雪の上を歩きやっと到着した三浦旅館はランプの宿。
岩手・宮城内陸地震と東日本大震災の2つの地震で源泉が止まり2度も休業。
その後、今の源泉掘削に成功され2年ほど前から営業再開。
愛想の良い女将さんが受付。
回りの木々は2日前にやっと緑色になったばかりとおっしゃる。
入浴料は500円也。
玄関を右手に進んで男女別の内湯が1つづつ。
シンプルな脱衣室にはランプ。
シャワーは1つと蛇口が1つ。
5人くらい入れる木の浴槽。
無色透明のお湯に細かく茶色い湯の花がいっぱい。
42度くらいのお湯はかすかに硫黄の匂いを感じる。
源泉掛け流しの良いお湯を実感。
源泉はとても熱くて触れないほど。
木の樋を伝って浴槽に投入。
投入口は硫黄の成分でクリーム色。
ガラス戸を網戸にして冷たい風を入れる。
お風呂あがりは休憩所で用意された健康茶を飲む。
ここにもランプがある。
網戸にはカメムシの赤ちゃん。
さすがに山の宿である。
宿を出る時にご主人がくれた入湯証明書。
帰りに露天風呂へと急坂を降りていく。
お湯は37、8度。
まだ入れる状態ではないので見学だけ。
この露天は10年位前の紅葉の時に入ったことがある。
4人でいっぱいだったような記憶。
この辺りの紅葉は黄色が主体でそれはそれは見事なものだった。
いまだにあの時の紅葉の美しさを友と語る。
単純硫黄泉
97・3℃ Ph8・8
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