子平町の藤

青葉区子平町の個人のお宅の藤が毎年公開されている。
仙台市の天然記念物に指定された樹齢４００年の藤。
朝鮮出兵した伊達政宗が持ち帰ったという藤を家臣だった祖先が譲り受けたという。

道路からもわかるように「藤の花」の看板。
期間中９時半から門を開けて自由に見せていただける。



さすがに由緒ありそうなりっぱなお宅の庭である。



藤の根本がスゴイ！





良い香りがただよう藤棚。









ツツジも見頃。



ステキな着物女子にモデルになっていただいた。
右側の紫の着物は古い時代のだというが髪型とよく合っていた。
左の彼女は縞の紬に花模様の半襟、帯揚げなどに紫を入れて藤を意識したという。
お話していても魅力的でステキなお二人だった。



お向かいのアパート２階から。


数年前に見に行った時にこのお宅のご主人にお会いした。
人柄の良さが顔に表れた穏やかそうな方だった。
これだけの藤を維持管理するのも大変だろうに無料で開放される太っ腹。

自分ちの庭に見ず知らずの多くの人が入ってくるわけで、
私だったらイヤだな～と思うだろう。
それなのにパイプ椅子を並べたりベンチも置く気配り。
頭がさがる。


今年は７日～１４日まで開放。
９：３０～１７：０まで。

１６日の土曜日１１時からお琴の演奏があるらしい。
この頃には藤のお花は終わっているだろう。
今年は開花が早い。