大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

ゆめ

2017-05-21 | 日記
あっという間に目の前のマオイ山が黄緑のモコモコに変身。
昨日まで、山の中はスカスカで空が見えていたのに・・・・
つられたように母屋の横の楡の木が芽吹いた。
いたどりもすでに2mの成長。なんでもかんでも伸び放題。
毎年咲いた花を見損なうスズランを草の中から救出した。
だが、去年わざわざ高知から取り寄せて植えた栗・ぶどう・銀杏の
苗木は、冬に野ネズミにかじられ、雪の洗礼を受け、土も合わず、
今一つ元気がない。故郷離れて北国へ送られたんだもの。。。
苗やの奥さんが、「北海道で根付くように、念いれときました」
と、請求書の端にメッセージ書いてくれていたのにな、、、、
今年はイジイジとゆっくりしてていいよ、、そのうちここがきっと好きになる。。きっと。
大きくなって、たくさんの実を成らせて、りすも、野ずみも、にんげんも、鹿だって、
みんながキミたちの実をたべて、元気で健康で幸せになるんだよ。楽しいと思わない?
秋、真っ黄色に色づいた銀杏並木。栗林。葡萄のアーチの下で昼寝をする。。。
みんなが鼻をつまむ銀杏の匂いだってわたしはきっと好きになる。
頭の上に栗のイガがどしどし落ちてきても、大笑いしながら受け止めるよ。
そうして、やがてさとしもひわもいなくなっても、キミたちは毎年他を生かし続ける。。。。
目の前のマオイ山、樽前山や恵庭岳と、毎日笑いながら永久に幸せに存在し続ける。。。。
っていうのがひわばあちゃんの夢ってわけだよ。ねえ、聞いてんの??