大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

妹よⅡ

2017-11-05 | 日記
朝、目が覚めて外を見たら雪がちらついている。
川向こうの栗の木の枝から枝をリスがせわしなく走り回る。
今年も一冬分の大根を雪の積もる前にはるか農園で収穫する。
夫と圭太が畑を軽トラで2回往復して400本抜いて運んだ。
葉は切り落として軒下に干す。じっくり茶色になるまで干したものを
煮出した汁で腰湯をすれば新陳代謝を促し、毒素を流し、
身体が軽くなるので慢性病で悩んでいる人を助ける。
健康生活営む上で大根はまさに《千両役者》
消化酵素ジアスターゼを含んでいるため、”いくら食べてもあたらない”  という事で
売れない役者を《大根役者》というようになったとか。。。。

妹どうしてるかな。。
おそるおそる電話してみたら、出た。明るい声だ。元気そうだ。いつもの調子に戻っている。
だから、また、なんだかんだ職場のストレスのあれこれを出してきた。
「うん、うん、、、」神妙に承る。よけいなひとこと言わないように、一応注意深く。10分、20分。。。
妹の悩みの本質がいっこうに改善されていないことが浮き彫りとなるにつれ、そわそわしてくる。
体調の話題になり、検診で判明した何々で〇〇の薬2年飲み続けてようやくこーなりあーなって。。
(え!?そんなクスリ2年も飲んでる!?、、、)うっかり持論を展開しそうになりドウドウドウと自らを制す。
しかし、ふと、自分が妹を心配する以上に妹はこの姉の事が心配の種だったりして、、と思うに至る。
病院勤めの妹から見たら、クスリも買えず検診も受けれないほどの生活に耐える「強がりな姉」だろう。。。
(長年のご心労に今の今まで気付けず、誠に申し訳ございませんでした。。)心の中で再び陳謝。