封人の家の近くにある「境田分水嶺」
分水嶺というと峠にあるというイメージだがここは平地にある。
沢の水が片方は最上川となって日本海に流れ、もう一方は江合川となり太平洋に注ぐ。
境界線上に2枚の葉っぱを置くと1枚は太平洋へ、もう1枚は日本海側に流れていった。
分水嶺のすぐそばに境田という無人駅がある。
私は2度ここを訪れている。
のんびりするのだが未だ電車が通るのを見た事がない。
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蚤虱馬の尿する枕もと
いわずと知れた松尾芭蕉の句である。
芭蕉はよほど貧しいあばらやに泊めてもらったのだと今まで思っていた。
ところが、この家は庄屋である。
ちゃんと座敷に泊めてもらっておいて何だこの句は!
と、思ってしまうのは私だけ?
とても広い立派な家である。
座敷や板の間から土間をはさんで馬屋が確かにある。
昔の家は人と馬が同じ屋根の下で生活していたようだ。
囲炉裏に . . . 本文を読む
閉業
紅葉見物の人でごった返す鳴子峡に近い中山平温泉。
かの有名な琢秀のすぐ隣にある小さな旅館である。
中山平で一番のトロトロ湯だというので訪れた。
駐車場に車がいっぱいの琢秀に比べここには1台しか止まっていない。
ラッキー!!!
民宿のような2階建ての宿。
人のよさそうなおばさんがスリッパをそろえてくれる。
また、人のよさそうなご主人がお風呂の場所を案内してくれる。
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北海道旅行の始まりは千歳空港で女満別行きに乗り換えだ。
その時間が中途半端でレストランで摂るには時間がなく初めて「空弁」なるものを食べた。
タラバガニの押し寿司(1100円)
これがとっても美味しくて帰りにも買ったくらいだ。
お寿司の上にいっぱいのカニの肉が乗っている。
すし飯の間には甘辛く煮た椎茸がサンドされていて美味しい!!!
娘が食べた空弁はかわいい巾着に入ったお弁当。
ウニ・ . . . 本文を読む
鳴子温泉街から上野々スキー場方面に急坂を上り山道を車で10分程進むときれいな水を湛えた湖が見えてくる。
「酸性湖 潟沼」と書かれた看板がある。
pH1.7、日本一の強酸性湖だという。(pH1.4ともいわれる)
熱線ガスや水蒸気が常に湖底より噴出しているため冬も凍らないし魚も棲まないと書いてある。
水をそっとなめてみたが酸っぱくはない。
紅葉にはちょっと早かった。
来週あたりが見頃かも . . . 本文を読む
一週間ぶりに鳴子に行ってきた。
今日は朝からお天気もよく絶好の行楽日和。
駐車場にも車がいっぱいで先週とはえらい違いである。
↓
21日にも同じアングルで撮ったがこんなにも違う。
(10月28日 am 9:30 ~ 11:30)
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遠刈田温泉から10分くらいエコーラインを上った所にある滝見台。
三階滝、不動滝などが見える紅葉のポイントである。
午後の太陽は滝の向こう側にあるのでここは午前中に来るべきだ。
日の光が当たっている紅葉はとてもきれいである。
紅葉は見頃をやや過ぎていて枯れ葉の色が目立つ。
エコーラインは次から次へと観光バスが上って行った。
今日は蔵王のお釜も見えるだろう。
道路沿いで地 . . . 本文を読む
通称「網走刑務所」、明治時代から実際に使われていた刑務所を移築した野外博物館である。
天都山中腹の小高い丘にある。
現在の網走刑務所は別の所にあり国道からも一部が見える。
広大な北海道に道を作ったのもここの受刑者だった。
そんな歴史なども知ることができる博物館である。
入浴中も絶えず監視されていたという受刑者のお風呂。
リアルな蝋人形が入浴中。
お風呂は受刑者達の最大の楽しみだったら . . . 本文を読む
帯広には北海道の有名なお菓子やさんの本社が集まっている。
「六花亭」「柳月」「クランベリー」の3社である。
そんな中で六花亭のお店ではコーヒーが無料で飲めるというので訪れた。
まるで教会みたいな入り口のおしゃれなお店である。
明るく広い店内には有名なマルセイバターサンドやチョコレートなどおなじみのお菓子が並んでいる。
その奥にはショーケースに入ったケーキが美味しそう。
値段を見てビ . . . 本文を読む
人工的な富良野に比べ自然いっぱいの美瑛が好きだ。
車のコマーシャルに使われた木やタバコのパッケージになった木が観光スポットになっている。
どれも絵に描きたい北海道らしい風景だ。
なだらかな起伏のある道をレンタサイクルで観光している人を見かける。
結構きつそう・・・
ケン&メリーの木
親子の木
マイルドセブンの丘
セブンスターの木
マイルドセブンの丘近くの . . . 本文を読む
「北海道はでっかいどう」
以前、そんなコマーシャルを聞いたことがある。
北海道を走っていると本当に広い事を実感する。
道路沿いに牧場が広がる中標津町は人間の数より牛が多いという。
牛乳を運ぶ車が行き交うので「ミルクロード」。
めったに車の姿を見ない道路を走る。
ミルクロード沿いの家と家の距離はキロ単位である。
どこにも子供の姿が見えない。
この広い牧草地で飛んだり跳ねたりす . . . 本文を読む
釧路湿原は国内最大の湿原である。
冬にはタンチョウ鶴が来ることで知られている。
ここに来る途中の標茶町で鶴を4羽見たがそれがタンチョウ鶴かは定かではない。
細岡展望台からみた湿原。
少しだけだが川の蛇行が見える。
この展望台がもっと高い所にあればいいのに・・・・
こちらは釧路市湿原展望台から見た湿原。
細岡とは反対側の北斗地区にある有料の建物だ。
その割に眺めは良くない。
360 . . . 本文を読む
北方領土、国後島。
羅臼から目と鼻の先である。
こんなに近いとは思わなかった。
道東のあちこちに「北方領土返還」と書かれた看板を見かける。
海岸沿いの道をいくら走っても国後島は視界の中だ。
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塩原には数多くの吊り橋がある。
その中でも一番長いのがこの「もみじ谷大吊り橋」である。
全長320メートル。
渡るのに300円、有料である。
片道5分近くかかる。
しっかりと女性にしがみつきながら歩く男性を見た。
遠くから見ると彼女を支えているように見えたのだが実際は・・・・だった。
吊り橋は揺れた方が楽しい。
けっこう風が吹いていたがあまりゆれない。
以前、渡った回顧の吊り橋も揺れ . . . 本文を読む
北海道は羅臼にトド料理の店がある。
その店は「たかさご」、道の駅の2階にあった。
トドは海馬と書き、年間116頭の捕獲が認められている貴重な肉だ。
恐い物見たさと興味津々の好奇心の虫が騒ぐ。
トドの他にひ熊・エゾ鹿の陶板焼きもある。
色々と食べてみたいたいのでエゾ鹿陶板焼き定食(2500円)。
トドの陶板焼き(1800円)、熊の陶板焼き(1800円)を単品で頼む。
それを3人で分け合って3種 . . . 本文を読む