大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

大牟田、<空き家>活用法を考える

2015年02月24日 15時36分10秒 | 日記

「安心して住める地域づくり」を課題に「地域医療・介護と空き家活用の可能性検討ワークショップ」が開かれました。「有明高専の学生、医療・介護職員、不動産業者、IT関係者、福祉関係者等、約50人が参加」されたそうです。(下:2015年2月24日有明新報・小柳聡「安心して住める地域目指そう 大牟田独自の空き家活用方法発表」より)

  テーマに沿って現状や課題が報告された後、5グループに分かれてのワークショップが行われています。研究も「単にアイディアを出すだけでなく実際の運営や資金調達方法も検討」されたそうです。5グループでの研究発表によりますと①学童保育、趣味の部屋としての活用 ②幅広い年代の人が音楽を通じて交流する「ライブハウス」として活用 ③一人暮らしの高齢者を対象とした「シェアハウス」 ④世代間交流の場 ⑤空き家のネットワーク化 などが報告されています。幅広い世代が活用出来るように、又、昼・夜も活用出来るように等、目いっぱいの活用・利用が考えられています。「シェアハウス」は住んでもらうということでしょうか?

 ⑤には「退院した高齢者が自宅に戻るまでの中間的な施設としての利用」が提唱されています。こうした施設があれば助かると思いました。実際に手術入院しますと、1週間、10日ぐらいで退院させられます。退院すればすぐに日常生活のこまごまが迫って来て、患者(や看病する人に)とってはとても負担です。病院と自宅は危険度も違います。病人・高齢者は病気手術で体力が落ちていて、ちょっとした段差でも転びそうになります。病気になった精神的な気持ちの弱りも(本人だけでなく、家族全体にも)あります。温泉で保養でもしたい(させてやりたい)のに~~→ホントに病院と自宅の「中間的な施設」があったら嬉しいと思います。

 日田や糸島、福岡簑島商店街など各地で人口減対策として、移住者募集の取り組みが進められている中で、大牟田の取り組みは<地域医療・介護>に<空き家活用>が結びつけられていて、その点にも注目しました。

「今回発表したアイディアはさらに磨きをかけて、さまざまな機関と連携して来年度以降、実現を目指す」そうです。大いに期待しています。