岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室 Akamonゼミナール

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★僕が泣いた日

2018年12月16日 18時10分46秒 | 冬期講習

 ★冬期講習-6

 冬期講習も1週間経ちました。明光義塾の入塾時期はいつでも構わないのです。つまり来たところからがスタートになる訳ですのでこの出発点が集団塾とは違います。
 また受験生は入試前日までが冬期講習になっています。ですから高校生は試験直前まで、中学生は3月の入試前日までとなりロングランになっていることも集団では実行不可能な感じになっています。不安な個所をしっかりすること、高校の予想問題や過去問題も少なくとも5年分は必要かと思いますがそれよりも傾向が分れば苦手なところをじっくり攻めてください。腰を据えて取り組むこと、そして何より大事なことはその後自信を持つことです。このことがどれほど重要なことなのかはその内に分かります。冬期講習は塾内生だけでなく塾外生も受講できます。詳細は http://mm-homepage.com/dozan/  を読んでください。
 
 また本部のHPに長良教室と芥見教室は下記のように書いています。
<長良教室>
https://www.meikogijuku.jp/school/gifu/gifu-shi/S1527/
<芥見教室>
https://www.meikogijuku.jp/school/gifu/gifu-shi/S1280/

 このようになっています。まだ決めていない方、不安な科目のある方は一度教室を覗いてみてください。

 今日は思い出したくない『僕が泣いた日』について書いてみたいと思います。もう日が経ちましたので何故、医大生を中心にした高校生に固執するのか書いてみようと思います。話はもう十数年も前のことです。
 明光義塾は小・中・高の一貫授業をしています。その中で小学校から通い中学になっても塾に通ってくれた彼がいました。高校に入って同じく通ってくれていました。私は自分の教室で補うことが出来ない部分や足りないことは他塾で通って頂いてもいいですといつもお話しています。ですから成績が上がらなければ辞めて他塾に通うことは自然なことでありますし私自身が言っていますので生徒も何の罪悪感もなく高校三年生になると予備校に通うようになる方がほとんどでした。生徒にとって何が一番いいかということを前提に考えているのです。
 
 そんな中である生徒が数学がどうしても成績が上がらないということで予備校に通いたいと言い出しました。私は引き留めはしませんでした。今や他塾の生徒の引き留めは度を越しているほどでありますが当時はそこまでの少子化が目に見えてはいませんでしたので一人、二人と抜けてもそれほどのショックはありませんでしたがある日、辞めると言った生徒が併塾させて欲しいと言って来ました。私はそれでもいいかと思い了解しましたがその成績が上がらない科目を徹底的に分析し講師を含めて総合的に検討をしてみました。10数年も前の話です。

 そんな高校3年生になったらこの塾では対応が出来ないという考え方が変に定着し始める気配を感じましたので大ナタを振るいました。性格的に私は大ナタは振るって骨格を作ることは得意ですが詳細なことになるとどうも苦手な気がします。しかし、そうも言ってはおれませんので高校生を残す、少なくとも併塾までに押さえておきたいという感じがありました。
 予備校では得意な科目はよくわかったそうです。苦手科目は全くついていけないのが実情でその分映像に変えてはどうかとかお話があったようですがその彼はそう言う話を行く前から聞いていたのでしょうか・・・。予備校と併塾を夏前から始めました。そして志望校はほぼ絞り込みC判定からB判定に決めました。第一目標は遠く諦めの境地でしたが数学がセンターで出来れば第一志望校も夢ではなくなる。せめて平均点まではと考えていました。
 
 高校三年生が歯が抜けたように辞めていった頃それが今の自分の塾の力なのかと寂しかったです。しかし、当時講師不足が始まり高校生を指導出来る講師の方が少なくなりましたが運よく医学部の学生を採用することが出来ました。長良教室と芥見教室では多い時には14,15人ほど在籍していたと思います。現在でも少なくても10人は見えるとおもいます。そのことによって『医大生が指導する!』のキャッチフレーズは私どもの代名詞のようになりました。野立て看板やWEBにて随分宣伝をさせて頂きました。そのことによって大幅に塾の体制、雰囲気が変わってきたのです。

 話を戻しましょう。結論から言ってその彼はセンターで数学は65%を確保できました。平均点を少々上回っていたのです。そこで方向は見えてきましたから第一志望校に決めました。駄目なら後期でと二段構えで計画を練ったのですが見事に第一志望校に入ることができました。その時生徒のお母さんからお電話をいただきお礼に伺いますが取りあえずご報告をと言ってくれたのですが・・・。実はここまでは電話で普通の会話だったのですがこの時走馬灯のように辞めていった、塾を出ていった生徒への悔しさが一気に私の心に蘇ってきました。恥ずかしくも号泣して電話でお話が出来る状態ではなかったのです。「先生、大丈夫ですか?」と逆に心配され私は過呼吸の様になり涙がボロボロと流れて喋ることが出来なかったのです。
 
 塾を去って行った生徒を責めるわけにはいきません。私が自ら進めたのだし金額にしても塾代を二つも出すのは非常にご家庭にご負担をかけることになります。ですからいつも私は言っていることに「他人を責めない」、それは必ずブーメランのように返ってくるのです。塾の成績が悪い時は講師のせいだとしてもそう言う環境にしている私に責任があるのですから。ですから舵を楽な方に切るのではなく強いものから逃げるないということです。今日16日の岐阜新聞に星稜高校の監督で現在名誉監督「松井秀喜」を擁して甲子園に行った名監督ですがその監督が
「花より花を咲かせる土になれ」といったそうです。この言葉は松井選手から何度も聞いていますが将にそうだと思います。広陵高校の中井哲之監督は
『「万年補欠で3年間ボール拾っていました」と胸を張って言えるような子供を作りたい』と言っています。

 それから私は本格的に自分の過ちに気付き大学受験に対して猛烈に骨格造りに励みました。協力してくれた医大生はもう立派な医者になっています。今や塾業界は少子化のせいで再編成がなされているようです。明光義塾はどう進むのかは分かりませんが私は競争の激しい小・中学生を中心に高校生に今以上のものを築いていこうと考えています。もしかしたらこの体制つくりが私の最後の戦いかも知れません。現在明光義塾本部でも進めているのでしょうが私自身もAIを取り入れるような考えを進行させています。このことは年内にはある程度予測はつくのでしょうが問題は高校生をしっかり充実させることだと考えています。毎年岐阜高校、岐阜北高校や国公立に送り出していくことは至難の業ではありますが毎年それなりにHPに実績を書いていますが新たに心誠に頑張って行こうと思います。
『百術不如一誠』 「ひゃくじつはいっせいにしかず」と読みます。百の術策も一つの誠意には及ばないという意味だそうです。ただひたすら自分の信じる道を歩いていきたいと思います。

 十数年前に私が保護者の電話口で号泣したことは今まで言いたくなかったものですから敢えて言わなかったのですが、しかし言わざる得ない時期が来たものですからカミングアウト致しました。ですから今年もすでに大学が決まった方が見えますが兎に角精一杯悔しさをバネに頑張るしかありません。去って行った生徒には本当に当時は申し訳なかったと思っていますがその経験を心の糧として頑張って行こうと考えています。

 年が明けると中学受験、1月19日にはセンター試験、3月7日には高校入試となっています。全員第一目標に向けて頑張っていきます。また新しく入塾を考えて見えられる方は是非来るのは来年1月からでもいいのですから来てください。すでにまだ入試前ですが中学3年生で他塾に行っている方や郡上の高校生からも頂いています。今通っている塾の方に相談したのですかと言いますとあまり親身になってくれないと言ってはいますがネットから発信される私の信念と言いますか塾造りの構成の中で共生をして進んでいきたいと考えています。冬期講習まだ長良教室&芥見教室は入れます!

<今日の言葉>
『為せば成る為さねばならぬ成る業を成りぬと捨つる人のはかなき』
                        武田信玄

<今週のYouTube>
鈴木一平の『水鏡』を選びました。こういう時もあったかな・・・遠い時代ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=OMZQXFdohP4

冬期講習受付中!
今なら90分授業4回無料、ご兄弟姉妹、お友達同時入会7回無料

<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170


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