大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

3/15 春雨だ ぬれて行こう。

2012年03月15日 | Weblog
 今朝は小雨がぱらぱら。「春雨だ、ぬれて行こう」 とそのまま園内を歩く。それにしても古いセリフやなー! ほとんど知らないだろう。 

 先日車で走り回ってダムや溜池を見てきた。ダムをのぞき込んでいると管理のボートが入ったため、オシドリ50羽ほどが一斉に飛び立ち群飛。数十枚シャッターを切る。帰宅後見ていると、ゴミでも付いているのか♀の羽に白い部分が見える。 
 他のカットを見ても全て付いている。しかし数冊の図鑑を調べたがそのような記載はない。

 オシドリ♀の翼鏡の後縁は白だが、濃い緑の部分を挟んで上側の体に近い方にはっきりと白がある。つまらないと言えばつまらない事だが、そうなんだ! とちょっとうれしい気分。こんな発見もデジタルカメラのおかげであろう。

 大阪城のカモは一段と減少。
 ヨシガモは南外堀に♂1羽と♀2羽。これでおしまいと思っていたら北外堀にも♂1羽。ヨシガモの♂は、正面から胸の繊細な柄を見るのが一番美しいかも。

 オオバンは今朝も、内堀の東西に各1羽。京橋口方向に5羽、青屋門方向に1羽。合計8羽が滞在中。時期的にいつ飛去してもおかしくない。

 ダンディオカヨシは、内堀に4羽、北外堀n6羽の計10羽。いよいよ残り少なくなってきた。
 3月の半ばであるが、意外と多いのがキンクロハジロ。東外堀、南外堀、内堀、北外堀の合計で171羽。この時期に増加するのは大阪城公園の基本型。北へ帰る途中のものが寄っていくからである。
 飛来時の秋の終わりと春の初めに増加する。

 昨日、大将からアオバトとアカハラが出たことを聞いていた。しかし残念ながら共に出合いなし。 ツグミは少ないながら各所で出合い。シロハラもみどりのリズム、豊国神社裏、天守閣東配水池などで出合う。

 城南地区でカワラヒワがくちばしに草をくわえて飛ぶ。営巣かもしれない。

●今日の鳥たち。
 メジロ、シジュウカラ、ツグミ、シロハラ、カワラヒワ、ジョウビタキ、モズ、ウグイス、アオジ、コゲラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カワウ、セグロカモメ、カルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ササゴイ、ヨシガモ、コサギ、ハクセキレイ、アオサギ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、オオバン、カイツブリ。
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3/13 TV局ディレクター を案内する。

2012年03月13日 | Weblog
 すこし前に照会のあったTVディレクター から連絡があり、大阪城公園駅で早朝に待ち合わせ。
 鳥やその他、もろもろの話をしながら、いつものコースを一緒に回る。 就職氷河期の始まりの時期に、大手マスコミに入社できたんだから頭もいい、コミュニケーション能力にも秀でている。

 話していると意外と庶民的な青年。悪くない印象。 待ち合わせの大阪城公園駅でいきなりカワラヒワが樹頂にとまる。早速スコープに入れて彼にすすめる。子供ころ、庭の餌台にやってきたと鳥を話す。
 意外と大阪に似合う青年である。数年後に東京に異動するとのことであった。いずれ彼の作る番組が大成功することを祈る。

 まだ企画段階のようだが、今回の彼の作品の制作放映が決まれば、このブログで放送日時など詳細を紹介したい。

 シジュウカラは各所でさえずり。 ウグイスも一番やぐらで幼稚なさえずり。 ツグミ、シロハラは各所で出合うもやはり少ない。
 ジョウビタキは西の丸庭園入口付近で♂1、飛騨の森で♀1羽。 モズ♀1羽空堀。 アオジは一番やぐらで3羽。

 カモはますます減少。 オオバンは北外堀6羽、内堀2羽の8羽滞在中。

 帰宅後、スーパーでいかなごを買って釘煮をつくる。今期2回目である。我ながら上出来。近所の可愛いい女の子 「さくら」 に届けるつもり。何しろバレンタインでチョコをくれるのは、孫娘以外、彼女だけになってしまった。

●今日の鳥たち。
 カワウ、カルガモ、ハクセキレイ、ヒドリガモ、コガモ、ササゴイ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨシガモ、キセキレイ、コサギ、カイツブリ、アオサギ、オカヨシガモ、オオバン、ハシビロガモ。
 シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、シロハラ、ツグミ、コゲラ、ジョウビタキ、モズ、アオジ、ウグイス、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
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3/11 ウグイス各所で、さえずりも。

2012年03月11日 | Weblog
 みどりのリズム、蓮如、天守閣東配水池など各所でウグイスに出合う。豊国神社、一番やぐらの2か所からはさえずりも聞こえる。春を実感。
 梅林で購入した盆梅 「おもいのまま」 は、早くも散りはじめた。暖かい部屋に置くと早いらしい。

 社会運動顕彰塔でツグミの鳴き声。玉造口、豊国神社裏などでツグミ。西の丸庭園の乾やぐら付近にも。 シロハラはみどりのリズムともみじ園で出合う。もみじ園の個体は地面に下りていて、数メートルの距離でも平然と私を無視している。

 みどりのリズムでコゲラのドラミングが聞こえる。アオジは音楽堂西側上と一番やぐら。
 空堀でよく見かけたモズ♀はその後出合いなし。変わって天守閣東配水池で♂1羽。

 カモはますます減少し、ヒドリガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計73羽。
 カルガモは、東外堀、人工川、西外堀、北外堀の計17羽。特に東外堀には多く10羽。

 コガモは、南外堀に3羽。
 ハシビロガモは、内堀、北外堀の計62羽。

 オカヨシガモは、内堀、北外堀、東外堀の計19羽。
 ヨシガモは、南外堀に♂と♀が別行動。北外堀に♂1羽。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、北外堀、内堀の計39羽。
 キンクロハジロは、南外堀、内堀、北外堀の計115羽。 

 オオバンは今日も、北外堀6羽と、内堀の東西に各1羽。 第二寝屋川にセグロカモメ1羽。

 今月4日にカモメを観察したことをこのブログに書いた。 実は前日の3日にかなり上空を飛翔するカモメ類を見ていた。距離がある事や、下面のみで識別できずあわててカメラを取り出し撮影。
 帰宅後パソコンに取り込んで拡大してみたが識別できなかった。 

 詳しい知人にメールを送り、識別をお願いした結果、カモメだと言うことであった。
 答えが出てから言うのは、後出しじゃんけんみたいだが、内心カモメではないかと思っていた。ただしはっきりと自信がなかった。答えをいただいてすっきりした。3日、4日と続けて大阪城公園では珍しいカモメが観察されたことになる。

 大阪城公園の記録の基本は正確さである。わずかでも疑問を感じた時は、詳しい人に意見を聞くことにしている。ありがたい事に長年の鳥見経験から、たくさんのベテラン鳥見人の知り合いがいる。代えがたい私の財産である。

●きょうの鳥たち。
 カワラヒワ、ツグミ、コゲラ、シジュウカラ、シロハラ、ウグイス、アオジ、メジロ、ジョウビタキ、モズ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ヒドリガモ、ハクセキレイ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、カイツブリ、ササゴイ、カワウ、アオサギ、オオバン、ハシビロガモ、セグロカモメ。
 
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3/8 カモたち、北帰行 続々と。

2012年03月08日 | Weblog
 カモたちが次々と北へ向かって旅立つ。 南外堀は寂しくなってきた。今日のカモたちの合計は308羽。
 今冬、山野の鳥たちの少なさが、全国的に話題になっているが、水鳥のカモは決して少なくない。どちらかと言えば多かった。

 単純に過去3年間の3月8日の、大阪城公園のカモ総数を比較すると
 2009年3月8日=275羽
 2010年3月8日=165羽
 2011年3月8日=255羽
 2012年3月8日=308羽

 大阪城公園のカモの数を長いスパンでみると、大きな波になっていて、今は波の一番下から上に向かってうねっている途中にある。
 これから数年間、大阪城公園のカモは増加方向に向かうとするのは私の考え。 十数年後、2千や3千羽を数えるのもありうる。 再び計数器を使わないとカウントできないような時がくるかもしれない。

 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計61羽。
 カルガモは、東外堀、人工川、北外堀の計5羽。
 ハシビロガモは、内堀、北外堀の計35羽。

 ヨシガモは、南外堀に♂と♀。
 オカヨシガモは、南外堀、内堀、北外堀の計14羽。
 コガモは、南外堀と西外堀で5羽。

 ホシハジロは、南外堀、北外堀、内堀の計47羽。
 キンクロハジロは、南外堀、内堀、北外堀の計139羽。

 第二寝屋川をセグロカモメが上流へ。 南外堀にササゴイ。 人工川にキセキレイ。

 音楽堂西側上でウグイスが 「ホーホケキョ」 とさえずり。蓮如では笹鳴き。
 人工川で木の先でモズ♀が 「ギチギチギチ」 と鳴き尾をぐるぐる回す。

 豊国神社東側で、ペアのハシブトガラスが地面に落ちた枝をくわえて飛び上がり豊国神社内に飛びこむ。そのすぐ後、梅林南側上桜広場に向かうと、今度はハシボソガラス2羽が、やはり枝をくわえて飛び上がる。
 共に巣作りが忙しそう。

 キジバトの小群に出合うが、警戒心が強い。すぐに飛び立つ。

●今日の鳥たち。
 カワラヒワ、シジュウカラ、ツグミ、ウグイス、モズ、メジロ、ジョウビタキ、シロハラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 セグロカモメ、ヒドリガモ、カルガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、コガモ、ササゴイ、キセキレイ、カワウ、ハクセキレイ、カイツブリ。
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3/7 オオバン8羽。 西の丸庭園にケリ情報。

2012年03月07日 | Weblog
 音楽堂北西側のもみじ園にアセビが植えられた。以前 内堀の北側にあるのを知って驚いたが、アセビは公園の植物として特別なものではないようだ。
 メジロやヒヨドリが、やってくるようになるのが楽しみ。

 ロードトレインが廃止になった。種々の事故も理由のひとつかも知れない。もともと批判的に見ていたので、・・・そうか・・・、終了することになったか・・・よしよし。くらいの思いでしかない。
 遊園地のように、汽車型自動車を走らせ、集客を狙ったのかもしれないが、基本的に方向が間違っている。
 大阪城公園に汽車は間違いだ! 失敗でよかった。メリーゴーランドやジェットコースターを作られてはたまったもんじゃない。

 秀吉もびっくり! ばかばかしくて草葉の陰で嘆いているのでは? 大阪城公園は史跡公園あるいは都市公園であるが、これから目指す方向は、+自然公園なのだ。
 大都市の中に、これほどの大きな緑のかたまりがある事を、秀吉に感謝しないといけない。21世紀は環境と心の世紀なのだ。

 市民の森のアカハラには出合いなし。昨日はいたらしいが、そろそろ飛去の時期が近づいている。
 シロハラは、水上バス乗り場、市民の森、豊国神社裏などで計4羽。それにしても少ないなぁー。
 ツグミは、音楽堂西側上、元ヘリポート、市民の森、空堀など。もっとも多かったのが西の丸庭園で12羽。

 カワラヒワは、大手前、西の丸庭園の芝生で計14羽。

 梅林で内から体を暖めていると、大将から西の丸庭園の芝生にケリがいると! 
 ケリは大阪城公園では少ない。特に、下に降りている記録は、2000年の4月に空堀での観察が唯一のもので、後はすべて上空を飛んでいる姿の観察だった。

 しかし、大将はよく見つけるねー! 直前に西の丸庭園にいたのだが、見られなかった。その時にはいなかったのかもしれないが。彼は西の丸庭園でムナグロを初認、撮影しているのだ。 みごと! 少し残念悔しい。

 ヨシガモは、南外堀に♂1と♀2のみ。いよいよ別れの時が近づいてきた。
 オカヨシガモは、南外堀、内堀、北外堀の計22羽。内堀に♂落鳥1羽。
 コガモは、南外堀、西外堀の計12羽。
 
 ハシビロガモは、内堀、北外堀の計49羽。
 カルガモは、東外堀、人工川、西外堀、北外堀の計13羽。
 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計61羽。

 ホシハジロは東外堀、南外堀、北外堀、内堀の計57羽。
 キンクロハジロは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計113羽。

 オオバンは、北外堀に6羽確認。内堀の東西に各1羽。合計8羽。6羽だったり、7羽だったり、8羽だったり。・・・・?どこに行ってるんだろうか。
 
 遥か上空をセグロカモメ1羽が舞う。 ハクセキレイ各所で5羽。 キセキレイ南外堀に1羽。 ササゴイ南外堀に1羽。

 梅林は梅の香り。見ごろです。過日梅林の売店で買った自宅の梅の盆栽も花開く。

●今日の鳥たち。
 シロハラ、シジュウカラ、ツグミ、メジロ、カワラヒワ、コゲラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カルガモ、ヒドリガモ、ハクセキレイ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オカヨシガモ、コガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、キセキレイ、ササゴイ、コサギ、カイツブリ、アオサギ、カワウ、オオバン、セグロカモメ。
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3/4 梅香る。 オオバン今日も7羽。

2012年03月04日 | Weblog
 極楽橋を渡っていると、辺りが騒然とした雰囲気に包まれる。カラスが 「アーアー・ガーガー」 と騒ぎ飛び回る。天守閣方向から、北外堀方向から、西の丸庭園方向から次々と飛び出して、お互い呼応するように交わしながら群れて騒ぐ。 ヒヨドリも鳴き騒ぐ。 ドバトの群れもあちこちから飛び立ち、空は騒然とした状態。

 カラスの先頭にハイタカを見つける。やっぱりそうだ!。タカのせいだ。 
 ハイタカは、付きまとうカラスたちがうるささい、とばかりに飛騨の森の中に急下降して見えなくなる。
 その間、双眼鏡でずーっと追いながら、頭の中ではハイタカか? 万が一オオタカちゃうやろなぁー? ・・・・・よし間違いない!で一安心。手帳にメモる。
 長い間の習慣というか、出合った喜びより、まずは識別!みたいなところがある。
 
 カラスや小鳥たちのモビングって何なんだろう。 かつて 「ズク引き」 と言う猟法があった。 猟に対する問題は別にして、鳥たちの行動が理解できない。 何ぜ天敵に寄って行くのか?
 自然の世界って面白いねー。分からないことがいっぱいあって面白い。

 朝一番に第二寝屋川を上流へ向かうセグロカモメ1羽。 その後、ユリカモメの小群が上空を舞いこれも上流方向へ。
 その後、比較的低い空を舞うカモメ1羽。双眼鏡で見ると・・・・カモメ!! バックからカメラを取り出す間もなく見えなくなる。

 カルガモは、東外堀、人工川、南外堀、西外堀、北外堀の計15羽。今日も人工川の2羽はフレンドリー。
 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の合計41羽。少なくなった。ほとんどは大陸へ向かって飛んでいるんだろう。 無事にたどり着くように祈る。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計34羽。
 キンクロハジロは、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計143羽。
 
 ハシビロガモは、内堀、北外堀の計41羽。
 コガモは、南外堀と西外堀で2羽。

 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計41羽。
 オカヨシガモは、南外堀、内堀、北外堀の計19羽。
 ヨシガモは、南外堀で♂1・♀4で計5羽。北外堀と内堀は見られない・・・。一日で変わる。

 オオバンは内堀の東と西に各1羽、北外堀には5羽。合計7羽。

 市民の森でアカハラ、シロハラ、ツグミ。アカハラはしばらく待っていると確実に林床に降りてくる。マミチャジナイは見られない。
 
 モズは♂1羽を豊国神社東側で観察。 ウグイスは西の丸庭園入口1羽。 シロハラは市民の森ほかで計5羽。

●今日の鳥たち。
 メジロ、カワラヒワ、シジュウカラ、アカハラ、ツグミ、モズ、ジョウビタキ、メジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 セグロカモメ、ユリカモメ、カモメ、ハクセキレイ、カルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、コガモ、コサギ、オオバン、カイツブリ、アオサギ。
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3/3 春は目の前。カモも減少。

2012年03月03日 | Weblog
 はっきりしないけど、鳥たちは動き始めた様子。3月なのだから当然といえば当然。 飲んでばかりいて日々過ごしていると気付かない。間違いなく春は目の前に。
 シジュウカラ盛んにさえずる。

 今朝ジョウビタキに合った場所は、玉造口、西の丸庭園、山里丸で♂、天守閣東配水池で♀。いつも合う場所ばかりではない、玉造口や山里丸で合うのは新鮮。

 西の丸庭園の受付女性から 「今日は何がいる?」 聞かれて 「奥にアトリがいる」 図鑑を見せて説明。
 ところがいつもの場所にアトリがいない。カワラヒワやツグミを見た後、あきらめて出口へ向かう。 すると受付女性が 「今この木にアトリがいた!」 そんなあほな! 「先ほど図鑑で見せてもらった通り、胸の橙色が双眼鏡ではっきり見えたから」 と彼女が言うではないか?

 アトリと間違いそうなのは、カワラヒワかジョウビタキだろう。しかしアトリも決して否定できない。彼女は自分で見つけて上機嫌。 「よかったねー」 と声をかけて出るしかない。
 もちろんアトリであった可能性も否定できない。私の大阪城公園記録にあげることはできないが、ここにはアトリ1羽としておこう。

 太鼓やぐら跡辺りから空堀の中をのぞくと、最近は必ずモズが見られる。枯れ草の色に似ているので探し辛いが。今朝も見つけると彼女もこちらを見上げている。 
 何か様子が変! 双眼鏡で目と目を合わせて見つめ合っていると、尾が無いのに気付いた。そのため体型が太って見える。
 園内を回っていると空堀沿いにモズ発見。あれ!尾を回している? 双眼鏡で見ると♂だった。 2羽いたのか!

 市民の森の石の水場付近。アカハラとシロハラが林床で採餌。マミチャジナイは見られない。
 水場のすぐ後ろの茂みから、ハイタカが飛び出したそうだ。水場のスズメを狙っていたのだろうか。

 天守閣東配水池でアオジ、ウグイス。
 ツグミは、各所で計23羽。特に西の丸庭園に多かった。

 第二寝屋川をセグロカモメが2羽。上空をユリカモメが舞う。いつもなら川に沿って飛ぶことが多いが、今朝は川と全く関係なく、かなり上空をゆっくり舞う。大まかには南から北西方向へ向かっていた。川の水面や柵、大阪城の堀では全く見られない。

 カルガモは、東外堀、人工川、西外堀、北外堀の計11羽。人工川の2羽は近くを通っても平気。北外堀の内2羽は、上下に首を動かせて求愛行動をとっているかと思ったら突然交尾。♀は上に乗った♂のため身体は水中へ沈み見えなくなる。♀の後頭部を♂がくちばして挟んでいる。
 
 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀と全域で観察。合計64羽。
 ハシビロガモは、南外堀、内堀、北外堀の計55羽。
 
 オカヨシガモは、内堀、北外堀の計31羽。
 ヨシガモは、南外堀に♂3・♀3、内堀に♂2、北外堀に♂1。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、北外堀、内堀の計51羽。
 キンクロハジロは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計133羽。本種はまだ多い。

 コガモ確認無し。オナガガモも確認無し。

 ササゴイは南外堀に1羽。 コサギは人工川に1羽。 オオバンは、内堀の西部と東部に各1羽と北外堀に5羽。合計7羽。

●今日の鳥たち。
 カワラヒワ、シジュウカラ、コゲラ、シロハラ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、アトリ、ハイタカ、アオジ、ウグイス、アカハラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 セグロカモメ、ユリカモメ、カルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ササゴイ、コサギ、カワウ、ハクセキレイ、オオバン、カイツブリ。
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3/1 アカハラ、マミチャジナイ越冬中。 

2012年03月01日 | Weblog
 机の横のカレンダーをちぎり捨てる。3月のカレンダーが現れる。梅花が香り時は春。 もう少し陽気になってもいいはずなのに、音楽堂西側上の小路で猫に合う。「ニャー」 と声をかけたが無視される。待つしかない。

 今日は大阪城公園でちょっとした会議があった。開始時間まで市民の森で時間調整。朝一番に通った時は何も見られなかった。しかし大将がアカハラを観察したと言う。
 やがて、シロハラが数羽。そのうちアカハラも林床に降りて採餌。近くの木にマミチャジナイも現れる。久しぶりにヒロコさんにも会う。
 よしよし、アカハラにマミチャジナイ観察。水場に降りてこなかったのはやや残念だけれど。

 会議が終わったのが12時ごろ。梅林で昼食を兼ねておでんに熱燗。 出会った赤い顔の久野さんと一緒にいい気分になる。
 北外堀のオナガガモのカップルは昨日も見られないと言う。 28日が終認らしい。
 確かにカモがずいぶん減少している。

 気になるヨシガモは南外堀に♂2・♀6の8羽のみ。
 
 ウグイスにはみどりのリズムで出合ったが 「チャッ・チャッ」 と笹鳴きのみ。例年なら2月中には初音を耳にする。
 カワラヒワは、梅林、太陽の広場東の森、南外堀沿いなどで7羽。

●今日の鳥たち。
 カワラヒワ、シジュウカラ、メジロ、ウグイス、アカハラ、ツグミ、シロハラ、マミチャジナイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ハクセキレイ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、カワウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、カイツブリ、ササゴイ、コサギ、アオサギ、オオバン。
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