蛇の巣 点検

2011-07-15 11:52:59 | ヤナバ生活
 今年、大きな青大将が子育てした蛇の入っていた巣箱、 今朝山荘にやって来たショージ君が「タナカさん、小鳥の巣箱の中の様子を見ませんか?」そう言った。僕だって覗いてみたくてうずうずしていたから即 賛成。

 物置小屋からハシゴを出して巣箱を下ろして来るのはショージ君、力仕事に難のある僕はカメラ係りの分担です。 一番の興味は蛇の卵の抜け殻が残っているか? 何個残っているか、それが判れば何匹生まれたかだって判りますからね。



 ところが巣箱を地上に降ろして巣箱の屋根を外して中を覗いて、二人とも予想が外れました。巣の中には卵の殻なんか影も形もありません。 子蛇が卵から出ると、殻は親蛇が食べてしまうのかな? それとも口に咥えて巣箱の外へ排除するのか?

 

 巣箱の中に残っていたのは小鳥が子育てした時代の苔や繊維質のゴミで作ったふかふかベッドでした。



 巣箱の底には排水のための穴が明けてあるのですが、ショージ君の話では樹に取り付けた巣箱を下から見上げて、穴が塞がって見えれば 「ああ巣箱に入った小鳥が巣作り始めたな」と判断していたそうです。 そして一度小鳥が入った巣箱の底のふかふかベッドは巣立ちのシーズンが過ぎたら綺麗に取り除いてしまうのだそうです。 そうすると、次の季節にまた小鳥が使ってくれる確率が高いのだとか。 今年ヘビが入り込んだのはそれをやらなかったからか?

 それにしても、地上でうごめく蛇達、どうやって樹上5mに取り付けてある巣箱を見つけ出すのやら?、 蛇の視力って弱いと聞いた事あったけどな。
コメント