大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

夏休み子ども電話相談室

2018-08-05 | 日記
土曜日はあれだけ騒いでいた暑さがスッと引き、寒い。
秋の気配だ。もみじがもう色づき始めた。

ラジオの『夏休みこども電話相談室』を聴いている。
子どもから「え!?」というような質問。「うふふ」というようなもの、
純粋にその子の中から出てきたと思うもの、親にけしかけられたのか?
というのが見え隠れするような質問、さまざまだ。
しかし、それを受ける大人、世間では専門家と認識されている人たち
の応え方があまりにも残念!!と、ついそこばかりに注意がいってしまう自分。
その子に向き合う姿勢が乏しい。難しい言葉をあえて使う。あきらかに小ばかにしたような口ぶりさえ。。。
言葉にすればつたなくて、平凡で、子ども自身もラジオにでるのが嬉しいぐらいの子もいるかもしれない。
だからって、その応え方は違うだろう。。。。。聴きながら腹の中で静かな反論ひるがえす。
相手が子どもであろうが天皇陛下であろうが、その質問に全力で向き合い、持っている専門知識と
今この瞬間を共有しているという一体感をおしみなく出し切る。一期一会だ。
大人になってしまった自分目線で一方的に専門知識だけ駆使してもますます混乱ホールに入っていく。
子どもからの質問を、自分の中に在る子どもの自分に対して反芻し、(なんで?)と純粋に問い返す、
子どもと向き合うということは良くも悪くも自分自身の生き方をさらけ出すことだ。まして「お仕事」なら。。。
だから、へとへとになる。センセイたち、すこしもヘトヘト感がない。たまにヘトヘトの人がいて安心する。
そして、「〇〇ちゃん分かったかな?」 「、、、はい、、、」と子どもは受話器を置く。
自分の耳が自分の云ってること聞いて、なんとなくへこんでいるセンセイもいて、正常っておもう。
子どもが大人を育てる。大人はお礼に子供のお世話をさせていただく。。。。と、気づく、、、