未熟ミカンと三番茶を混合発酵し健康茶を作る研究が進んでいるそうです。研究開発に取り組まれているのは福岡工業大生命環境化学科の長谷静香准教授です。「長谷准教授が混合発酵茶に利用するのは、温州ミカンの生産過程で間引きされる直径3、4センチの《未熟ミカン》と、品質が劣るとされる《三番茶》。いずれも農家が廃棄する農産物」とのことです。「温州ミカンの皮には、ヘスペジリンという血行を良くする成分が含まれているが、単独では水に溶けにくい。そこで、皮を細断後に乾燥させ、三番茶をもみ込み、緑茶に含まれるカテキンなど他の成分と自然発酵させることによって抽出しやすくする」そうです。~そういえばミカンの皮は陳皮という漢方薬になりますね。茶葉の発酵というと紅茶をイメージします。体に良さそうです‼
長谷准教授は「前任地の長崎県立大シーボルト校でも、ビワやツバキの葉の三番茶を有効利用した混合発酵茶の研究に携わり、商品化につなげたきた」実績もある方だそうで、期待がもてます。開発の「キーワードは <もったいないから健康を>」だそうです。
(下:2019年6月25日西日本新聞-上野洋光「未熟ミカン+三番茶 農業廃棄物を健康食品に 福岡工業大長谷准教授が開発中」より)
長谷准教授は「前任地の長崎県立大シーボルト校でも、ビワやツバキの葉の三番茶を有効利用した混合発酵茶の研究に携わり、商品化につなげたきた」実績もある方だそうで、期待がもてます。開発の「キーワードは <もったいないから健康を>」だそうです。
(下:2019年6月25日西日本新聞-上野洋光「未熟ミカン+三番茶 農業廃棄物を健康食品に 福岡工業大長谷准教授が開発中」より)