わたしひとり生きるって
やっかいだね~
わたしもひとだから
人って生きるのやっかいだね~
ばばになったら
仏の道に入りたいと思っていたことを
今また思い出したよ
子どもの頃は教会に行ったよ
とてもすてきな教会だった
天井が高くて
牧師さんは日本人で
おじさんだったけど
平和なお顔をしておられた
オルガンがあって
歌を歌った
でも小学校3年生で行かなくなったよ
家の近くにはいっぱいお寺があって
れんじょう寺というところでそろばんをならったよ
だいねん寺というところには横穴があって
あとで、古墳って分かったけど
よく友達とそこへ入って遊んだよ
かんのん寺というところでは
地面に絵を描いて遊んだ
教会よりお寺が好きになったのは中学卒業したころかな~
時代劇を親がよくつれていった
そこで、女のお坊さんが尼さんと呼ばれていることを知って
尼さんになりたいなと思ったのは高校卒業のころかな~
それから時々尼さんになりたくなった
そして今夜またふと尼さんになりたいと思った
お釈迦さまのように
座禅を組んだり
托鉢に歩いたりしたくなったよ
今急に思うことではなくて
ずっとずっと前から
少女の頃から思ってきたことだった
朝鮮の方々の200年の平和を崩して襲った倭寇という人々
遠い遠い昔から山賊がいたり海賊がいたり
ヤマタのオロチがいたり、
鬼が島の鬼がいたり
日本には悪者がわんさかいた
そんな悪者の仲間が倭寇という海賊で一般人とは違うように思っていたけど
それは間違いだった
戦争という大義名分に誘われた
人間の殺戮
戦争という残酷な悲劇の中で強奪が行なわれた
今日は生きていることがありがたくて
仕事もあることがありがたくて
涙が出そうになって
赤い目をしてるよといわれたりした
仕事を終わらすのはなかなかできなくて
やっかいなこと多いけど
今日は無事終わって
明日になって
また終わって
また明日が来る