日々

穏やかな日々を

ドウダンツツジが満開

2018年04月17日 23時54分59秒 | 草花
お家のスズラン
今年はドウダンツツジが超満開
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気をつけないといけない危険な頭痛 岡山中央病院脳神経外科科長 平野一宏

2018年04月17日 22時38分06秒 | 医療情報
気をつけないといけない危険な頭痛 岡山中央病院脳神経外科科長 平野一宏
2018年4月17日 (火)配信山陽新聞

 今回は、気をつけないといけない危険な頭痛をテーマにお話しします。まず働き盛りの年代を襲い、命に関わる頭痛であるくも膜下出血についてです。
 ●「経験したことがない突然の激しい頭痛」=くも膜下出血
 「急に頭が痛くなり、思わず時計を見たら○時○分○秒でした」「誰かに後ろ頭をハンマーで殴られたと思い、振り返ったが誰もいなかった」―などと患者さんがおっしゃいます。このように、突然、雷が落ちたみたいに起こり、1分未満でピークに達する強い頭痛を雷鳴(らいめい)頭痛と言います。
 通常、吐き気や嘔吐(おうと)も起こり、頭痛のために何もできなくなってしまいます。いわゆる頭痛持ちの患者さんでも、いつもの頭痛と同じかどうか尋ねると、「いつもの頭痛と全然違う!」と言われます。
 雷鳴頭痛の患者さんが受診されたら、直ちに頭部CTを行います。雷鳴頭痛の多くが、脳動脈瘤(どうみゃくりゅう)が破裂したことで起こるくも膜下出血だからです。
 一度破裂した脳動脈瘤は自然治癒や薬物治療での改善は期待できず、クリッピング手術か脳血管内治療を行わなければなりません。CT画像でくも膜下腔(くう)という脳の隙間に出血がみられたら、安静にしていただき、注射で血圧管理を始めます。破裂した脳動脈瘤がどこにあるのか、どのような治療を選択するかを考えながら、さらに検査を進めます。
 ●「ズキンズキン、脈打つように痛む」=脳動脈解離
 患者さんが「急に片方の後頭部がズキンズキン痛みだした」と言われ、それが脈打つような痛みであれば脳動脈解離を疑います。動脈解離とは、内膜、中膜、外膜の3層になっている動脈の壁のうち、一番内側の内膜に傷ができ、その傷から血液が血管の壁の中に入り込む状態です。私は「血管の壁が裂けた」と説明しています。
 内膜と中膜の間が裂けると、血液の通り道が狭くなって脳梗塞が起きたり、中膜と外膜の間では、血液が動脈周囲に漏れ出してくも膜下出血になったりする場合があります。頭痛とともに注意が必要です。
 検査は、頭部MRI、脳血管撮影の他に、造影CTを行い、血管の立体画像を構成する3D―CTAもあります。脳動脈壁内に入り込んだ血液が見えたり、動脈が細くなったり、蛇が卵をのみ込んだみたいな瘤(こぶ)のできた動脈が見られれば、脳動脈解離と診断します。
 脳動脈解離の患者さんは約半数に高血圧があり、症状が頭痛だけの場合は鎮痛薬を処方し、血圧を管理することが治療の中心になります。
 ●「頭痛がだんだん強くなる」「動くと頭痛が強くなる」=髄膜炎
 「風邪をひいた後、頭痛がだんだん強くなる」「体を動かすと頭痛が強くなるので動けない」―と言われる患者さんに、発熱や、後ろ首の筋肉が硬くなる項部硬直(こうぶこうちょく)という兆候がみられると、髄膜炎を疑います。
 髄膜炎には、細菌性とウイルス性があります。細菌性髄膜炎は重症化すると意識障害やけいれんを起こし命に関わります。髄膜炎を疑った場合はすぐ髄液検査を行います。
 細菌性髄膜炎の場合、安静を保ち、解熱鎮痛薬、抗菌薬やステロイドホルモンの点滴で治療します。ウイルス性髄膜炎は安静にして鎮痛薬を処方します。
 ●「頭痛がどんどん強くなる」=脳静脈洞血栓症
 脳静脈洞血栓症は、多くみられる病気ではありませんが、意識障害や麻痺(まひ)、けいれんを伴うこともあります。「頭痛がどんどん強くなり、吐き気も出てきた」と言われる患者さんが受診されたら、経口避妊薬などの内服薬を服用していないか確認した上で、頭部CTやMRI検査を行います。血栓で閉塞(へいそく)した静脈洞がみられたら、抗凝固薬で治療を開始します。
 このように、命に関わる注意しないといけない頭痛の特徴は、「突然起こる」ことと「いつもと違う強い痛み」です。次回は頭部外傷についてです。
     ◇
 岡山中央病院(086―252―3221)
 ひらの・かずひろ 川崎医科大学付属高校、川崎医科大学卒。川崎医科大学付属病院勤務を経て、2014年に岡山中央病院脳神経外科へ赴任。日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医。
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血管成長促し皮膚修復 京大開発、国が製造承認

2018年04月17日 22時33分31秒 | 医療情報
血管成長促し皮膚修復 京大開発、国が製造承認
2018年4月17日 (火)配信共同通信社

 血管の形成を促して、皮膚を早期、効果的に修復できる新しい人工皮膚「ペルナック Gプラス」を京都大のチームが開発し、国の製造承認を受けたと16日発表した。
 やけどやけがで皮膚を失った人や、糖尿病性潰瘍で皮膚が欠損した患者らが対象で、来年1月から本格的に発売を開始する予定。
 人工皮膚はコラーゲン、ゼラチンなどでできたシートで、血管の成長を促すタンパク質を含んだ液を使用前に散布する。
 皮膚の欠損部に合わせて貼り付けると、タンパク質が1週間ほどかけて少しずつ患部に作用し、血流を再開、活発化させて皮膚修復を促進する。
 肌着大手グンゼとの共同開発で医療機器としての承認は10日付。2010~12年に現場の医師が主体となって進める「医師主導治験」を京大病院で実施し、30~80代の男女17人に使用して約1カ月間、有効性や安全性を確かめた。
 7種類のサイズがあり、価格は約5千~約21万円。保険適用で原則3割が自己負担となる。
 現在は関西医大に所属するチームの森本尚樹(もりもと・なおき)准教授(形成外科)は「治療の選択肢が広がる」と話している。
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高校生肥満、初調査へ 県教委、県南と沿岸南部の1800人

2018年04月17日 22時32分14秒 | 地域
高校生肥満、初調査へ 県教委、県南と沿岸南部の1800人
2018年4月17日 (火)配信岩手日報

 県教委は2018年度、高校生の肥満状況に関する調査を初めて実施する。対象は県南と沿岸南部の県立高3年生計1800人で、身体測定のほか運動や食事などの生活習慣を聞き取りして、背景を分析する。本県生徒の肥満傾向児の出現率は全国でも高く、年度内に結果をまとめて予防策に役立てる。
 調査は胆江地区(奥州市、金ケ崎町)と釜石・気仙地区(5市町)の各7校900人が対象。県内高校3年生の15・7%に当たる。
 新学期の身体測定に合わせて体脂肪率なども含めてデータを収集。このほか、質問用紙を配り、運動や食事の状況、携帯電話の利用時間など生活習慣について聞き取る。
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大脳半球間裂発生源のてんかん 脳波パターンの特徴発見

2018年04月17日 22時30分55秒 | 医療情報
大脳半球間裂発生源のてんかん 脳波パターンの特徴発見
2018年4月17日 (火)配信静岡新聞

 聖隷浜松病院てんかんセンター(浜松市中区)の臨床検査技師西村光代さん(48)が、左右の大脳半球間の溝「大脳半球間裂」から起こるてんかん発作に特徴的な脳波パターンがあることを発見した。研究論文がこのほど、米国の医学誌に掲載された。西村さんは「脳波パターンから、てんかん発作の発生源を大脳半球間裂と推定できる。外科治療が不可能とされてきた難治てんかん患者の治療が期待される」と話す。
 てんかんの治療は、頭皮上に電極を置く脳波検査で発作の発生源を調べることから始める。頭皮脳波の結果を基に、頭蓋内に置く電極の部位を決め、正確な発生源を特定して切除範囲などを決定する。西村さんによると、大脳半球間裂を発生源とするてんかんは、これまで特有の発作時脳波の報告がなかった。発生源が特定できない難治てんかん患者の中には、大脳半球間裂を発生源とする発作を持つ患者が多くいる可能性があるという。
 西村さんは、発見した脳波パターンを「3段階脳波」と名付けた。第1段階で周波数14ヘルツ以上の速い波が出現し、第2段階で波が静かになった後、第3段階で徐々に波が高くなる。研究は、患者36人の193回の発作を解析した。そのうち大脳半球間裂を発生源に含む10人中9人から、3段階脳波が見られた。
 同センターでは、3段階脳波に基づいて14人の患者に大脳半球間裂面の発生源を切除する手術を行い、11人の患者が発作の消失または軽減につながった。軽減しなかった患者は、後遺症が生じる恐れから発生源の全てを切除しきれなかったことなどが要因とみられる。
 日本てんかん学会の理事を務める中里信和東北大教授は「実際の診療に応用できる素晴らしい研究。(発見した)脳波を基により確立の高い状態で手術が可能になる」と評価する。
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けがや病気は招かないでね 医療ビル前に招き猫

2018年04月17日 22時28分27秒 | 地域
けがや病気は招かないでね 医療ビル前に招き猫
2018年4月17日 (火)配信神戸新聞

 JR加古川駅から北へ徒歩3分。歯科や皮膚科など7医療機関が入る「医療ビルおいしゃさん」(兵庫県加古川市加古川町篠原町)の前には、大人の身長くらいの招き猫がたたずむ。
 ビルを所有する不動産会社代表の田中茂さん(62)が、17年前に高砂市内の石材店で見つけた猫だそうだ。
 「こんなん誰が買うんやろうと、捨て猫を拾うような気持ちで何となく買って置いてみた」と田中さん。ここは空き地だったといい、その日以来、愛らしい笑顔で利用者を迎えている。
 血圧の薬をもらうため、毎月ビルを訪れるという主婦(76)に猫の印象を聞くと、「かわいいけど、できれば招いてほしくないよねえ」と苦笑い。
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病院職員に防刃チョッキ 豪当局、暴力行為に対応

2018年04月17日 22時26分48秒 | 行政
病院職員に防刃チョッキ 豪当局、暴力行為に対応
2018年4月17日 (火)配信共同通信社

 【シドニー新華社=共同】オーストラリア西部ウエスタンオーストラリア州の保健当局は15日、医療機関での暴力行為から職員らを保護するため、防刃チョッキを配布すると発表した。
 今後3年間で約2500人の最前線の病院職員や警備担当者を対象に、無線の警報装置付きのチョッキ約250着を提供する。そのために約220万豪ドル(約1億8300万円)の予算支出を承認した。
 2016年から17年にかけ、医療機関での暴力行為や薬物中毒患者による暴行事件は1万1千件以上に上ったという。
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精子発見、AIが手助け 不妊治療、人力作業の負担軽減

2018年04月17日 22時25分37秒 | 医療情報
精子発見、AIが手助け 不妊治療、人力作業の負担軽減
2018年4月17日 (火)配信朝日新聞

 男性の不妊治療で、人工知能(AI)を使って精子を見つける支援システムを開発したと、横浜市立大と横浜国立大のチームが、京都市で19日から始まる日本泌尿器科学会で発表する。体外受精が増えるなか、培養士の負担を軽減し、精子の見落とし防止につながる可能性があるという。
 不妊の原因の半数は男性が関係するとされている。このうち、精液中に精子がない「無精子症」の場合、医師が精巣にメスを入れ、取り出した組織のなかから、培養士が精子を探し出す必要がある。精子が見つかりにくい場合は、2~3人がかりで数時間、探し続けることもあるという。
 横浜市立大付属市民総合医療センターを受診した患者の同意を得て、精巣組織に含まれる精子や白血球などが混在する顕微鏡映像を利用。培養士が精子約8千個、白血球など約2万5千個に分類した後、機械学習などが専門の横浜国立大の濱上知樹教授と大学院生の佐々木勇人さんらがAIに学習させた。
 その結果、AIが精子とそれ以外の細胞を見分け、精子の可能性のある場所を囲んで知らせるシステムの開発に成功した。精子の見落としを極力避けるため、精子と形が似た細胞もある程度、検出するように設計。精度を上げると、ほかの細胞が混じる割合も高くなるため、たとえば「精子を99%見落とさない」と設定すると、AIが示したうち、約半分はほかの細胞も入り込むという。この情報をもとに、培養士が治療に使う精子を決定する。
 同センターの湯村寧・生殖医療センター部長(泌尿器科)は「このシステムが医療現場で使えるようになれば、時間がかかる培養士の作業の手助けとなる」と話す。(合田禄)
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新潟・米山知事、辞職表明見送り「整理する時間ほしい」

2018年04月17日 22時22分50秒 | 行政
新潟・米山知事、辞職表明見送り「整理する時間ほしい」
2018年4月17日 (火)配信朝日新聞

 新潟県の米山隆一知事(50)は17日、県庁で記者会見し、進退について「きょうは結論は出ていません」と話した。自身の女性問題について、15日に週刊文春の取材を受け、周辺に辞職の意向を伝えていたが、会見では表明を見送った。
 米山氏は会見で「いろんなことを進めたい気持ちはあるが、ここ2、3日、県政が空転して多くの人にいろんな労力を払わせてしまっている。知事は太陽であるべきで、かげってはいけない」と話した。進退について問われると「決断はするが、1、2日、整理する時間を少しもらいたい」と涙ながらに語った。女性問題の存在を認め、知事就任後も続いていたことを明らかにした。
 関係者によると、過去に知り合った女性との関係をめぐる内容を週刊文春が近く報道するとみられる。こうした動きを受け、支援する立場の共産、社民、自由各党の関係者らは16日夕、新潟市内で会合を開いて対応を協議。出席者によると、辞任を求めることで一致し、米山氏に伝えたという。
 米山氏は公務の予定がなかった16日は登庁せず、17日に予定されていた新潟市長らとの会議や幹部への辞令交付などすべての公務をキャンセルしていた。
 米山氏は民進党の衆院新潟5区総支部長だった2016年、3期務めた泉田裕彦前知事(55)の知事選不出馬表明を受け、民進党を離党して立候補。共産、社民などの推薦で、自民、公明推薦候補らを破って初当選した。東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)の再稼働に慎重なスタンスを示し、県独自に福島第一原発事故などの検証作業を進めていた。
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東海3県で盗み繰り返す 80件超、2400万円被害

2018年04月17日 00時39分25秒 | 事故事件訴訟
東海3県で盗み繰り返す 80件超、2400万円被害
2018年4月16日 (月)配信共同通信社

 医療機関に侵入して窃盗を繰り返したとして、岐阜、三重両県警の合同捜査本部は13日、窃盗などの疑いで名古屋市西区、建設業浅野功憲(あさの・よしのり)容疑者(35)=窃盗罪などで起訴=を追送検した。岐阜、愛知、三重の3県で計84件、約2400万円の被害を確認したとしている。
 追送検容疑は、2014年4月~18年2月、3県で医療機関への侵入を繰り返し、現金や金庫を盗んだ疑い。比較的セキュリティーの甘い開業医を狙っていたという。
 捜査本部は2月、愛知県東海市のクリニックに侵入したとして、窃盗未遂などの疑いで浅野容疑者と元妻(35)=不起訴=を逮捕。浅野容疑者の供述から、他の被害を確認した。
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群大研究グループ コレステロール調節で新発見 新薬の開発期待

2018年04月17日 00時37分33秒 | 地域
群大研究グループ コレステロール調節で新発見 新薬の開発期待
2018年4月16日 (月)配信上毛新聞

 体内の悪玉コレステロールの濃度調節に関わるタンパク質が見つかったと、群馬大生体調節研究所の佐藤健教授、三枝慶子研究員らの研究グループが13日までに発表した。脂質異常症の原因解明や、コレステロールを調節する薬の開発に役立つ可能性がある。
 佐藤教授によると、コレステロールの増減は血中で脂質を運搬する「リポタンパク質」が関わっていることが知られている。ただ、リポタンパク質がどのような仕組みで分泌されるか分かっていなかった。
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窃盗の准教授、懲戒解雇 福井大

2018年04月17日 00時34分30秒 | 地域
窃盗の准教授、懲戒解雇 福井大
2018年4月16日 (月)配信共同通信社

 福井大(福井市)は13日、同僚医師の現金や医学書を盗んだ窃盗などの罪で有罪判決を受けた医学部の小林茂(こばやし・しげる)准教授(60)=大阪府茨木市=を懲戒解雇処分にした。
 福井大などによると、准教授は昨年の3月から4月にかけて、不正に入手したマスターキーを使って医学部の講師室に計3回侵入、現金1万円や医学書、カメラなどを盗んだ。昨年4月に窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕され、今月10日に福井地裁で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。
 福井大病院の腰地孝昭(こしじ・たかあき)病院長は「心からおわび申し上げ、再発防止に努める」とコメントした。
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赤ちゃんポストの国際シンポ…熊本で開催

2018年04月17日 00時30分04秒 | 地域
赤ちゃんポストの国際シンポ…熊本で開催
2018年4月16日 (月)配信読売新聞

 親が養育できない子を託せる「赤ちゃんポスト」をテーマにした国際シンポジウムが14日、熊本市中央区の市民会館シアーズホーム夢ホールで始まった。生命科学に関する国内外の研究者らが主催し、日本を含め11か国の赤ちゃんポストの運営者や研究者が、遺棄児の問題や、医療機関で仮名で出産できる「内密出産」について意見を交わした。
 日本で唯一の赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を運営する慈恵病院(熊本市)の蓮田健副院長は、母親は仮名で出産し、子どもが16歳になると生みの親の情報を閲覧できるドイツの制度を紹介。「自宅などでの危険な出産を避け、子の出自を知る権利を保護できる。日本に合った制度を考えるべきでは」と訴えた。
 シンポジウムの会長を務める同病院の蓮田太二理事長は「国によって赤ちゃんポストの運営方法は異なるが、『子の生きる権利を守る』というのが共通する思い」と述べた。
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