大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

ぼくの友達!!

2009-09-09 | 日記
朝夕じっとしていると手足が冷たい。この時期は特に夕焼けが美しい。
野に咲く花々が堂々と誇らしげに揺れる横に人も並んで夕日をながめる。
2回目の牧草が刈取られた横の畑に、カラスやトンビが野ネズミを狙って集団で
舞い降りる度に犬達が一斉に追いかけるが、空中に逃げられ遠吠え。
久しぶりに太一(4年生)に会ったら「ひわさんじいちゃん家に子猫見に行こう」
と誘われ、1キロほど先の太一のじいちゃんの家に二人で自転車をこいで行く。
太一が、まずは母猫に挨拶してから今日の子猫の居場所を探す。
農家の大きな倉庫の片隅の資材が高く積まれた場所に4匹がかたまっていた。
1匹だけ青い目をしているのが太一のお気に入りらしく、すでに手なずけてある。
子猫と遊んだ後、倉庫の裏の果樹畑に行き、プルーンの実を沢山もいでくれた。
中庭でキャッチボールをしたら昔ママさんソフトで活躍(ぐひひ~)していた時の記憶が呼び覚まされた。
忙しそうな夫に「キャッチボールしようよ~」とは言い難いが太一になら遠慮なく言える。
太一は家で留守番の曾ばあちゃんに「みわちゃんの友達をつれてきた」と私を紹介した。
確かに私は太一の伯母のみわちゃんの友人でもあるが、今の場合やや不満。
「なんで、太一の友達じゃないのさ~」というと、自分の友達だと言ったら曾ばあちゃんが
一瞬小声になり「あれが太一のともだちかい?」と確認したらしい。なるほど、納得。
曾孫の友ならみずみずしい少女を連想しただろうに、枯れ枝のようなオバサンが登場するんだもの。
曾ばあちゃんが私にもおやつのシュークリームをくれた。猫と分け合いながらニヤニヤ笑いがこみあがる。。。。