大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

福岡市の「未来につながる下水道」

2022年02月17日 05時22分54秒 | 日記
 今月2月25日号『福岡市政だより』の「〈特集〉未来につながる下水道」は面白かったです。
「福岡市の下水管を全てつなげた長さは7200kmで福岡〜ハワイの距離と同程度」「福岡市内のマンホールの数は150500個(令和2年度末現在)」だそうです。その他3ページに渡って、「下水道の役割(水循環都市づくり、水害、浸水予防効果、地下雨水調整池)、下水道の長さの総長、マンホールの数、水素エネルギー、下水汚泥の活用(固形燃料化、リン回収、道路建設材化、下水バイオガス発電)、活用技術のアジアへの伝授等など、大変勉強になりました。
 特に、下水道からどのように水素が造られ、水素ステーション設置になったのか?については驚きです。
 「水素は、利用時に二酸化炭素を排出しない環境に優しいエネルギー」とのことです。「福岡市は中部水処理センター(中央区荒津2丁目)で下水汚泥を微生物が分解する過程で発生する下水バイオガスから水素を製造し併設する水素ステーションで燃料電池自動車(FCV)に供給している」そうです。このシステムは「世界初の取り組みで、下水から水素をつくる〈エネルギーの地産地消〉として注目されています。「福岡市は、昨年11月に岡山で行われた『スーパー耐久レース』で、トヨタ自動車九州の水素エンジン車に、下水からつくった水素を提供した」そうです。「レースで水素エンジン搭載車に下水バイオガス由来の水素が使用されるのは世界初」のことだそうです。〜すごいですね!〈エネルギーの地産地消〉と言われますが、家庭で水素が使われるまではまだ長い道のりが必要なのでしょうが、、。
(下:「福岡市政だより」2月15日号 1ページ、2ページ「未来につながる下水道 SDGsへの貢献」より)