大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

 「地下水維持へ検討会議」

2023年05月01日 05時22分28秒 | 日記

 「熊本県に世界的半導体大手【台湾積体電路製造(TSMC)】など地下水を大量に使う企業の進出が相次いでいることを受け、(熊本)県は(4月)24日、地下水維持の取り組みを検討する会議を初めて開いた」そうです。〜大きな企業が来るというのは大量の水も消費されることなのですね。その水が地下水となるとさらに大きな問題となります。
 「企業などによる地下水の大量利用に対し、(熊本)県は条例で取水を許可制としている。熊本市や菊陽町、大津町といった〈重点地域〉で取水する場合、水田に水を張り浸透させる《湛水(たんすい)事業》や雨水浸透させるための施設整備などで、採取の1割を目標に地下水を戻す《涵養(かんよう)活動に取り組むよう定めている」とのことです。〜なるほど。大事なことですね。
 「TSMCの菊陽町進出を機に、きれいな水を大量に必要とする半導体関連企業などの進出増が見込まれる」そうで、「県は『地下水が大きく減ってしまう可能性がある』として、地下に水を戻す活動の目標量の引き上げを検討」したとのことです。
 「会議の検討部会長を務める熊本大の嶋田純名誉教授は『地下水が枯渇しないよう水の収支バランスを維持することが重要。地下水を守る意識を根付かせるため、涵養基準の見直しは有意義だと感じる』と話」されています。
〜「水の都」熊本の地下水は美味しくてきれいな水、無尽蔵ではない宝です。「遅かったのね」とならないよう先手先手でやって欲しいです。
(下:2023年4月25日 西日本新聞〈Re :九州 半導体編〉欄-松本紗菜子「地下水維持へ検討会議 熊本県、TSMCなど進出受け」より)