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2年目検診に行ってきました

2016-04-15 | 変形性股関節症
4/11~4/14まで、股関節の検診を兼ねて、京都、大阪に行ってきました。

手術したのが8月なので、本来ならば8月に行くことになるのですが・・・

前の手術(2004年8月)の時同様、どうせ関西に行くならというふざけた理由で
いや本当は真夏の関西の暑さには耐えられないので、今回からまた4月のこの時期に予約を入れました。

前夜は大阪でミニオフ会でしたが、その話は後程と言うことで、まずは一番の目的、検診です。

今回は過去十何回と来た検診とは少し?いや大きく相違があります。

それは・・・飯田先生最後の検診

今までは検診日が近づくにつれ、もうすぐお会いできる・・考えただけでわくわくしたものです。
それは手術決定前の、傷みのひどい時でもまったく変わることはありませんでした。

ところが、今回は違う

来阪が近づくにつれて、ますます気持ちが重たくなる

検診日が近づく=先生との別れ・・思っただけで涙が出てきました。

初めて診ていただいた日の事、最初の手術のころの事、その後の検診の事
痛みがひどくなってきて二度目の手術を決めたときの事、

入院、手術、週に一度の教授回診で激励を受けた日の事

そのすべてが思い出されます。

特に初めて先生に会った日、直感で<この先生の手術を受けたい、他の医師ではいやだ>と思ったことは
もう運命にしか思えませんでした。

その先生とお別れ、もう一生お会いすることはないかもしれない
そう思っただけで涙・・当日が来るのが怖かった。

それでも月日は経ちます。

診察室に入ると、いつもと変わらない笑顔で迎えてくださいます。

レントゲンの結果は異状なし、ベッドに横になって脚の開き具合、曲がり具合、足の長さを計る
すべて問題なし、めでたしでしたが

「僕は来年二月で退職だから、今回が最後だね」と言われた

そのとたん、ううう~っと、我慢してきたのに涙が止まらなくなりました

「先生なぜ?まだお若いのに・・どこか別の病院に行かれるんですか?ヒック ヒック

「大丈夫だよ、何かあったときにはすぐに連絡が来るようにしてあるから、心配しないで」

この一言で気持ちがスーッと楽になりました。

それと同時に、暖かいものがじわじわと広がってきました

こんな患者想いのすばらしい医師に私は巡り会えたのだ、
辛い時もあったけど、いつだって先生がいてくださった
その上、この先の心配までしてくださっている・・

心の底からあの日、先生に一目ぼれした自分の目は間違っていなかったのだ、と思えました。

先生は今後、全国から難しい手術の依頼や、アドバイスの依頼などに応えつつ、
日本人工関節学会の理事長として活躍されることでしょう。

先生を必要とする患者さんは全国にいるはずです。
ますます多忙になり、席を温めている暇もなくなると思います。
自分の立場に胡坐をかいている偉そうな輩とは違うのです。

ますます大好きになってしまった・・けど、もうお会いできないかもしれない

飯田先生、お世話になりました。
先生の一言一言が思い出されます。

「痛くなければ自転車は構わないよ、却って脚にはいいくらいだ」そんな言葉も鮮明に覚えています。

寂しいけれど、いつかは来ること、来年も予約しましたが、もう先生の診察はなし
執刀医のU先生がこれからの主治医になります。

U医師に言いました。

「先生、絶対辞めるなんて言わないでくださいね。私が路頭に迷ようなことはしないで」と

大げさですけど、今さら別の病院に行くのも考え物だし
何と言っても検診以外のおまけが大きいですから

今回もたくさんのおまけがありました。
その報告はまた後日、検診結果がよかったおかげで心から楽しむことができました。



留守の間にクンシランが開花しました。


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