エルミタージュ美術館内部 : 通路の概略地図
Arrangement of passage on the Hermitage museum
エルミタージュ美術館を1日目はガイドさんに連れられて3時間見物。 2日目はツアーから離団して個人的に見物して来ました。 入館すると入り口のインフォメーションで館内の地図を貰えますが、 それは何処に(展示品、トイレ、荷物預け、土産売り場、インターネットカフェ、ATM、階段・・・)何があるか表示されているのすが、 ある地点に向かうにはどの様に通路を歩けば行きつけるのか? すぐには判りません。 何しろ3つの建物からなる美術館の横巾はおよそ360mも有るうえに、全館のフロアーを平面的に移動出来るのは2階だけしか無い構造なのです。 かって昔、ドラゴンクエストのゲームの中でダンジョンの中を宝探しとモンスターとの戦いに明け暮れた僕としては、つい地図を残して置きたくなると言うものです。
そこで今日はコーヒー片手にエルミタージュ美術館内部の通路の骨格を纏めてみました。 まあこの図に表現した以外にも階段はありますが、1階から3階の部屋を全部訪れるための基本となるエレベータと階段は、この図が参考になると思います。 展示品あるいは部屋はこの図の通路の左右に展開していると思ってください。
エルミタージュ美術館を構成する3つの建物は道路上をまたぐ形の連絡通路で結ばれていますのが、3つの建物を平面的連続して歩けるのは2階部分だけと考えましょう。 メインの宮殿は真ん中に中庭を擁した「ロの字」構造ですが、広場に面した建物正面には大きな開口部があり、 そこから中庭を通って正面エントランスに向かいます。 正面入口は入退場ゲートで仕切られているために、メインの宮殿の1階部分は「ロの字」状に連続して歩けません。だから、左右にある1階部分を全て見物するには、2階から階段を使って1階に降りる必要があったりするのです。
とにかく展示品は絵画、彫刻、豪華な家具、すべて一級品です。 1日目の見物はそんな目玉部分をガイドさんの案内で見物し、2日目の見物では当時機械加工に使ったベッド部分が分厚い硬そうな木材で作らた旋盤などの工具の展示品やら、 他の人が興味を持つか判らん様な展示物を興味深く眺めたり、建物の内部、王族が居住する区域の窓は防寒のために30cm近い間隔の2重窓になっていましたが、 別の所ではもっと狭い間隔の2重窓であったりする違いなど、 変な所に興味を向けて館内をくまなく見物して来ました。
それでは、あなたも楽しんで来て下さい!!
追記: 以前に書いた入館チケットの引換券(Voucher)を交換したのは 赤丸を付けたInformationデスクでした。 しかし、本来は緑○を付けた「チケット売り場2」が正規の場所かもしれません。 しかし「チケット売り場1」の反対側に「チケット売り場2」が有るなんて事は見物が終わって、退場ゲートを出て回転ドアに向かっている時に初めて気が付いたんですよね。
関連記事へのリンク 2019年追記
エルミタージュ美術館の入場券手配
エルミタージュ美術館 チケット引換え方法