「手こぎ船で速さを競う、琉球王国時代からの伝統行事【那覇ハーリー】が5日、那覇市の那覇新港ふ頭で開かれた」そうです。「新型コロナウイルスの影響で、2020年から3年連続で開催中止となっていた」イベントです。「4年ぶりの真剣勝負を一目見ようと観光客や地元住民らが大勢訪れ、会場は熱気に包まれた」そうです。
「ハーリーは航海の安全や豊漁を祈願し、竜をかたどった〈爬竜船(はりゅうせん)〉や沖縄伝統の木造船〈サバニ〉で競漕(きょうそう)する」行事です。「14世紀に中国から伝わったとされ、旧暦の5月4日に開催されていた。現在は大型連休と重なる、新暦の5月3〜5日に開かれている」そうです。〜伝統芸能や行事には国を超える交流や繋がりの歴史が秘められ、庶民の願いが込められているようです。
(下:2023年5月6日 毎日新聞-喜屋武真之介(写真も)「初夏の海 かきわけて 那覇ハーリー4年ぶり」より)