岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室 Akamonゼミナール

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★勝者と敗者

2021年07月25日 16時09分24秒 | 学習塾

★自信と過信

 夏期講習も始まり1週間が経過しました。その間オリンピックも始まり毎朝楽しみにしていたMLBの大谷選手の活躍が見れなくてTV離れの自分は益々孤立していきます。オリンピックで内村選手の鉄棒からの落下、三宅選手の引退ともとれる発言。ここに勝負の世界がありました。勝者がいて敗者がいる。勝者に拍手を送るものもいれば敗者に送るものも見えます。感動は人間の魂を動かす力を持っている。例えば野球で9回の裏、二死満塁で得点は2:4で2点差の場合に凡フライを打者が打ち上げて誰もが試合が終了したと思った瞬間太陽が目に入り簡単な凡フライが取れなくて落球をしてしまい走者一掃で5:4でサヨナラ試合となってしまった。そういうドラマティックな試合を見てことがあります。問題は勝利に酔いしれて指を青空に向けて人差し指を突き上げる姿は確かに努力が報われたのですから嬉しいでしょう。しかし、落球した選手はどうでしょうか。舞台は甲子園球場夏の大会の事でした。落球した選手の将来に傷、悔しさ、汚点が残ります。正々堂々とすればいいのですがやはり心の傷は残りますが自信と過信が生んだ敗者の美学はここにあります。

 私はこの試合で勝者よりも落球をした選手に感動を覚えます。他者性カタルシスは何と表現すればいいのでしょうか。勝者は喜び感動を与えてくれる。しかし、敗者にもそれ以上の感動を我々は貰っていると思います。この他者性をもしも抹殺してしまったらどうなるのでしょうか。その人の人生はどうなるのだろうかとつい考えてしまいます。

 生徒の皆さんもこれから受験シーズンに入っていきます。もうすでに夏期講習が始まっていますので勝者に向けて頑張っていると思います。受験に敗者は不要です。勝者の基準は第一志望校ということになりますがただあまりにも夢を見ている方の多いことが分かります。何故でしょうか・・・。結論から言えば自分の立ち位置が理解していないからです。ですから苦手科目をどんどんすればいいのですが塾によってはかなり様相が異なります。私は集団塾はあまり知りませんし集団塾というか塾さえ行ったことがありませんのでよく分かりません。その分私は家庭教師についていましたので確かに他の学生よりかは恵まれていたのかもしれません。この話はまた後日として個別指導の塾ではどのような塾があるでしょうか。私ども明光義塾では1:2~3が基本です。どちらかが休めば1:1もありですが費用は変わりません。特殊なことは別として通常は授業は私どもはコマと言っていますがタームと言ったり何回とか言ったり様々ですがこのことはあまり意味はありません。授業の時間は私どもは90分授業ですが80分授業が多いです。85分授業の処もあります。これは費用を安く表現するための工夫かと思いますが、その授業の中身については全く異なります。明光義塾と言えども教室ごとに、極論を言えば教室長次第で非常に流行っている処やあまり集客のないところもあります。明光義塾だけではありません。他の他塾も同じです。これは集団も個別も全く同じ傾向があります。従てあの塾はいいからこの教室もいいはずだと思うのは少し早合点だと思います。此処では集団塾については今回は外して個別指導についてお話ししますとFCの塾はたくさんあります。ほとんど個別指導の塾はそうだと思っても構いませんし、タブレット中心にやっている塾も多分に同じ傾向があります。問題はここからですが90分の授業をどう指導するのかということです。つまり完全に対面式で90分指導していくのかどうか、そこが問題です。先日私の教室を入会辞退された方が見えましたが理由を聞いたら2科目教えてくれるからという理由でした。この塾は小学生の発想です。90分が長いので科目を変えて持たせているというもので私どもでやっていますが90分で2科目と言いますと1科目45分ですがそれでは答え合わせで終わってしまいます。ましてこれに宿題や通常授業の〇付けを自分でするとなるともう悲惨というしかないですし実際授業の形をとっていますが成績はあまり期待が出来ないと考えた方がいいです。概ね塾の使用している教材をみれば生徒の質が理解できます。
「私どもの生徒には400点以上の子はいません」と言って驚いて私どもに走りこんできた方も見えます。その方は何とか400点は欲しいと思い塾を決断したのですが見えないと言われたとたんに帰って来たそうです。実際「勉強を教えない塾」というキャッチフレーズの塾もありますからそういう質の生徒を集めているのではないかと思います。しかし、45分で個別指導をして残りもう1科目は映像でとなりますとこれは1:6のスタイルの変形です。旨く考えていますがよく考えてください。45分1科目でしたら50分1科目の集団塾の方が100%効果がありあますし成績は間違いなしに上がります。
 チラシに100点UPとか学年順位200番から80番に急上昇なんてチラシに書いているのは非常に不自然ですし人間の心理状態を巧く利用しただけのことです。試験の結果が出ていないのに〇〇中何点UPと書いてあるのには笑いましたが、仮に百歩譲ってそうだとしてもそういう感じで授業を進めるのであれば成績は正直そう期待は出来ないです。いつも言うように勉強は1人でやるものなのです。答えの解説を見て考えながら解いていく「知の力」が大事なのです。これが応用力に繋がります。教材には必ずポイントが書かれてあります。このポイントが問題なのです。
「学校で習っている?」
「習っています」
「じゃあ、この問題から始めてください」

この様な会話があったとしたらそれは400点以上確保できている生徒でしょう。大方の生徒はそこまで行かないのですからしっかり説明をする必要があります。基本無くして応用は出来ません。基本の積み重ね、基本の組合わせで応用力や実力が付くのですからまずはその辺をしっかり考えてみる必要があります。
これから受験シーズンに入りますが夏期講習で何をしたらいいのかよく分からないという生徒が見えます。特に高校生に「えっ?」と思うような感じの生徒が見えますがまずは夏休みは基本を固めてください。難しい問題は後回しでいいですから苦手克服です。そのためには自分の立ち位置を学年は別として知っておく必要があるのです。私どもは中学1年生から志望校を5校から6校判定をしています。この偏差値は http://mm-homepage.com/dozan/
「志望校判定模試」を参照ください。

物事には勝者と敗者がいます。表があれば裏があるように両面あるのです。「両刃の剣」という言葉がありますが紙一重なのです。基本が出来なければ将に「砂上の楼閣」になってしまいます。
この様に塾も色々です。友人がいるからとか、いないからいいとかそれも選択肢の一つということかもしれませんが兎に角はこのように質問をしてください。
「お宅の塾は問題の〇付けは誰がするのですか?」
これだけ聞けばお判りでしょう。もう集団塾と同様だということです。
 最後に高校生についてお話をして置きますがこの夏休み非常に大事です。受験生は当然ですが高校1年生や2年生は特に今は大事な時期です。大袈裟に言えば人生の岐路に立っていると断言してもいいいぐらいです。学力のある人ほど塾通いしています。「どうせ俺は何処かの大学にはいればいいさ」と考えるのでしたらそれもいいでしょうしそういう考えの方がいても不思議ではありません。しかし、いい大学に入ろうとするならばやはり無理は必要です。正直な答えです。
敗者でなく勝者になりましょう。凡フライは落球をせずに捕りましょう。ゴールはもう目の前です。

<今日の言葉>
「いいですか、いくらのろくても構いませんよ。大切なことはね、何時でも前を向いて自分の足で自分の道を歩くことですよ」
           相田みつお

JUJU 『奏(かなで)』MusicVide

夏期講習締め切り 7/28
無料体験実施中
<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170


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