横浜田舎物語

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○十年ぶりに帰ってきました

2013-10-30 | お気に入り




所用があって先週末静岡に行ってきた夫のお土産はこれ↑

焼津に住む姪から返却されたそうです。

こんな大事なものなのに全くいい加減で、クローゼットの上段に何枚もある
当時のレコードと一緒に置いてあるものだとばかり思ってました。

もう何十年前のことでしょう  姪に貸してあったなんて

プレーヤーがあるわけでもないので、今さら聞くことはできませんが
私にとって大切な1枚



”1966.1.2”

幼い文字で買った日付が記してあります。

ふだんのお小遣いでは到底買うことはできませんから、お年玉が入って
元旦は店が休み、翌2日、息せき切って求めたものなのでしょう。

1966年といったら昭和41年、高校2年のお正月でした。

当時の相場はよくわかりませんが、高卒の初任給が手取りで15,000円ほどでしたから
レコード1枚1800円は高校生の身分でアルバイトもできませんでしたから
お正月のお年玉だけが頼りだったのでしょう。

これ以外にも何枚か買った覚えがありますから、
おそらく貯金もしないでお年玉の全額をレコードに注いでしまったのでしょう。

今となっては何に使ったかわからないより、形として残っていることに満足?
でもこれって宝の持ち腐れ・・だってプレーヤーがないですから

今聴いたらどんな音なんだろう   いまどきの CDのきれいな音質に慣れた耳にどんなふうに聴こえるんだろう

昔の音が好きでわざわざプレーヤーを買う人もいるみたいですね。

姪の旦那様のT君もBeatlesの大ファン
彼は一回り違いの子年生まれ、リアルファンではありませんがかなりはまっているようで
来月のポールマッカートニー公演チケットもゲットしたと言ってました。
それもあって貸してあったのかもしれません。

大事に新しいビニール袋に入れての返却でした。

オークションに出せば高く売れるかしら?  いやいや、日付は入ってる、
実は右下には私の名前までご丁寧に書いてしまってある

これで価値が下がってしまうんですって・・・でもいいんです。

前日16歳になったばかりの私が<これは私のよ~>ってアピールしてるみたいで

お帰り~私の宝物
コメント (12)
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