特殊詐欺被害を防止 コンビニ店長など4人が表彰
高齢者が電子マネーの購入方法を尋ねてきたのを不審に思い、警察に通報して特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、出雲市のコンビニの店長など、4人が警察から表彰されました。
表彰されたのは、ローソン出雲荒茅店の糸賀里恵店長と、ファミリーマートJAいずも湖陵店の店員3人で、21日は出雲警察署の松本好尚署長から感謝状が手渡されました。
2つの店舗ではいずれも先月、店を訪れた高齢の男性から「電子マネーの買い方を教えてほしい」と言われ、不審に思って事情をきいところ、パソコンの画面に突然、警告画面が表示されたとか、3000円払えば、60万円もらえるなどと話したことから、警察に通報し、被害を未然に防いだということです。
警察によりますと、県内の特殊詐欺の被害件数はことしに入って先月末までに14件と前の年の同じ時期に比べて2件増えていて、このうち9件は高齢者が被害に遭っているということです。
糸賀さんは「ふだんからみんなで詐欺には気をつけていますが、なによりお年寄りの方が被害に遭われなかったのがよかったです」と話していました。
出雲警察署の松本好尚署長は、「被害を防いでいただいて感謝しております。警察も協力してこういった特殊詐欺を防いでいきたい」と話していました。
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