アルプス囲碁村会館の中

2011-08-19 09:07:03 | ヤナバ生活
 週に3日、火・木・土の午後はヤナバの山荘から大町に降りて行って、アルプス囲碁村会館での対局を楽しんでいます。この囲碁村会館に集う人達ですが、写真左奥の会長さん7段を筆頭に普段顔を見せている方たちは僕より上の有段者。 だから、何時も置き碁だったり、良くて先で打たせてもらっています。 今日は、その会館の様子を紹介してみます。
 囲碁村会館の玄関ドアは自動ドア、中に入ると左手に背の高さの下駄箱、靴を脱いでスリッパを履いて低い段差の上り框の廊下を先へ進む、と言ってもほんの2m程の距離だけど。 廊下の左手には湯沸室、トイレと並んでいる。 そのトイレの真向かいの右側に対局室があり、少し滑りの悪い引き違い戸がある。

 ドアを開ける時に少し音がするし、僕なんか「こんにちは」なんて挨拶しながら入って行く。そんな入室者に対局中の人はチラッと視線を飛ばし、暫く振りに顔を出した人だったら、久しぶりの挨拶などが交わされる。 そして、入室者は入ってすぐのテーブル上に置かれたA5サイズの記名簿(20人ほどの記名欄)に名前を記入し、当日の会費300円を菓子折りの様な底の浅い紙箱に入れます。 中には金を入れるのを忘れたまま(理由は色々なんでしょうが)対局を楽しんで帰っちゃう人もいたりするようです。

 対局室の中の様子は写真を見ていただければ判る様に、厚さ2寸弱の碁盤がテーブルに乗り、小さな座布団を乗せたスチールパイプの椅子が置かれている。 今対局中の場所に9面置かれ、奥に見えるテーブルの部屋でも打てる碁盤セットはあります。更に写真には見えてませんが解説などに使う大盤や初心者教室に使う九路盤も置かれています。

 室内の壁や黒板には日本棋院の主催する催しのポスターが何枚か張られ、来月初旬に糸魚川の旅館で催される日本棋院の長岡・糸魚川・大町支部の親善試合の案内やら参加申し込みの記名用紙なども張られている。 それに関わる幹事さん達の対局前後の話題は当日の車の乗員配分、旅館に要求する食事などの話題が増えてきました。

 その他に囲碁人口を増やすべく実施中の子供教室のことやら、囲碁会館の運営をバックアップしてくれている市役所担当部署との話やらも聞こえて来ます。 組織の運営を担当する人達は何に限らず大変ですね。 ところで、僕はここ大町でも、東京の地元の公民館でも今は気楽に対局だけ楽しませてもらっていますけど、 この暑い夏が過ぎて家に戻って10月からは「公民館囲碁クラブの場所取り要員(事前申込み手続き)の役を分担して下さい」と会長さんから頼まれて、引き受けているんですよ。
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もう飽きた 佐野洋子

2011-08-18 10:19:11 | ヤナバ生活
 「やくにたたない日々」そんなタイトルの本を先月末に読んで以来、大町の図書館に行くたびに佐野洋子さんのエッセイを借りだしては読んできた。 僕達夫婦にとって両親は既に介護の対象に成り得ない遠い世界の人となってしまっているので、彼女が文中で表現している「ボケた親の介護を施設に放り込んでしまった」なんて罪悪感を味わう心配は無い。 けれど、自分たち身がこの先どのようになって行くものか? 物忘れや日常的な一連の動作での不手際に戸惑いを覚える事も多く、彼女のエッセイの中で語られる話に共感を覚えつつ読んでいました。

 しかし、彼女の今で言えば中年の年代で亡くなった父、その亡き後に自分たちを育ててくれた母親の生き様、それに対する愛憎。 こどもの内に亡くなった兄弟、 優しく接してくれた親戚の小母さん(母親の妹)。 そんな人々との関わりや著者自身の行動を「これでもか!!」と云うほどの文章にして、月間雑誌に掲載した24編。 それを一冊の本にまとめたのが、母親の名前をタイトルにした「シズコさん」。

 それを読み終えた今は「佐野洋子は、もう十分すぎるくらい読んだ」あるいは「もう読まなくてもいいや」の気分です。 佐野洋子さんの本は、言ってみれば知ってる世界を「なるほどねー」てな感じで読ませてくれて、暇つぶしに1・2冊は良いけれど、それ以上はご馳走さんですかね。


 でもって、今読みつつある本はアヴィ・スタインバーグ著「刑務所図書館の人々」、サブタイトルは「ハーバードを出て司書になった男の日記」。 ボストン近郊の刑務所の中にある図書館に司書として勤務し始める事になった経緯から、図書館の運営に協力するよう選抜された囚人、刑務所の刑務官、そんな人々の人間模様、 囚人間の違法連絡場所(郵便ポスト)としても利用される図書室の空間。 そんな知らない世界を見せてくれます。
 昨日読み始めて、今朝読み始めたページは398p。 かなり快調なペースで楽しく読み進める本です。
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木崎湖花火大会

2011-08-16 10:55:18 | ヤナバ生活
 「木崎湖の花火もなかなか良いですよ」、「ボートで湖面に花火を放り込むのか、どうするのか知らんけれど、物凄い迫力で湖上から花が開きます」そんなショージ君の誘い言葉に乗って、今年は諏訪湖の花火見物はパスして、昨晩は木崎湖花火大会見物に出かけました。 ここの花火の特徴は打ち上げ花火の時には周辺の山々に反響しながら特徴的な余韻を奏でる爆裂音。そして移動するボートが仕掛ける水上花火でした。 その、水上花火を打ち出すボートは湖面を大きな円形の航跡を描きながら次々と水上で花火を爆発させるのだが、見物席に近い位置で開く時の花火の爆音と、光の粒の襲来感は中々の迫力でした。

 「明日は手巻き寿司で早めの夕食しますけど」、「タナカさん、食べに来りゃいいが」焼肉パーティーの後で隠居の奥さんから云われた。そんな誘い言葉にホイホイのって花火が始まる前、まだ明るい時間、2晩続きで豪華夕食をご馳走になって来ました。



 山仲間には云われそうだな「タナカさん、遠慮と云うものを知りなさいよ・・・」 なんてね。
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焼肉パーティー

2011-08-15 07:00:21 | ヤナバ生活
 名古屋の隠居の持つ佐野坂ゲレンデに近い別荘、7月下旬に訪れた時には留守だったけれど、お盆休みだから居るかな? と昨日の午前中に訪れてみた。 車2台が駐車してあって大勢の声が聞こえます。 玄関のドアを開けて声を掛けると、 隠居は去年と同じに元気な姿で玄関先まで出て来てくれて立ち話、 昨年一緒に来た妻の事を聞かれたり、なんやかんやの話の後に

「おーい、夜のバーベキューは何時から始めるかな?」
「バーベキューじゃ無いよ、鉄板焼き」
「6時?、7時かな?」
 隠居と家の中の女性たちとの大声でのそんな会話の後で、

「じゃー、今晩7時に来てちょ」、「10人も居るんじゃ、1人増えたって何も問題有りゃせん、遠慮なく」そんな言い方で夕食に招待されたのです。

 7時丁度に入り口に到着して、車の向きを変えたり、ライトを消したりしていたら、隠居が近寄ってきて「準備も出来て、丁度始める所です、さあどうぞ」と招き入れられた。広いい庭先に設けられた鉄板焼きの炉の廻りでは男性達が陣取り、炭火を起こし、周辺には肉や野菜の準備が整っていた、そして家の中では女性軍が主食?のおにぎり作りの終盤作業に取り掛かっていました。 僕は午前中に居谷里湿原近くの日陰で涼しい林の中で採ったワラビ、そのアク抜きがどうにか間に合い、手土産に持って来たので、台所を使わせて貰って、適当なサイズに切って、削り節ふりかけて、ビールのつまみの一品を提供しての仲間入りです。 他に、ビールも半ダースほど持参しましたけどね。




      久しぶりに大勢で賑やかな食事の場を楽しませてもらいました。
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美麻で喰うそば

2011-08-14 08:02:26 | ヤナバ生活
 簗場の山荘から大町市街に向かう時には国道148を利用する。 そして長野市方面に向かうときには、その国道148を逆に青木湖の脇を通り、佐野坂へ下り、通称オリンピック道路の県道33に入り込むのだが、 暇のつれづれに地図を眺めているとヤナバスキー場の中を越える県道324を利用すれば長野に向かう場合、距離にして10km近くショートカット出来るらしい。 話によれば狭い山道で、すれ違い困難な道だから、対向車があったら時間は掛かるかもしれないと聞く。

 そんな山道走りも興味があったし、美味い蕎麦を食べられそうな店が何軒かあるらしい旧・美麻(みあさ)村の新行地区、そして朝の連続TVドラマ「おひさま」の背景画にもなった菜の花やそば畑がある中山高原を訪れてみようと思い立ち車を走らせました。



 美麻村へ抜ける県道324は青木湖と中綱湖の接合点付近に入り口があります。そして、ヤナバスキー場の上部リフトへの乗り継ぎ場付近へと登り、そこを最高地点にして美麻村へと下っている道です。  青木湖側の入り口付近には「災害復旧工事中」の立て看板などありましたが、工事中は短区間の1ヶ所だけ、道路はしっかりと全面舗装され、行き違った車は所沢ナンバーの1台だけと少なく、 いともあっさりと美麻郵便局近くの交差点に出てしまいました。

 Topに掲げた地図の中央付近「麻の館」と記されたあたりが蕎麦屋が何軒もある新行地区、途中の道端には蕎麦屋の看板が何枚もありました。集落に入ってすぐに「山品」と云う店の賑わっていそうな駐車場の様子が見て取れたので、そこに入って入店待ちのリストに記名、待つこと15分。 座敷のテーブル席について注文を済ませてから、漬物の乗った皿はすぐに出てきたのですぐに食べてしまったけれど、「そばのうす焼き」が出てくるまで、やはり15分ほども待たされました。



 店は農家の座敷をそのまま使用している感じ、長押の上には橋本総理大臣、島津なんとかさん、TVキャスター、俳優さん、そんな訪れた著名人と共に納まった店の主人と奥さんの写真で飾られていましたっけ。

 店の客あしらいは奥さんが取り仕切り、その娘さんや、おばあさんやら、近所の家の小母さんらしき人々が立ち働いていました。 会計の時に「随分忙しく、繁盛してますね」と云うと、「お盆休みでお客さんが多いんですよ」 「お盆過ぎてから又来て見て下さい、すごく静かですから」だそうです。
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ウルシ騒ぎ 続き

2011-08-13 09:10:19 | ヤナバ生活
 窓に当たる陽の光に、「随分良く眠った」と思って時刻を見ると7時を廻っていた。 昨日作った洗濯干しスペースにも早くも燦々と陽が降り注いでいる。 急いで身支度して、ロープと室内に干しておいた洗濯物をもってその場所に干しましたよ。 上手くすれば、昼前には完全に乾いてくれるでしょう。 それを取り込んで午後からは大町の囲碁会館に出かけるか? そんな予定を立てつつ部屋に戻ってPCを立ち上げるとショージ君から、今朝書いたばかりのメールが届いていた。

タナカさんへ

 朝起きて、両手を見ましたが、かぶれはどこにも見られませんでした。
 私には、あの葉っぱが、かぶれの木か、
 それとも私の手が馬鹿になっているかは分かりません。
 報告まで。


実は昨日のこと、僕の皮膚カブレの原因になったかもしれないウルシもどきの植物についてこんなやりとりがあったのです。

僕     : 「これですよ、ツタウルシじゃないかと思っている奴」
ショージ君 : 「こんなの何でも無いですよ」
        「おら、何時だって邪魔だなと思えばムシって捨ててますよ」
僕     : 「それから、これ」、「ヤマウルシのはず」
ショージ君 : 「ウルシと違うと思うがな・・・」
        「こんなの、触ったって大丈夫だったよ」
僕     : 「 庭仕事してる時に手袋してるじゃないですか?」
ショージ君 : 「素手で触っても大丈夫とおもうよ」
僕     : 「じゃあ、触ってみてよ」

・・・ 素手で葉っぱを触るショージ君 ・・・

 そして一晩経過した後の様子を連絡くれた先のメールには、「かぶれはどこにも見られません」と書かれていた。 「かぶれが出ないで良かったな」そうホットする気持ちと、「じゃあ俺の皮膚炎の原因は何だよ?」のもやもや気分とでスッキリしない朝になりました。

 Topの図はウルシもどきの植生の位置を記録した図です、赤鉛筆で印したX印はツタウルシ、△はヤマウルシと思われる植物の位置をしめします。 丸印は杉、コナラ、紅葉、シャクナゲ、その他雑多な木々です。 元気になったら、ウルシは全部刈り払う予定だったけれど、ウルシじゃ無いとすれば、どうしようかな?
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アサギマダラやオニヤンマ

2011-08-12 20:53:16 | ヤナバ生活
 肩の高さまでの長柄の鎌や、鉈、鋸まで持ちだして、つなぎの作業服を身に付け、足には長靴、日よけ布の付いた帽子を頭に被ったいでたちで、林内の小潅木を薙ぎ払う作業を始めました。 その訳は、2・3時間連続して陽当たり良く洗濯物を干せるスペースを確保するためです。 8月7日付けブログで洗濯物をロープに吊るした写真、直射日光が当たっていますけれど、あの場所に陽の光が差すのはほんの1時間程度しかありません、だから洗濯物が完全に乾わき切らず、不便を感じていたのです。

 で、そんな作業をしている途中で「タナカさーん!」「ちょいと来て見て下さーい!」と薪割りや割った薪を積み上げる作業をやっているはずのショージ君から声が掛かって来た。

 そばに行って、指差す方をみると大型の蝶が飛んでいました。 「アサギマダラ」だそうです。 「今年のシーズン、今日初めて見ます」と云うのはショージ君。 僕は「アサギマダラの本物を見るのは、生まれて初めて」でした。

 そのゆったりした飛び方に思わず見とれましたよ。 同じ程度の大きさのアゲハ蝶に較べても、飛び方にゆったり感のある羽ばたきで、こいつは海を越えて沖縄方面迄も飛んでいったりするそうですけれど、如何にも長距離ランナーの感がありました。

 2度目の呼びかけの時は、行ったり来たりの飛行を繰り返すオニヤンマの姿がありました。 ショージ君は、自分の体の近くにまで来てはUターンを繰り返すとんぼに向かって「こっちに来い」、「「向こうに行け!」などと指揮官の様な言葉を発して遊んでいます。 そして、どちらの場合も「タナカさん、ブログに載せる写真を撮ったらどうですか?」の声にならない言葉が込められているのですが・・・ 僕はと言えば、カメラを室内まで取りに行く間に見えなくなる可能性も高いだろうと思いつつ、「こんなに動いてばかりいる奴、俺のカメラじゃ上手く映らないよ」と理由を云って、 今日は何故か撮影をパスしちゃいました。



 でも何も写真を載せないと寂しいから、以前に同じ様に「タナカさーん!」「ちょいと来て見て下さーい!」の呼びかけにカメラを持って外に出て撮影した毛虫の写真を載せて置きましょう。

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阿呆な株取引

2011-08-11 10:18:42 | ヤナバ生活
 ここ2・3年の間は6-7月の期間に購入した株式での利益は思わしくない、 それにヤナバの山荘にやって来てから居候を決め込んでいる2階の一間からのEMOBILE経由でのインターネットアクセスは SkypeでTV動画通信なんか利用すると、使い物にならない程スピードが遅い。へたすると電話回線でのモデム接続かと思うようなトロさ。 そんな不安定な通信状態で株のオンライン取引をするのも危険だから、ヤナバの山荘に来てから1ヶ月近く、株のオンライン取引はずーっと控えていた。

 ところが、EMOBILEの通信端末を窓辺の敷居の上に乗せる様に設置すると電波受信状態表示を示す棒が2本立ち、下りの通信速度が1M程度は出る事に気が付いた。  そして株式市場では一昨日、日経平均が8千円台に突っ込み、昨日には当然の如く反発で始まっていた。 これを逃す手は無いと取引先の口座に残しておいた資金の8割方を投入して買いで入りました。 後場の終了前には充分2日分のアルバイト代金程度の含み益でした。 その利益をもう少し増やせるかと欲を出して一晩放置、起きてみればNY取引所のDow平均は500$超のGD、TVの海外ニュースでも株価下落、フランス経済の問題や世界経済の見通しの暗さを「これでもか!」と云うほど流していた。 そこで今朝はそそくさと昨日買った全株のLC処分作業にとりかかりました。 結果を振り返れば阿呆なタイミングでの取引になりました。 
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ウルシ判定騒ぎ

2011-08-09 21:40:00 | ヤナバ生活
 皮膚のかぶれの原因はウルシかぶれだとして、山荘周辺の林の中のそれらしき葉っぱがウルシなのか判定してもらおうと思って、サンプル採集に取り掛かった。 庭仕事する時のためにつなぎの作業着も持って来てあるのだけれど、 着替えるのが面倒くさくて半袖シャツの格好で作業しちゃいました。 サンプルは2種類、



一つ目は「ツタウルシ」と思しき葉っぱで、それは簡単に採集出来た。

 二つ目のヤマウルシと思われるサンプル採集の時の事、「羽状複葉」の一枝を左手にもった金属製の火ばさみで掴み、右手に持った鎌で細い幹の付け根から切り離す作業だったのだが...  右手に持った鎌を引いて、「切り離せた」とおもった瞬間、ウルシと思っている細い木の全体が揺れて、切り離した以外の沢山の葉っぱが付いている枝が右腕の半袖から下の露出部分をサーッと撫でた、「ウワー! ヤベー!」と思っても後の祭りです。 とりあえず、台所に急行して水道の水を葉っぱが触れた右腕に掛け流して対応してみました。



 その採集した葉っぱを新聞紙に挟みこみ、大きなビニール袋に収納して、大町保健所に向かいました。 昨秋のキノコの時期に保健所で食用のキノコの判定をしてもらった話をショージ君から聞いていましたので、ウルシみたいな植物も判定してもらえるのではないか? と期待しての事です。

 しかし訪れた合同庁舎2階にある保健所の職員さんの中にはウルシの判定を行える方が居ませんでした。 対応して下さった職員さんの話では白馬にお住まいの薬草などに詳しい先生がいらして、 保健所では顧問みたいな事をしてもらって居るらしい。 そして「その先生なら判定できるかもしれない」、 そして今日は白馬地域に出かける用事があるので、「サンプルを預かれるなら、見てもらってきてあげます」との話。 当然新聞紙に挟み込んだサンプル2種類を置いてきました。 後刻、電話連絡下さるとの事。

 そして夕方、携帯電話に連絡が入りました。
「白馬の薬草の先生は、長期不在中で鑑定してもらえませんでした」

そこで合同庁舎内の林務課の職員に見てもらったが、しかし
「そこでは見慣れたウルシとちょいと違う感じがするとの事で、ウルシと断定してもらえなかった」そうだ。

最終的には保健所からは
「ウルシと断定出来ていませんが、とりあえず触れない様になさって下さい」
との話でおしまいになりました。

 僕としてはサンプル採集の時に触ってしまった葉っぱの植物は「山うるし」と思い込んでいます。 直後に水流で洗い流したつもりですけれど、また巨大な水泡群が出現したらどうしようと夜に布団に横たわってからも戦々恐々の状態で目が冴えてしまって眠れません。 右腕の該当部分には新たな痒みと赤斑も現れて来ています。 夜中に痒くてたまらず、布団から抜けだして皮膚科で貰った強力な方のステロイド剤を塗りたくりました。 あれから既に24時間は経過していますがウルシかぶれは遅発性だとか、今晩もう一晩過ぎて、更なる悪化が無ければ少しは安心出来るのだが、どうなることやら。


昨日見つけたのですが、”大阪自然”さんのサイトにはウルシの詳細な記事や写真が載っていて参考になりました。
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ウルシかぶれに決定

2011-08-08 08:16:30 | ヤナバ生活
 ヤナバ生活での食材ゴミは林の中に穴を掘って埋設処分して、最後は土を被せているのだが、夜中にそれを掘り起こしてあらかた食べてしまう動物がいる。 一番最近の穴は綺麗に掘り起こして穴がそのまま開いていた。 今日処分する食べ物ゴミはその穴に放りこみ、 どうせ掘り返す奴が居るなら、面倒かけないように土を被せずに放置してみました。



 ところで、皮膚科の医者にカブレの原因はウルシの類の植物由来であろうと云われているので、 Web上でカブレを引き起こす植物の写真や特徴を漁っていたのです。 そして、山荘の周辺にそれらしき草木があるかと注意して眺めてみました。 すると、食材ゴミを埋めるために入り込んだ林の中、穴を掘ったすぐ脇にも似た植物があるじゃないですか。

”自然体験.com”さんの 葉で調べる樹木の見分け方 ~夏編1「ウルシ」~
に書かれている以下の特徴をほぼ備えている。

羽状複葉、
葉のつき方:ウルシ類は互生
葉の縁に鋸歯(きょし:ギザギザ)があるかないかを見ます。
ウルシ類は、幼木のときを除くとほぼ全縁(ぜんえん:鋸歯がないこと)です。



 写真の葉には鋸歯があると見えますが、幼木とすれば、これも条件に該当しますし、他のサイトで読んだ 葉柄は赤い なんて特徴も持っている。

 と云う事で、「僕の皮膚炎の原因はウルシカブレに決定!!」しておきます。

その8月2日・長岡花火大会当日の右腕手首下の酷いかぶれと水泡の様子も記念にUpしておきます。酷くなった顔の写真の方が記念にゃなるけど、流石にUpする気持ちになません。 腕の水泡写真だけですから、野次馬の皆さんもそのつもりで見てください。
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