大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

大きなかぶ 北斗星にて上野の森ツアー

2010-12-16 | 日記
一生に一度のことかもしれないから・・・と息子の絵が公の美術館に展示されるのを
理由に東京行きを決める。「とーちゃん忙しい時に私だけ悪いね・・」 内心るんるん♪
夫に格安チケット探しを頼んでおいたら、「おい、北斗星でいくべ」とちゃっかり二人分の
旅行券を握り締めて配達から帰ってきた。(え、、二人で家空けるの。。。)
「山羊のことも犬の飯も、火の番も、送迎もみんなシオノさんが引き受けてくれた」
いつの間に・・こういうときだけ超段取りいいんだから・・・これだけその気になってるものを
ムゲにも出来ず・・・・。札幌17:12分発北斗星に缶ビールと駅弁買い込んで乗り込む。
駅弁、こんな機会にどんなモンだか食べてみよう。迷いに迷って3種類に選びきったが、
どれも同じような味でそれほど感動はなく。。家から炊き立ての玄米おにぎりを持って
きたが、これは明日の朝 上野で落ち合う息子と娘の朝ご飯として手をつけずに取っておくことにする。
ままごとのような個室の空間でビールと駅弁を堪能した後は食堂車に行って飲み直そう、となる。
せっかくの北斗星、こういうときはケチらない。夜の9時、有り金持っていざゆかん。
床に着きそうな長いクロスがかかったテーブルにムードスタンドが置かれ、雰囲気はまあまあ。人はまばら。
北斗星で札幌観光に来て、これで東京に帰るのだという同年代の母娘が夫のお喋りの相手をしてくれる。
私は白ワインを飲みながら三人のおしゃべりに相槌だけうつ振りして編み物をする。優雅優雅極楽至極
ほかの人たちはもう寝たのか?あの狭い個室でトランプか読書か瞑想か? 朝までここに居たい。広いんだもん。
飛行機なら1時間半で着くところへ16時間かけて行く。今時期なら出発から翌朝まで窓の外は真っ暗。
目が覚めて 朝食を夕べのダイニングでゆっくりいただきながら 明るい窓の外の本州の景色を味わう。
これでいい、これがいい、いつもいつも目の前にやることが山積みでバタバタしているが、こんな時間があっていい。
ほとんど貸し切り状態のロビーカーで吉永小百合の「おとうと」を観ていたら、9:38分あっという間に上野に到着。


北斗星の食堂車内

北斗星のロビーにて「おとうと」を

走る車窓から 福島の山を見ながら

上野の森で

ロダン”考える人”国立西洋美術館にて



上野の森で 路上ライブ