諏訪・御柱祭り

2010-04-10 23:11:55 | 国内旅行と山歩き
 京都の桜見物が主目的の旅の最後の帰り道、7年ぶりに行われる諏訪の御柱祭りも日程をやりくりして見物する事になりました。 昨夜は京都からの帰り道に大原三千院、彦根城などに寄り道して、諏訪のSAには夜8時過ぎて到着。 土曜日に日付が変わった今朝の真夜中仮眠を中断して中央線の青柳駅に移動して本格的に朝まで眠りました。 これで目出度く週末千円ポッキリの適用を受けたわけです。

 さて御柱祭りの方は引き回しルートに設けられた団体の接待所や通りに面した家での個人的な振舞酒などをご馳走になりながら、午前中は御柱曳航を見物しました。 その後、午後1時に予定されているメインイベント木落としを見渡せる大混雑の無料見物席になんとか潜り込みました。 神主さんが急坂を下って来たり、大勢で掲げられた二流の幟の様な布切れが坂を下ってきたり、なにやら急坂にせり出した御柱の上に乗った人が朗々と木遣りを吟じたり、決められた手順が有るのでしょうけれど、僕達が見たい「木落とし」その物のシーンがなかなか見られないので、内心イライラしながら、木落としの瞬間を待ちました。 近くに居た見物客が言ってましたね「全部ひっくるめて木落としなんだよ、それを楽しむのさ・・・」てね。 

 坂の上部と下部に掲げられた危険を示す?赤旗が解除されてからも、 坂の上に陣取った消防団のラッパ隊がイベントの区切り毎に吹き鳴らす音を聞くこと数回、急坂の斜面に伸ばされた引き綱に取り付いた黄色い衣装の若者がトキの声を上げ、御柱の後部を繋ぎ留めてあるハズの綱が斧で伐り離されると、呆気ない程の短時間で御柱は砂煙をあげて滑り落ちてしまいました。 遠く離れた無料の見物席からでは、TVが映し出す様な迫力ある鮮明な映像としては、肉眼では感じられません。 ちょっとガッカリな気分です。



 更にガッカリした事は、一本目の木落としの見物で帰途に着き、下諏訪の駅に到着した時には高尾行きの普通列車が発車した直後で、僕達が車を止めた青柳駅に停車する普通列車は1時間半も先にならないと来ないと判った時です。 花火大会の時には随分と臨時列車が運行されていたのに、御柱祭りの今日、JRはまったく力を入れていない感じです。 て言うか、上諏訪や茅野止まりの普通列車は2本あったから、僕達の事前調査不足と、青柳駅に車を置いた事が失敗だったかな? タクシーの運転手に聞いてみると3駅隣の青柳駅までの料金は8千円程かかると言うし、処置なしです。 挙句、 中央高速を走りだすと、小仏トンネルを先頭とする事故渋滞が発生しているとの案内表示が出てきて、結局、一宮・御坂ICで高速を降りて大菩薩嶺にほど近い柳沢峠越えルートを使って家に着いたのは9時少し前。 旅の最後でホントに疲れたです。 駐車場で旅に使った車の中の荷物を仕分けて、熊ちゃんは自分の車で家路に着きました。 無事に帰って下さいな、ありがとうございました。 そして、お疲れ様でした。
コメント

京都とお別れの日

2010-04-09 07:31:15 | 国内旅行と山歩き
          京都宇多野YHの客室外観

 今夜の泊まりは高速道路上のPAになる予定です。 自民党の置き土産”高速道路千円ポッキリ”を活用するために、今日の行動の基準は「明日の土曜日に高速を降りる事」です。 明日の午前中には諏訪の御柱祭り見物したいので出来るだけ諏訪の近くのPAに近づいて置くことが必要です。 京都から諏訪近辺までは5時間程度で着いてしまうでしょうから、夜までの暇つぶしにYHから程近い大覚寺や、帰り道の途中で大原・三千院辺りを見物して、今回の京都桜旅は終えようとしています。これまで天候に恵まれて、予定した桜の名所は全部廻りました。 その上にオカリナ演奏もする熊ちゃんにとっては昨晩の平安神宮・紅枝垂れコンサートでは宗次郎の演奏を聞き、さらに舞台脇から演奏中の姿をデジカメに納める事も出来たらしいかく満足したことでしょう、この夜桜見物は二人で出かけましたけれど、別行動をしていたので、僕は舞台に近づいていません、その上デジカメの電池切れで、写真撮影の手足も縛られました、泣くしかありませんでした。 そんな事で、昨日の平安神宮での写真は熊ちゃん撮影のものを使わせてもらったのです。

 ところで、明日の諏訪・御柱祭りは当初の予定に入ってなかったけれど「7年に一度のお祭り」言葉の魔力で、僕たちは、今回を逃すと、次のチャンスは永遠に来ない可能性が有ると判断しての見物です。 そんな事より、京都の桜見物の時間的余裕をもう少し持ちたかった気分無きにしもあらずだけれど、 このアクセク動くパターンは習い性になっているから仕方ないです。

 今夜の泊まり場ではインターネットアクセスが可能か判らないので、 朝飯前に書き上げた、これをUpしておきます。
コメント

京都4日目

2010-04-08 22:14:20 | 国内旅行と山歩き
               善峰寺の枝垂れ桜

 今日の予定はチョイト距離の離れた寺々を自動車で廻ることになってます。 宿から南下して、京都南西部の善峰寺を手始めに、北に向かい、花の寺、化野念仏寺、愛宕念仏寺、更に北山杉の里を通り過ぎて常照皇寺まで北上、そこから戻って仁和寺で桜を見物しました。 1番最初に立ち寄った善峰寺の枝垂れ桜が満開で見事な眺め、 その後は僕にとっては惰性で続ける桜廻りの旅になって来ました。 そして、本日の締めくくりは平安神宮の庭園で開催された宗次郎のオカリナ演奏目当ての紅枝垂コン夜桜見物に行ってきました。 ライトアップされた夜桜も見飽きた気分で居ましたが、栄安神宮のそれは見ごたえのある夜桜見物が出来ました。
 


   平安神宮のライトアップされた夜桜, オカリナ演奏は中央建物で:撮影・熊ちゃん
コメント

哲学の道でお散歩

2010-04-07 20:22:15 | 国内旅行と山歩き
 京都のYHに泊まって3日目になります。 今日の予定は平安神宮と南禅寺、そこから銀閣寺まで疎水沿いの哲学の道を歩きました。 話には聞いていましたけれど”哲学の道”は気に入りました、僕の家の近くにあれば普段の散歩コースにしたくなります。 という訳で、本日の写真は”哲学の道”に咲く桜です。

 ところで、今日は嫌な事が何回か起こりました。 最初はユースホステルの廊下で、袋に入れて手に持っていたPCが袋からずり落ちて床に音を立てて落ちて、増設メモリーのカバーが外れる程の衝撃でした。 2度目は車のドアを開けた拍子に、車に乗せて置いたPC入りの袋が地面に落っこちてしまったのです。 夕方宿に戻ってから動作確認したら問題なく動作してくれましたから良かったですけれど。 そして3度目は京都駅地下商店街の昼飯食べたうどん屋さんの多分椅子にデジカメを置き忘れて出てきてしまったのです。 食後、駅ビルの中の店頭で明日夕方に平安神宮で行われるの宗次郎の前売りコンサートチケットを買った後でデジカメが無いことに気付いたのです。 うどん屋さんに戻ったら保管されていて無事に手元に戻ったから良いようなものの、ヒヤッとしました。

一旦、京都市内見物からYHに戻った後で、宿の比較的近くの仁和寺とその脇を登って個人経営の桜山・原谷苑を見物に出かけました。 原谷苑は福島県にある”花の山”の小規模バージョンの様な物で、 まあ桜がテンコ盛りで花盛りでしたから、それなりに見ごたえは有ったのですけれど、桜の花の清楚さや潔さはどこかに飛んで行ってしまった感じがして、僕の趣味には合わない場所でした。 明日は京都西部の山際にある、いくつかの寺の桜を見て、夕方からオカリナコンサートを聴く予定です。

 そうそう、今日の桜見物の歩数も昨日に較べれば随分減りましたが、2万歩を越えました。
コメント

2万6千歩の桜見物

2010-04-06 17:41:51 | 国内旅行と山歩き
 旅に出てから4日目になりました。 相変わらず、まずまずの天気が続いてくれているので、助かっています。

 そして今日は宿泊しているYHから太秦駅まで歩き、電車を乗り継いで、清水五条駅で降りて、そこから建仁寺を振り出しに、祇園白川、知恩院、円山公園、高台寺、清水寺、と桜の名所を歩いて廻わりました。 その後、バスで京都駅に出て若干遅めの昼食。 今日の一日の予定はここまでだったのだけれど、 流石にこのまま宿へ戻るのはもったい時間なので明日以降の予定地のひとつ嵐山の天龍寺と渡月橋を訪れることにしました。 朝の早い時間帯に訪れた建仁時と祇園周辺はまだ人出も許容範囲だったけれど、清水寺や嵐山周辺は火曜日だと言うのに多すぎる人波の中で身を漂わせましたが、これは疲れの溜まり具合が加速する感じです。 外国から来た高年の女性グループも天龍寺の入り口の日陰になった石垣に腰を降ろし、疲れた顔付きをしていましたし、中には大あくびをしている人も居ましたよ。

 僕の腕では撮影した桜の花はいずこも同じ様にしか写らず、ブログに載せる気が起こらない。 で、今日の写真は天龍寺建物内の襖絵の龍とそれを保護するために前面に置かれたガラスに映りこんだ外の風景です。

 嵐山の見物を終えてからはJRで太秦まで一駅戻り、およそ800m北にあるYHの宿に戻ってきました。 今日歩いた歩数は2万6千歩を越えたようですから疲れて当然だな。 今は、温かい湯船に浸かり、ビールを飲んで、このブログの原稿を書きつつ夕飯が始まる6時を待っています。
コメント

世界遺産の地で桜見物

2010-04-05 20:58:48 | 国内旅行と山歩き
 姫路城と京都・醍醐寺と2つの世界遺産、 それと平野神社に立ち寄って桜見物の一日となりました。 どうせ早起きして車を走らせても、姫路城の中に入れるのは8時以降になるから、それに間に合えばOKと、ゆっくりと起床して相生から姫路に向かいました。 昨日は嫌悪感を覚えるような大混雑の人出だった姫路城も、月曜日の今朝はゆったりした雰囲気です。 姫路城見物を月曜日に回す熊ちゃんの判断は大正解でした。 その後京都で更に2箇所で桜見物と写真撮影し、今日から4連泊する宇多野YHにチェックイン。 満足した一日のブログを書いていたところ、風呂で出会った80才の元気なおじさんが「広沢池近くにある世界救世教の庭園開放が行われていて、見事な夜桜見物が出来る様だから、一緒に見物に行かないか?」と誘いに来てくれた。 せっかくのお誘いだったので、夕食食べてお腹がきつくて、あまり歩きたくない気分ではあったけれど・・・ 
行って見て、その見事さに唖然!! ブログの写真も姫路城の桜なんか没にして、夜桜と入れ替えです。 ところで、その宗教施設の開放は春季はたったの3日間だけ、その最終日に巡り会えたとはラッキーです。 と言うか、風呂場で、そのオジサンとの会話が無ければ出会わなかったチャンスでした。

 ところで太秦駅近くのこのYH、新築に近い改装をした素晴らしい設備の宿でした。 宿泊した人の口コミか? 大半は外国人客だったのにはびっくりです。 彼らに早くから予約を入れられてしまったら、なかなか日本人でも予約を入れるの難しいと思いました。 そんな状況なのに、何故か4泊の予約が取れた僕たちは、凄い幸運です。
コメント

花見の旅、いよいよ始まり

2010-04-04 21:21:21 | タナカ君的日常
 兵庫県相生市の道の駅の風呂に入って、「まだゆっくり入っていたい」と言う相棒の熊ちゃんを残して、先に上がり、このブログを書き始めました。 昨日の午後に我が家で落ち合った後、中央高速を走り、名神の大津PAで車中泊り。 そして、今朝は5時に起きてお茶とPAの売店で買ったサンドイッチの軽い朝食を取ってから、すぐに行動を開始、名神・中国道と乗り継いで、まずは津山市の鶴山公園の城に登って桜見物を皮切りにしたのを皮切りに、兵庫県・龍野市で同じく城付近の桜の花や武者行列の見物、最後は姫路城の見物で締めくくる積もりで、姫路城の大手門駐車場まで車で近づききましました。 しかし大混雑の人ごみと、満杯の駐車場に恐れをなして、見物は月曜日の明日に回すことにして、、今日最後の見物は書写山に目的地を変更して山の上の寺を見物して来ました。 とにかく一日中、目一杯動き廻って疲れもしたけれど、道の駅併設の熱いお風呂に浸かってよい気分になっています。 今夜はこの道の駅で又、車中泊ですが、その前に軽く一杯やって、夕御飯を食べて寝ます。
コメント

外れた予想

2010-04-03 10:20:51 | タナカ君的偏見
 数年前の簗場の山荘で中国からの留学生と出会った時、中国の国としての躍進が話題になったことが有った。 その時に僕が予想した意見は「躍進著しい中国経済も今後の更なる上昇のためには、原油などのエネルギー資源の制約などから、いづれ頭打ちにならざるを得ないだろう」と言うものだった。 ところがドッコイ、その後の中国経済は増々拡大していますね。 イラン、アフリカ等の産油国との取引拡大、レアメタル等の自国領土内での開発拡大、外国資源の取り込み、 経済的発展に必要な物への投資、国のバックアップなど半端でない力の入れ方が新聞記事やTV報道などで伺えます。 いずれ何らかの理由で経済成長は制約を受けざるを得無いのは間違いないとしても、当面の僕の予想は外れてしまいました。

 そして2・3日前だったかにNHKで放映されたインドのムンバイの様子、稼ぎの良くなった市民と彼等でも手の届く価格で車が売り出された事もあって、 車を購入することへの強烈な渇望。 それは従来のリッチな人々が自分たちの住む地域の住環境を守るために「高架道路建設反対」の声を上げても、それを押しつぶすエネルギーをも秘めていた。 日本では混雑する道路や高い維持費を嫌って車を購入する人が減少したりしているらしいが、 番組に登場したインドの人たちの、「自分の車を持ってみたい!」との願いのなんと強烈な事よ。 日本にカラーTVなどが普及し始めた頃に3種の紳器と呼ばれた品々への渇望と同様なエネルギーを感じました。 

 中国やインドで経済的に少し余裕を持ち始め、今迄欲しかったものを手に入れようとしている人たちにとって「地球温暖化防止なんて糞食らえ!」だと思いますね。 こんな中で、いわゆる先進国はエネルギー効率のチョットだけ良い製品や施設を作って自己満足しているしか無いでしょう。 この予想もまた外れるかな?
コメント

伸びる筋肉

2010-04-02 09:02:07 | タナカ君的日常
 何日か前、ブラジルに旅行した時のデジカメ写真を探すために、PCの中や写真データを保存したCDをチェックしていたらば、 こんな写真が出てきました。 高校生の頃の息子が「俺の顔はこんなに伸びるんだぜ!!」とやってみせてくれた時のモノです。 10年ちょい前と言ったら俺も少しは若かったはずだけれど、頬の皮をつまんで引っ張っても絶対こんなに伸びない。 最近は手足の爪の柔らかさも、硬くなって来て「俺も老化が進んでいるんだな」と感じる今日この頃です。 そんな自分の事はさておいて・・・ 若者のこのような皮膚の柔軟性は特に女性が出産しようなんて時は出て来る赤ちゃんにとって大事な条件だったんでしょうね。 最近は病院ではすぐに腹を裂いたり、出口に切れ目を入れて、赤ちゃんを取り出してくれるらしいから、歳をくって皮膚や筋肉の柔軟性は関係なくなったのかも知れませんけれど、動物としての自然さで言えば、出産適齢期って絶対に有りますよね?
コメント

資金運用

2010-04-01 20:13:25 | タナカ君的日常
 デイトレードをやっている人たちのブログを眺めていると、結構な数の人達が外貨取引をトライし始めているのが感じられます。 本屋の店頭でも株関係の隣にFX取引のハウツウ物が積まれ始めています。 まあ、FX取引では主婦が何億円も稼いだのに納税しないで税務署に追徴課税された話しも聞きますから、株と同じで人によっては、儲けることの出来る人はいるのでしょう。 でもチキンな僕としては自己資金の何百倍もの取引が出来てしまうFX取引は怖くて手が出せません。 でも、1$が90円を割り込んだりすると、流石に円高が過ぎるでしょうと思えてしまって、レバレッジ無しの外貨取引もどき取引として、外貨MMFに資金を少し振り向けてみたりしています。 ここの所、円安に少し振れつつあるので、若干利が乗り始めました。 投入資金に対する比率で言ったら1円の円安で1%の利が乗る勘定ですから、 銀行の定期預金の預け入れ金利や国債に較べて、それを上回る金利が期待できる可能性があります。 あくまで、可能性ですよ、85円なんて円高場面では、数字上は損失状態になりますから。 精算して、利益を確定させるまでは判らない事ではあります。 ちなみに 日本国民の零細な個人の金融資産の大半の運用先は銀行の定期預金であったり、国債であったりするようですが・・・ 我が家で、僕の管理下にある資金は銀行の定期預金や国債には一切投入していません。 あんな、人をコケにしたような低金利しか払わない所に預ける気持ちになれないですから。
コメント