ボランティア未だ不足

2011-07-03 08:52:27 | 地震の周辺


 家電量販店の折り込みチラシを見ていたら、販売数量限定で体重計1,980円 16G-SDメモリー2,480円、数量限定無しでカーナビ2万円強等と目玉品が並べてあった。 山仲間の「F君の車には確かカーナビが無かったな」そう思ったものだから電話してみた。 まあカーナビなんか必要としないF君との話題は、行って帰ってきたばかりだと言う石巻への夜行日帰りボランティアへと移っていきました。

 F君、5月にも知人の親戚のお宅の改修工事のお手伝いに石巻へ行ったのだが、その時は心に描く津波被災地でのボランティアとは随分と異なっていて、今回は本物ボランティアを目指して、再度、石巻へと出かけたと言う話でした。

 参加した夜行日帰りボランティアですが、地域の社協(社会福祉協議会)が募集したものに応募しての参加だったそうです。
 
参加費用  : 千円 (旅費としての支払いです)
日  程  : 夜行日帰り
旅行形態  : バスツアー 40人程の募集に参加者数は 30人強であった。
食  事  : 自前、(現地コンビニで購入して済ませたそうです。)
持ち物   : 現地作業で使うスコップ等、
        (しかしスコップは現地受け入れ側でも用意されていた)
作業内容  : 側溝等の汚泥の除去作業。

F君の感想 :
 ・ まだまだ被災地では人手を必要としている場所が沢山ある。
 ・ 暑くて死にそうだった。
 ・ 汚泥の臭いが結構きつかった。
 ・ 今回夜行日帰りの一日作業だけで、助かったよ・・・ 
    連日だったら身体が持たないなあ。
 ・ 女性の参加者も居た。 女性の方がガッツが有ると思ったなあ・・・

 2年前に日本縦断徒歩旅行をやってのけた頑健なF君が「連日だったら身体が持たないよ!」と言うのだから大変な作業だったのだろう。 だから、「夜行日帰りのたった一日ではたいして役に立たない・・・」そんな風に思わずに、被災地では、まだまだ人手が必要とされ、凡人の体力が続くのは一日程度、そう割りきって、こんな短期間のバスツアー型のボランティアに参加してみるのも良いかもしれません。 社協のサイトを見たら、まだまだ募集しているようですよ!!

 しかし、世の中には数日間、連続して出かけられる人だって居るから、 そんな人達に無料でとは言いません、眠るためのスペースと、夜の入浴と朝食を安価に提供して下さる現地サイドのボランティアがあっても良いんじゃないかな。 救援作業をする現場から半径15km程度の地域でね、 その程度なら車なら簡単に、自転車でも通えるでしょう。 昼食と夕食は、どこかの食堂かコンビニで食べますから。 そして一日の土方作業は4時間以内に納めましょう、一日こっきりじゃ無いとすれば・・・
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