大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

有明海 クラゲが大発生

2013年08月24日 07時54分11秒 | 日記
 今年の5月。有明海のアサリが壊滅状態になっていました。
「昨年夏の豪雨によつて、大量の淡水と泥が有明海に流れ込み
生長中の貝が窒息死したとみられるという」
と、その主要な原因についての専門研究機関の方が話されていました。
(2013/5/5朝日新聞)
 そして今、やはり作年夏の豪雨で、
有明海にはビゼンクラゲが大発生しているとありました。
これでは豊かな有明海の海の幸が食べられてしまう。と心配しました。
ところが、何と!クラゲ漁が活況で、
クラゲ輸出で大きな利益を挙げているとのことです。
(下記に新聞記事全文掲載します)
輸出物になれて良かったです。
ふあふあっとクラゲが有明海に入って来て、
国際友好交流の役目を勤めてくれてます。
クラゲの言いたいこともあるようです。
『森は海の恋人』(畠山重篤)を忘れず、川を大事にし、
海を汚すようなことをしないよう注意したいです。

*==*=*=*=*=*=*=**=**=*=*=*=*=*=

2013/08/18 朝日新聞 (三輪節生)より

有明海 クラゲ漁活況  中国では高級食材、輸出急増
 九州の有明海で、クラゲ漁がブームになっている。昨年夏の九州北部豪雨で有明海に大量の栄養分が供給され、大発生したのがきっかけだ。
食材として珍重される中国からの引き合いが急増していることも、クラゲ漁活況に拍車をかけている。
 有明海で繁殖しているのは赤い色をしたビゼンクラゲで、えさは動物性プランクトン。大きい物では重さ約40キロにもなると言う。
約30年前からクラゲ漁をしている福岡県柳川市の荒巻勝枝さん(75)によると、ビゼンクラゲは福岡、佐賀両県の沖合から南下する習性がある。今夏の漁は6月下旬ごろから始まった。船から網ですくい上げる。
門司税関によると、日本からの輸出は、2011年までは統計に上らないほどの少なさだったが、12年には2252トンに上った。約4億5千万円相当になる計算で、その大部分が中国向けの有明海産ビゼンクラゲと見られる。
<一転「宝物」に>
これまでは柳川市一帯で酢の物などで食べる習慣がある程度だったが、昨夏からは佐賀、熊本両県の漁師も参入。出漁は多い時で延べ約300隻とも言われる。福岡県魚市場筑後中部魚市場(柳川市)によると、1日に出荷されるビゼンクラゲは3―4トンで、1キロあたり100―150円。かっては、つい網にかかってしまう「邪魔者」扱いだったのが一転、漁業者にとってはいまや「宝物」だ。
長崎県のある漁業組合長は「諫早湾の干拓事業で潮受け堤防が閉め切られて以降、魚や貝の不良が続き、漁師をやめる組合員が多くなった。お金になるものは水揚げする、という切羽詰まった状況がある」と話す。
<.乱獲の懸念も>
クラゲ漁には思わぬ波及効果も。クラゲは塩やミョウバンに漬け込む加工が必要なため、柳川市内に最近、新たな加工所が数カ所できた。熊本県上天草市、長崎県諫早市などにもでき、加工法に詳しい中国人スタッフが雇用されている。
一方、乱獲懸念も出てきたため、福岡、佐賀両県の水産団体は直径40センチ未満は取らないとルールを決めた。
クラゲに詳しい広島大大学院の上真一教授(生物海洋学)は「クラゲは中国では高級食材だが、枯渇状態にある。有明海で増えたのは、プランクトンをえさにする魚や貝が減ったためで、決して良いことではない。クラゲの生態も十分に分かっておらず、資源管理の難しさもある」と話している。

近代化遺産群登録活動 前へ進め

2013年08月23日 12時01分06秒 | 日記
「九州・山口を中心とした近代化産業遺産群の世界文化遺産」
の構成遺産を有している大牟田市は
世界遺産登録を目指して数々の活動を展開しています。
8月21日、大牟田市長は関係市長の皆さんと一緒に、
国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦を
菅官房長官に要望しました。
要望書には、8県11市の28件で構成する遺産群は
「西欧の科学技術が伝統的な日本文化と融合し、
極めて短い間に産業化を遂げたことは技術の歴史においてたぐいまれなこと」
と評価しています。
国内では、他に「長崎の協会郡とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本県)など
3件が世界遺産登録を目指しています。

政府は9月末までに、
国内候補を決定し、
ユネスコに正式な推薦書を提出します。
(  西日本新聞2013/8/22号参考 )

大牟田の国際交流 マスキーガン交流

2013年08月22日 08時44分05秒 | 日記
大牟田では、さまざまな国際交流がされています。  <2011年11月 東新町の酒場で 中国大同市の環境保護研修員との交流会とマキシーガンから来牟された方との交流会が鉢合わせ――この偶然を記念してパチリ!>
国際交流活動が盛んなことも大牟田の特徴です。
その一つ、アメリカ・ミシガン州マキシ―ガン地域との交流を
有明新報の記事から紹介します。
*=*=*=*=*=*=*=*=
 姉妹都市20周年に向け実行委発足
     マキシーガン交流促進

 大牟田・マキシーガン友好協会(木下厳会長)は27日、大牟田市職員会館で平成25年度総会を開き、今後も姉妹都市であるアメリカ・ミシガン州マキシーガン地域との交流を促進して総合理解と友好を深め、国際性豊かな都市を目指すことを確認した。26年度には姉妹都市締結20周年を迎えることから記念事業実行委員会を近く発足させ、準備に入る方針。
 総会で木下会長は、「10月にマキシーガンから訪問団を受け入れるのでホームステイのホストファミリーを募集します。今後もいろいろよろしくお願いします」と呼び掛けた。
 顧問を代表して、古賀道雄市長は「来年度は姉妹都市締結から20周年。私は市長に就任して10年になりますが、一度もマキシーガンに行ったことがないので、任期中にぜひ実現したい」と述べた。
 10月にマキシーガンから訪ねてくるのは中高生10ー15人など。期間中に中高生英語弁論大会を開催する。
 ( 有明新報 菅嶋公尚 2013/6/29 号より)



ありあけ新世高校 (2)

2013年08月21日 00時05分44秒 | 日記
 調べてみますと、
ありあけ新世高校の活動は
地元紙・有明新報にも良く掲載されていました。
四月には、大牟田紹介のフリーペーパー
『YOKATOKOーおおむた free paper』を
一年生55人が参加、分担して作成・発行。
大牟田のラーメン、観光地、農・水産業、
和菓子、洋菓子、石炭、高校生、大蛇山、
銀座通り商店街
の九のテーマで、
グループ毎に関係者にインタビューし、
記事を書き、レイアウトを考え
まとめ作成したそうです。
「未来を切り開く人材育成事業」の
地域おこし活動として行われています。

千部発行して、配布されているそうです。
このフリーぺ-パー読んでみたいです!

五月には上内のこんにゃく製造、石橋屋代表の石橋渉社長の講演会
七月には東日本大震災被災地に苗木を送る「緑のバトン運動」参加
等、されています。
感心する事ばかりです。

この様な地域・社会参加、体験活動や
ボランティア活動など、
昔の高校時代にはなかったのでは?
それとも、私が忘れてしまったのでしょうか?






ありあけ新世高等学校「てっぱん部」

2013年08月18日 21時21分31秒 | 日記
8月7日の「大牟田まちづくりシンポジウム」
を若さあふれる元気で盛り上げたのは
赤い法被のありあけ新世高等学校「てっぱん部」でした。
彼女彼等は一体どんな人たち?(知らんことばっかり!)
部長の上杉萌さん―後段のシンポでの第一声―
「『眠れる獅子』と言うのは私たちのことだと思った」
と発言されました。
西日本新聞大牟田支局開設100周年記念誌に
大牟田支局長吉塚哲さんが
「よみがえれ『眠れる獅子』」と
大牟田市民を励まされた言葉を受けてのことでした。
こんなに純に応えようとしている高校生!
なのに、「ありあけ新世高等学校」は
どこにあるのかも――知りませんでした。
そこでネットサーフィンして調べると、
何と正式名称は「福岡県立ありあけ新世高等学校」
2003年・平成15年
福岡県立三池農業高等学校
福岡県立大牟田商業高等学校
福岡県立大牟田南高等学校
が併合されてできたものでした。
(えっー、じゃ妹が第一回生で卒業した商業高校は無くなっていたの!
――――いえいえ、ありあけ新世高等学校の「過去の名前」となって残っています。)
注目は学校の[校訓]
•自立:Self-control =自らを律し、自分のことは自分でやること。
•自彊(じきょう):Self-training=自分自身を励まし、絶え間なく頑張る。
•飛躍:Sail for the future= 自分の未来に向けて羽ばたくこと。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2013/8/18検索)
となっています。なんかすごいです。
そして「てっぱん部」は
2011年設立された部活で
上杉さんは2代目部長。

大牟田市は
九州で一番お好み焼きが多い町(人口比で)
いわば「お好み焼き」は大牟田のソウルフード。
その「お好み焼き」を活かして大牟田の活性化目指しているのが
「てっぱん部」だったのです!!!
新栄町の十日市にも出てきてほしいと思いました。
フェィスブックにもその活躍ぶりがアップされています。
どうぞご覧になってください。