大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

冬の食生活!

2012-02-01 | 食生活
真冬のバランスメニュー
冬は暖かい食べ物をとるのが基本です。
おじや、おかゆ、鍋物などです。熱が逃げないように葛あんをかける料理もよいです。
一番のおすすめは鍋ものです
野菜(ねぎ、春菊、白菜、小松菜など) 根菜(ごぼう、人参、大根、れんこん)、きのこ類、海草、
豆腐の加工品(厚揚げ、がんもどき、高野豆腐)など できるだけいろいろな種類のものを入れると
バランスが良くなります。

鍋の利点は 熱という陽性が入って身体が温まり活性化することです。
陰陽両方の具が入って、身体が伸縮性を失わず、代謝が促されます。
ビタミン、ミネラル、繊維質が豊富なぶん、腸の掃除にも最適です。
ただし、味付けが濃いと塩分過多になり腎臓を締めてお小水の回数が多くなります。
美味しいと感じる味付けを心がけてください。
冬は 陽性の肉や魚を食べるのに一番適した季節ですが、消化剤となる野菜やきのこを
たっぷり食べ合わせ、完全消化する食べ方をしましょう。
瞬発力や高カロリーを必要とする人、肉体労働をする人には害は少ないのですが、頭脳労働する人が
肉を食べ過ぎると消化不良を起こしますので気をつけましょう。
   大森一慧著 「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」より抜粋



重子さん ありがとうございました

2012-02-01 | 食生活
娘婿の母、重子さんが肺がんのため亡くなり私が代表して東京に行く。
昨年11月の結婚式で会った時には、驚くほど元気で声も足取りも力強く、
重子さんの体調を考慮し、親同士の顔合わせは当日式場で、としていたので
初めて顔を合わせ挨拶をした際、私の目をしっかりと見つめながら、一言
「二人の出会いは運命ですね」と投げてくれた直球を「はい」と全身が受け止めた。
「せっかくの料理を食べなくちゃ」とその日のために抗がん剤治療の日程を調整し、
お料理も普通に食べて、新婦側のテーブルにお酌に回ってもくれていた。
そんな離れ業をやってのけた重子さんは囲碁の名手だった。先手必勝!
暮れから急に体調が崩れ、布団から起き上がれなくなったが、娘からのメールは
[重子さん、お父さんと口喧嘩してる、お互いに相手のこと呆けたって・・・] まだまだ元気そう・・・
食事は食べれなくなったけれど、大きなかぶの米の玄米エキスと好きな牛乳だけは最後まで飲んでいた。
1月16日に急変し近くの病院に入院して二日後、半世紀連れ添った夫と一人息子と嫁に見守られ
静かに逝った。かけつけた自宅のベットで眠る重子さんの顔は本当に安らかで美しかった。
オレンジの口紅がとてもよく似合っていた。「わたしが差したんだよ」と赤い目で娘が言った。
「僕より先に逝ったらだめだ、ってあれだけ言っていたんだが。。。」 昭和元年生まれ、頑固一徹
日本の高度経済成長の先端を走りぬき、今も日常のほとんどを妻に任せきって暮らしていた昭治さんが
私につぶやいた。しかし、「お父さん前よりシャキッとして、会話が通じるようになった」と娘が言った。
いよいよ昭治さんの潜在能力開花か。。。。重子さん、もしかしてそこまで先手打ってましたか・・? 合掌


雪の中の 三角の恵庭岳を望む




晴れた雪国は とても美しい


寒い毎日も 犬家族には へっちゃらさ?


吹雪の中の 街路灯