一昨日のプライムニュースのゲスト出演者は以下の御三方だった。
藤巻健史経済評論家 元参議院議員
小幡績慶應義塾大学大学院准教授
片山さつき自由民主党総務会長代理 前地方創生・規制改革担当相
この内、 藤巻健史氏は日本国の財政破綻をテーマにした本の執筆や講演等を飯の種にされている方のようだ。 氏の話を聞くまでも無く、 国債の残高が1千2百兆円に至る道すがら、 僕みたいな人間にだって「どうやって返済するの?」と想って来たし、 今回のコロナ禍の中で行われている与野党入り乱れての「国民の生活救済を旗印にした乱痴気騒ぎ」、 第2波、 3波への備えとして10兆円の予備費を予算に計上して国会は閉会した。 「日本の国家財政、終わってるね!」としか言いようが無い。
そしてゲストの内、 自民党参議院議員の片山女史を除くお二方は「スーパーインフレで国債の返済をチャラにする(返済を容易にする)方向で解決せざるを得なくなるだろう」とおっしゃる。 「そんなのを解決策と呼んで良いのか?」の正論はあるだろうが、 たしかに国というのは何だってやりますよね。 実家の仏壇の抽斗には戦時国債の紙切れ一枚が有ったのを覚えていますし、 50銭札や二宮尊徳の壱円札を持って真向かいの駄菓子屋さんでお菓子を買った記憶も薄っすらと残っている。 更にはもっと大人に近づいた年代になってからの事だけど、 旧円封鎖・新円切替なんて言葉も知った。
地道に働き、 貯蓄しておけば、 預金の元本や利子である程度の生活の足しになる・・・ そんな未来を頭に描いて現役時代を過ごして来たが、 預金に対する利子は既にほぼゼロとなってしまっている。 そして、 今は何がしかの価値を保っているはずの元本部分も近い将来インフレで大幅目減りする。 そんな話をきかされても「どうすりゃ良いの?」なんて悩みません。 普通に考えると、 あと数年以内にはこの世とオサラバする年代ですから。 「それまでなんとかスーパーインフレが生じないでいてくれ・・・」と勝手な希望を胸に秘め、 「本当の大金持ちの人々はどんな対策をしているのか?」 面白半分で世の中を眺めているのです。 「えっ、 日本には本当の大金持ちなんか居ない?」、 「うーん、 そう言われるとそんな気もするなあ」
藤巻健史経済評論家 元参議院議員
小幡績慶應義塾大学大学院准教授
片山さつき自由民主党総務会長代理 前地方創生・規制改革担当相
この内、 藤巻健史氏は日本国の財政破綻をテーマにした本の執筆や講演等を飯の種にされている方のようだ。 氏の話を聞くまでも無く、 国債の残高が1千2百兆円に至る道すがら、 僕みたいな人間にだって「どうやって返済するの?」と想って来たし、 今回のコロナ禍の中で行われている与野党入り乱れての「国民の生活救済を旗印にした乱痴気騒ぎ」、 第2波、 3波への備えとして10兆円の予備費を予算に計上して国会は閉会した。 「日本の国家財政、終わってるね!」としか言いようが無い。
そしてゲストの内、 自民党参議院議員の片山女史を除くお二方は「スーパーインフレで国債の返済をチャラにする(返済を容易にする)方向で解決せざるを得なくなるだろう」とおっしゃる。 「そんなのを解決策と呼んで良いのか?」の正論はあるだろうが、 たしかに国というのは何だってやりますよね。 実家の仏壇の抽斗には戦時国債の紙切れ一枚が有ったのを覚えていますし、 50銭札や二宮尊徳の壱円札を持って真向かいの駄菓子屋さんでお菓子を買った記憶も薄っすらと残っている。 更にはもっと大人に近づいた年代になってからの事だけど、 旧円封鎖・新円切替なんて言葉も知った。
地道に働き、 貯蓄しておけば、 預金の元本や利子である程度の生活の足しになる・・・ そんな未来を頭に描いて現役時代を過ごして来たが、 預金に対する利子は既にほぼゼロとなってしまっている。 そして、 今は何がしかの価値を保っているはずの元本部分も近い将来インフレで大幅目減りする。 そんな話をきかされても「どうすりゃ良いの?」なんて悩みません。 普通に考えると、 あと数年以内にはこの世とオサラバする年代ですから。 「それまでなんとかスーパーインフレが生じないでいてくれ・・・」と勝手な希望を胸に秘め、 「本当の大金持ちの人々はどんな対策をしているのか?」 面白半分で世の中を眺めているのです。 「えっ、 日本には本当の大金持ちなんか居ない?」、 「うーん、 そう言われるとそんな気もするなあ」