大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

春だよ~

2009-05-10 | 日記
みなさ~~~~ん、休み疲れて早く仕事がしたくなりましたかね~~~うっきっき~~~
道の駅は連日、人、人、だったようですが大かぶエリアは静かなものでした。
毎年夫はなかなか百姓としての動きが出来ず、春先周りが動き出すとソワソワし
しかし思うように動かない自分の身体にイライラしたりのくり返しで
毎年種だけ山のように買い込み、ほとんど蒔かずに鑑賞して終わることに対し
妻は、なるべく余計なことを言わないように自分の口封じに徹するのがたいへん。
この冬の除雪は燃料高騰を理由に「経費節減・体力増進・精神統一」の三本柱を立て
トラクターでの雪かきを止め、家の前最小限の部分だけを手作業でやり切った。
トラクター遊びが出来ずにいた夫はこの休みに倉庫から小さなトラクターを引っ張り出し
連日畑で遊び狂った。種を蒔くところまでいければいいんだけど。。。。。。
倉庫暮らしが板に付き、さっぱり進まなかった母屋の改装が、上野マスターの地道な屋根張り作業に触発され
いままで、自分事であるのに全く無関心だった心に火がつき屋根裏の断熱材張りに夢中になる。
冬に和商市場から仕入れる魚が入った発泡スチロールが数年分溜まり、(母屋の断熱に使おう)と閃いた。
カッターナイフで立体の箱を平面に解体しながら屋根裏に隙間なくはめ込んで行く。
部屋を占領していた発泡スチロールが天井裏に美しく収まってゆくのが嬉しい。全身の細胞がウキウキしている。
その道の専門家から「ど素人め」と鼻先で笑い飛ばされようが全然問題なし。自分が楽しいのだ。うひゃひゃ~~~
しかし、一番高い天井部を足場板を渡りながら一時間も作業するとふだんサボっている筋肉がぴくぴくと引きつり
それならば低いところから・・と中腰で別な場所に挑戦すれば、結果、ア、イタタタタ・・・・と全身ガクガク。
すばやく察知した夫が「どうせまた足揉め腰揉めって言うんだろう」と牽制して来たので(むっ)として弱音は吐かず。
片時も離せなかった編み棒をパッと放し、カッターナイフに持ち替えた。天井張りは今後の人生を変えるのか否か・・・・・・