野良猫救済募金

2010-11-06 22:00:32 | タナカ君的日常
 立川駅の南北通路とペデストリアンデッキが接続される辺りの窪みに陣取って、猫を入れた籠を2つと触ってもOKの猫を毛布の上に載せた男女の老人2人連(夫婦?)が「野良猫救済募金」のラベルを張った募金箱と、何やら「殺処分」になる猫の救済を訴えた手書きのポスターを広げて、募金活動らしき事をやっていた。 その少し離れた所では「ビッグイシュー誌」を売るオジサンが雑誌を手に掲げて立っていました。

 野良猫救済のポスターには何が書いてあるのか覗いてみたり、 そんなのに「募金する人が居るのか?」 と興味が有って、暫く様子を見ていました。 「ビッグイシュー誌」を売るオジサンよりも猫を並べたオジサン達の方が稼ぎが良いように見えました。 見ている間に何人かの女性が100円玉を(ジュースの空き缶?)募金箱に入れて行きましたから。

 そんな野良猫募金を立川周辺でしているのは初めて見たのですけど、 僕なんか野良猫は嫌いですし、野良猫を救済するより「ビッグイシュー小父さんを助ける方が先だろう」と思います、 だから何度か買って読んだ事もありますよ。 とは言うものの、あの二人連れの人達も募金箱に入れられたお金で自分たちの生活を支えている可能性無きにしもあらずかな? 其の様な事情を知って、猫の側に置かれた募金箱にお金を入れているなら、 それも人助けになるのだろうか?

 そんな立川駅から家への戻り道、駅から北東に1km以上離れた高松町交番隣の駐車スペースで以前は駅北口広場で雑誌を売っていた小父さんの掠れたダミ声が聞こえました。 立川駅北口の様な乗降客が結構多い場所でも「ビッグイシュー誌」を複数の人が販売するのは難しいので移動して来たのかな? 「一度路上生活に入ると安定した生活に移行するのは大変なんだろうな...」と妙にシンミリしちゃいました。
コメント