おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

おひな様と「がんどうち」

2022年02月23日 | なんだりかんだり
コロナコロナの毎日。
あらゆる行事が中止になりつまらない毎日。気持ちがパーッとしない。

少しでも気分が晴れるようにと3年ぶりに娘のおひな様を出した。お雛様は毎年春の風に当てる様にと母から言われていたがサボってた。
さすがに七段飾りは面倒なので内裏雛だけ飾る。
これだけでも春が来た気分。
明日は桃の花でも買って来よう!


因みに七段飾りはこれ。
内裏雛だけ残して処分しようと考えている。



一昨年、道中庵のひな祭りに行ったら私のお雛様と同じようなのがあった。
私のはこんなに豪華ではないが一応、御殿飾りだった。


お雛様は実家を建て替えて時に出てきたのを貰ってきた。
御殿や階段、欄干、台など部品は無くなっていた。

子供の頃は大きなおひな様だと思っていたのにとても小さい。
人形は内裏雛・三人官女・右大臣左大臣の7体だけ。
五人囃子や足軽は最初から無い。

隣のアキちゃんちのお雛様は私のとは違ってた。
30センチくらいある形も様々で可愛くもない変な人形だった。
それは「土雛」という物だと大人になってから知った。
子供の頃は少し怖くて「何だこれ、変なの」と思ってた…

岐阜の美濃地方ではひな祭りの日には「がんどうち」という風習があった。
今もあるかどうかはわからないが。。。

子供たちは学校から帰ると「がんどうちに行こう!」と友達と連れ立って近所の家を回った。
「おひな様見せて!」と言って他所の家を尋ねるのだ。
するとその家ではおひな様を見せた後、子供達にお菓子をくれるのである。
今で言うハロウィンみたいものだ。
あちこちの家を回ってお菓子を集めたものだ。
日本が貧しい時代だから貰ったお菓子は貴重だった。

今日は何故かそんな昔を思い出した。




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