大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

旧暦・・・

2009-12-06 | 日記
とうとう12月。日めくりも枚数少なくなると奇麗にはがれずびりびりと破ける。
12月5日は旧暦ではまだ10月19日だと記されている。
旧暦を意識してみる。ほんの少し前まで太陽と月の運行と共に人は暮らしていた。
このごろあちこちから旧暦のうんぬんが耳に入ってくるので、日めくりに記された
月相や諸々の記入事項等に「これなんだろ~?」と目を向ける。
「なんだかここ2~3日すごく気持ちが落ち込んでてさ・・」と友達から電話が来た。
「あれ、わたしもだ・・・」原因が有る訳でもないのに悲しみが腹の奥から込み上げ
て来るような感覚。布団に入るとお腹が引っ張られるように持ち上がる感じ。
その日は暦に「望」とあり。  満月だ。満月の仕業だ。。。。。
月の本を開くと「満月は人の心を騒がせる」とあった。そういえば狼も満月に向って吠えるんだった。
なにか自分の中の気になっていることが悲しみの感情となって引き出されているのかなあ・・・・
意識すればするほど満月の引力を感じて、(な~んだ満月のせいかあ)と悲しいけど嬉しくなる。
ここ数年、ようやく畑作業や保存食作りは違和感なく月のリズムの種まきカレンダーを使えるようになって
きてはいたが、実感や手ごたえはまだまだ感じていなかった。
 それが、旧暦を強く意識した途端に身体が反応し、自分の身体で潮の満ち干を感じるなんて・・・・
「そろそろ逝く支度に掛かろうと思うけど今ひとつその気にならないから未だなんだろうね・・」と静さんが言った。
               これもたぶん月からお知らせが届くのだろうか・・・・・