大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

〈博多町家思い出図画展〉の最高賞より

2023年05月15日 05時25分43秒 | 日記

 〈思い出図画展〉で市長賞となられた福岡市早良区の山本秀徳さん(64)の絵が紹介されました。
 「中高年の懐かしい記憶を絵にする〈第26回博多町家思い出図画展〉で、受賞作は《遠い昔、ヤギさんとの別れを思い出して》と題されています。「飼っていたヤギの死体を棒で担いでいく両親に、3歳だった自分と6歳の兄が泣すがっている」ところを描かれたそうです。「色を重ねながら幼い頃に受けた両親の愛情もよみがえった」とのことです。
 「審査員を務めた博多町家ふるさと館の長谷川法世館長は『死を扱いながらも、ヤギに対する温かみなど言葉にならない思いや情景が伝わる』と高く評価」されたそうです。
 「元体育教師の山本さん。市立中に34年間務めていたが」、「2019年、定年まで1年を残して早期退職。」「図画展の募集記事に目を留めたのは21年。自宅にあった息子の古い色鉛筆と絵の具で3点を描き応募したところ、1点が入賞。翌年の応募作も入賞し、今回は新たに自分用の絵の具を買って臨んだ」そうです。
「『まだまだ描きたい思い出がたくさんある』と山本さんは早くも来年の応募作の構想を練っている」ところだそうです。〜昔は身近な生活の中に家畜がいました。泉のように思い出が溢れて来ます。描くファミリーヒストリーですね。
 〈第26回博多町家思い出図画展〉は博多町家ふるさと館(福岡市博多区冷泉町)6月25日まで
(下:2023年5月8日 西日本新聞-川口安子「思い出図画展で最高賞 早良区の山本さん 還暦過ぎ絵筆『人世何事も挑戦』」より)