますから何とも言えないのですがしかし、普段あまりよくできないのに、目立たないのにテストになるといい点を取る子って必ずいます。皆さんの周りにも必ずいます。 どうしてあの子があんないい点を取るのだろうか・・・。普段のテストはいつも自分の方がいいし単元テストにしても負けたことはない。しかし、実力テストや中間・期末テストになると必ず負けてしまう。実は実際にこういう生徒は沢山います。そしてこのような生徒は高校に入ると俄然化けて本領発揮をするのです。当然大学はかなりなところに行っているはずです。何故でしょうか・・・。
では逆にどうして本番に弱いのでしょうか?タラレバはいくらでもあります。うっかりミスや写し間違え、勘違い、暗算ミスで間違えたなど、そう言ったことを合計すると15点から20点程確実にプラスになっていた。だからそこを慎重にいけば目標の高校に行ける。そんな夢のような自己愛的なナルシストのようなことを言っている生徒も見えますが全く違います。
正直に酷ですが言います。『実力がないのです』そういうことを教えない塾も塾なのですが戦う気持ちが後ろ向きになっています。『挑戦』ではなく『通過』です。この挑戦を自己流に考えて納得してしまいますと最後に方向転換をすることになります。勿論高校生においても同じです。誰でも国公立に行きたい、でも点数が悪くC判定どころかE判定、先生から他の大学にした方がいいと言われるのが落ちです。
では本番に強い生徒はどうしてなのでしょうか。きっと内緒で勉強をしているはずだと思われるでしょうが確かにそれはあるかと思いますがそれほど強烈にやっている訳ではないと思います。では何故???
本番に強い子の共通点はいくつかあります。
①自分の弱点を知ってそこを徹底的に攻略している
②自分のノート作りが非常に工夫されている
③テストのメリハリ、つまり山掛けが非常にうまい
このように特別なことはしていないのですが問題の傾向をよく調べている。特に中学生だと学校の教科担当の先生の性格まで把握してる場合が多いです。趣味趣向など雑談の中で聞いていますがそれが試験の傾向に出てしまうのは人間の性格ですから致し方ないです。
最初の①からいきましょう。自分の弱点を知れば(分析能力がいい、ない方は担当の先生又は塾の先生などに相談してください)徹底的に攻略しています。そこが逆に得意科目、得意単元になっているのです。ここが問題なのです。出来る問題は余りしませんが出来ないところばかりやる。本来は出来るところも復習が必要なのですがそこは現中学生時代は余りしない。だから高校に入って気が付き一気に右肩上がりになるのです。早い方は中学時代にそのことに気付きます。
②自分のノートを自慢げにしている子はまず駄目です。ノートは宝です。メモ用紙や学校のテスト解説をノートに貼り付けるなんてのは愚の骨頂でもう今の時代ではかなり遅れています。では現在はどうなんだと言いますとノートはまず他人には見せないですし自分がテストで点数を稼げる方法を自己流に書いています。それともう一つノートは両面二面を使用している場合が多いです。間違ってもレポート用紙やルーズリーフなどは使用していません。つまり管理できないのです。その場凌ぐにはいいかもしれませんが必ず自分のノートを作成してください。カラフルも駄目です、色は二色まで。あまり使うと非常に混乱します。出来るだけ時系列的にシンプルにまとめて自分の感想を書き込んでください。
③メリハリ、山を掛けることが得意と言う方がいますが不思議な子にはこのような方が多いです。つまりどうして山が当たるのかって問題です。トータル的に物事を判断する能力があるのです。勘で山掛けするのとは意味が違うのです。トータル的に見てここがこの先生の性格なら出すだろう、自分が先生ならこの問題を選択するだろうと考えてしまうのです。大学受験に関しましてはそれを具体的に書いているのが傾向と対策で『赤本』ということになります。勿論その前にセンター試験の傾向を調べる傾向がありますがそう言う前提を踏まえて考えれば自ずと山は当たります。社会人になっても「相手の心を読む」と言うことはそう言う処から来ています。
従って三つの条件を書きましたが本番に強い生徒は特に陰に隠れて強引に勉強はしてはいないはずです。ただやり始めたら一心不乱に追い込んでいます。だから目先の点数を追うのではなく高校の先、大学を見据えた勉強をしているのです。仮にあなたが岐阜高校を目指しているならばそういう仲間と競いたいと思うでしょうか、あるいは誰も行っていない塾で自分のペースでやっているでしょうか・・・。どちらがいいとは言えませんが難しい問題、一気にスパートを一心不乱に頑張るタイプは完全に個別指導向きです。但し、教材は志望高校に合わした問題使用をしてくれるというのが条件になります。その他大勢と一緒の教材で個別ですと言っても始まりません。それなら集団と何ら変わりわないです。単に時代が集団から個別に移行しているから個別と言っているだけでそれは私から言えば個別指導にはならないです。集団授業の小クラスと言う考えの方が正論のような気が致します。
難解な問題をするなら難解な問題を使用してもいい個別指導に行ってください。きっとあなたの心に火を付けることになると思います。明光義塾長良教室&芥見教室は難解な問題大好き人間が沢山見えます。逆に易しい問題もたくさん揃えていますし実際に分からない場合は使用いたします。
ミスは仕方がないのではなく本当の力がついていないのです。現実的にそう言う方にお伝えいたしましょう。記述問題がこれからどんどん出てまいります。うっかりミスでは解答が出来ないのです。それは本当に問題を自分のものにしていないからです。それをうっかりミスだと認めること自体甘いことです。それでは志望校は夢のまた夢になりますし、ミスさえなかったら行けたのにねなんて慰めている塾があるなら問題外で叱り飛ばすぐらいでないといけないと考えています。私ならまずノートをみます。此処にその生徒の全ての秘密があるからです。
ともあれ反省は大事ですがそれは本物の力がついていない証拠です。本番に強い生徒に騙されてはいけません。意外と気楽に話してくれる方が多いのではないでしょうか。但し、あまり勉強していないと答える方がほとんどだと思います。高校生になって火が付いた方は喋ってはくれません。結局は自分で工夫するしかないんです。その為に教室長がいます。インストラクターがいます。勉強を教えるだけなら左程問題にはならないです。目標は高校の先、大学を見据えた勉強をするしかないのです。
<今日の言葉>
『いや、フリーになって親子四人がどうやってメシを食っていこうかと随分心細い思いでした。オレにはこの芝居しかない、しかし、僕は不器用だから、どうしていいかわからない。ともかく、この芝居の台本を百回読もうと決めたんです。長いものなので一回読むと二、三時間はかかる。それでも、朝、起きてまず一回読むんです。そして夜帰って来ると、二時、三時でも、もう一回読んだんです。途中で疲労のあまり台本持ったまま寝てしまうこともありました。講演中もずっと続けたんですよ。二百回ぐらい読んだんじゃないでしょうか』
なべおさみ「俺は何を目指せばいいんだ」
<今週のYouTube>
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