大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

地震で黒川第一発電所崩壊

2016年05月10日 07時31分03秒 | 日記
 地震の時いつも心配されるのは「津波」です。津波は海からだけではありません。山からの土石流も「山津波」と恐れられています。熊本地震では余震が3週間で1300回を超えるという今までと違った様相にあります。また、1914年に作られた黒川第一発電所の損壊で大量の水が流出していたことがわかりました。「通商産業省(現在経済産業省)は1965年に水力発電所の耐震性など技術基準を省令で定めた」そうですが、「黒川第一の貯水槽は、それ以前に作られたため、適用外」とのことです。新基準に対応した補強対策は取られないのでしょうか?本震の8日後、地盤工学会の調査団長として現場一帯を調べられた北園芳人・熊大名誉教授は「崩れた土砂の上を水が流れと跡があり、土砂崩れの直後に貯水槽が壊れたみられる」「大量の水が土砂を押し流し、土石流が広がった可能性がある。さらに詳しい調査が必要だ」と話されています。
(下:2016年5月8日朝日新聞「発電所損壊 大量の水流出 土砂崩れで2人死亡の集落側に 九電関連調査へ」一部 より)