大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

熊本地震の余震?茨城、青森でも地震

2016年05月26日 07時10分34秒 | 日記
 熊本地震はこれ迄の地震とは違う様相を呈しています。震度7クラスが続発、余震の数が多い、今後の予測が困難~といったことが地震探究機関からも出される状態です。それに一昨日の地震は4度クラスの地震が青森や茨城で発生し、南海トラフの熱量もずいぶん蓄積されているとの新聞報道もあっています。そうした中、やはり心配は「原発」です。
5月18日の新聞報道で有識者団体より原子力規制委員会に対して「原発の新基準見直しを求める声明」が出されたそうです。声明では「現在の新基準は、熊本地震のように繰り返し巨大な揺れが発生することを想定しておらず、同様の事態が原発周辺で起きれば原子炉施設が損壊する恐れがある」「熊本地震での余震の多発や震源地の移動は、従来の地震学で解析できていない」「また、規制委の原子力災害対策指針に基づく自治体の避難計画では、主に屋内退避で被ばくを防ぐとしているが、熊本地震では屋内にとどまれない状況が発生。地震と原発事故が同時に起こった場合、避難計画に実行性がないことが明らかになったと指摘」されているそうです。
そういえば、4月16日のことでしたか?「なぜ屋内にいないのか!」と上からのお叱りが地元にあったそうでした。「屋内は危なくておれないんです」「現場、地元のことをわからん上だ」と憤慨されてました。ほんと、余震が続いて家壁のヒビが伸びてゆくのは怖いですよ。
間もなく梅雨がやってきます。地震後の土砂災害も心配されています。東日本大震災から5年後の現在、福島の復興の大変さも含め、じっくり考えたいと思います。
(下㊤:2016年5月18日朝日新聞・伊東秀純「続発、原発基準の想定外 有識者団体、見直し求め声明」下㊦:2016年2月13日朝日新聞・仙波理<東日本大震災5年>「1106基 汚染水進まない浄化」より)