大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

今も残る 山の神

2014年01月26日 10時55分11秒 | 日記
山の神は鉱山が無くなってどうなったのでしょうか。
「三池かるた」にある「山の神」はかるたに残るだけではありません。
今もいくつか各坑口にあるようです。
でも、安全祈願がされているのかわかりません。
 
    万田坑の「山の神」 2013/11/3
      
   三川鉱坑口の「山の神」 2013/11/9

石炭今昔三池かるたーー「い」

2014年01月25日 16時52分37秒 | 日記
「石炭今昔三池かるた」の原画展開催にあわせ
「石炭今昔三池かるた」の現物を一つづつ紹介します。
前回の「あ」は
「赤通い黒通い持ち売勘場」でした。
『解説』によると
 「売勘場」とは会社経営の売店
 「赤通い」とは通帳の残金までしか使えない赤い通帳
 「黒通い」とは額面以上使える黒い通帳
のことです。
今回は「い」―――「行く時も帰るときにも山の神」
『解説』には
「各坑口には山の神さんが祭られて、坑夫は下がる時(入坑の前)
に安全を祈り、上がる時(出坑の際)に無事を感謝しました。
山の神さんは瀬戸内海の大山祇(おおやまずみ)神社から分祀されたものです。」
とあります。
『解説』とは『近代化遺産 解説石炭今昔三池かるた』です。
以下は「い」の読み札・絵札と『解説』のP6~7です。

同行して分かった 生きる力・心の息づかい

2014年01月24日 12時14分43秒 | 日記
1月23日木曜日、西日本新聞に
大谷るみ子さんのエッセー③が掲載されました。
今回も気付かされる事が多くありました。
「認知症」や「徘徊」と捉えると、
その方の「心」に気付くことができません。
生活やお付き合いにも言える事と思いました。
(以下2014/1/23西日本新聞 「まちでみんなで 認知症と生きる」③大谷るみ子より)


『筑豊 伊加利立坑物語』(木知谷刊) 出版

2014年01月23日 12時13分15秒 | 日記
 1955年に福岡県田川市に完成した立坑の<生涯>を記録した
『筑豊 伊加利立坑物語』(木知谷刊)が出版されたそうです。
伊加利立坑(いかりたてこう)を技術面から記録したものだそうです。
著者はテレビ西日本の元ディレクター馬場明子さん。
「伊加利立坑の生みの親」に再会したことがそのきっかけ。
何度も会って取材を重ねたそうです。
「生みの親」・武安義勝さんは91歳。
大牟田市のお隣、みやま市にお住まいだそうです。

伊加利立坑は田川閉山の翌65年に三井三池坑に炭鉱に移設され
港沖立坑となり、97年の三池閉山まで働き、
その後―解体―ーー
芸術家の川俣正さんによる
アートブロジェクト「コールマイン田川」によって
立坑部材の一部がモニュメントとなり
今、田川市美術館に残されているそうです。

(2014年1月20日 西日本新聞・井上俊作 「人物現在形」欄より)

1月20日 みやま市大江天満宮 「幸若舞」奉納

2014年01月22日 11時55分29秒 | 日記
1月20日、大牟田市のお隣、みやま市の大江天満宮で
「幸若舞(こうわかまい)」が奉納されたそうです。
「幸若舞」は戦国武将に好まれた舞楽で、
今では大江地区だけに残り、
国指定重要無形民俗文化財になっているそうです。
(2014年1月21日号西日本新聞 写真・古瀬哲裕より)
その外、みやま市には、希少な伝統産業も受け継がれています。
 木蝋(ハゼの実から造られるろう、「ジャパンワックス」として海外にも輸出)
 線香花火(300年変わらぬ花火の原型)
 天然樟脳(クスノキと水だけで作る天然の防虫剤)
 きじ車(玩具、清水寺の縁起物ー北原白秋の歌にも詠まれています)等です。
みやま市は2007年旧山門郡瀬高町・山川町、旧三池郡高田町が合併して誕生しました。