奥歯が欠けた

2010-11-14 11:39:03 | タナカ君的日常
 昨夜の夕食後に柿を食べていた時のこと、柿の種を噛んだなと思った瞬間 「ガリッ!」と大きな音がして、「しまった!!」と思ったけれど、後の祭り。 虫歯で詰め物がしてあった奥歯の薄い側壁が半分近く詰め物ともども割れて剥がれ落ちてしまった。 週末で歯医者に診てもらえるのは月曜日、そして旅行の出発は木曜日、 旅行には奥歯1本がダメになった状態で出発するしか無さそうです。 そんな訳で「参ったな・・・」と暗い気分のまま夜を迎え、そして朝になっても気がかりは奥歯のこと。 朝食は反対側の歯を使って食べました。 まあ他に大した悩みが無いから、たかが1本の歯の故障の事に神経が向いて「ウジウジしている」。 その事はよく判っているつもりなのだけれど、 僕の歯は他にもダメになりそうなのが何本もありまして、 それらも何れ、今度の奥歯の様に何かの切っ掛けで壊れるだろうから、先行きは明るくありません。

 それで、朝食を済ませた後も何時もの筋トレもせず、散歩にも出かけずに床に寝そべっていました。 そんな風に”ボケーッ”としていると、近所の神社の境内で何か催し物が始まって市長、消防署長、地域の防災関係者代表のスピーカーを通した挨拶がウルサク聞こえていました。 そんな挨拶が一区切りついた後に、どこか下手な、しかし興味ある吹奏楽団の演奏が聞こえてきました。 カメラ片手にやっと家を出る切っ掛けを作ってくれたその楽団はこのあたりの通学区の小学校の子供達のものでした。 

 その演奏を見物している間はまったく歯の故障の事は忘れています。 これからも色々と身体に故障は出て来るのだろうけれど、そんな時に 「暗い方向に引き釣りこまれないように、何か別のことに気を振り向けなくちゃね」と思いながら聞き入りました。
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