雅子さま医師団の見解
共同通信社 12月9日(金) 配信
皇太子妃雅子さまの医師団が発表した見解(要旨)は次の通り。
雅子さまは皇太子さまの支えを受けながら懸命に努力され、ゆっくりとではありますが、着実に快復されてこられました。しかしながら今なお心身の状態の波が続き、そのため引き続き治療を必要とする状況です。
そうした中で昨年3月以来、愛子さまの学校での問題の対応に懸命に取り組んできました。通学にかかわる問題は良い方向に向かうようになっており、付き添いなしの通学ができる日々が出てくるようになりました。
東日本大震災の際には、災害の大きさに非常に心を痛め、被災者に寄せる思いを強く持ち、さまざまな工夫をして体調を整えながら、被災地をお見舞いのため訪問しました。体調の波がありながらも頑張って訪問がかなったことは、医師団としては着実な快復の兆候だったと受け止めました。
最近週刊誌を中心として、さまざまな活動に懸命に取り組む雅子さまの努力を否定するかのような、悪意とも取れる誤った情報に基づく報道が、関係者とされる人物の発言の引用を含めてなされていること、そしてそのことに雅子さまが心を痛めていることへの強い懸念を表明します。
心のケアが重要な社会的課題になっている中、このような心ない報道が平然と繰り返されている現状に、専門家として憤りを覚えるものであり、この状況が改善されない限り順調な快復は望めないと考えております。
いまだ病気治療中であり、快復に向けて力を尽くしていることを理解し、温かく見守っていただきますよう重ねてお願い申し上げます。
共同通信社 12月9日(金) 配信
皇太子妃雅子さまの医師団が発表した見解(要旨)は次の通り。
雅子さまは皇太子さまの支えを受けながら懸命に努力され、ゆっくりとではありますが、着実に快復されてこられました。しかしながら今なお心身の状態の波が続き、そのため引き続き治療を必要とする状況です。
そうした中で昨年3月以来、愛子さまの学校での問題の対応に懸命に取り組んできました。通学にかかわる問題は良い方向に向かうようになっており、付き添いなしの通学ができる日々が出てくるようになりました。
東日本大震災の際には、災害の大きさに非常に心を痛め、被災者に寄せる思いを強く持ち、さまざまな工夫をして体調を整えながら、被災地をお見舞いのため訪問しました。体調の波がありながらも頑張って訪問がかなったことは、医師団としては着実な快復の兆候だったと受け止めました。
最近週刊誌を中心として、さまざまな活動に懸命に取り組む雅子さまの努力を否定するかのような、悪意とも取れる誤った情報に基づく報道が、関係者とされる人物の発言の引用を含めてなされていること、そしてそのことに雅子さまが心を痛めていることへの強い懸念を表明します。
心のケアが重要な社会的課題になっている中、このような心ない報道が平然と繰り返されている現状に、専門家として憤りを覚えるものであり、この状況が改善されない限り順調な快復は望めないと考えております。
いまだ病気治療中であり、快復に向けて力を尽くしていることを理解し、温かく見守っていただきますよう重ねてお願い申し上げます。