大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

3/20 アオバト、マミチャジナイ、イカル・・・・等など。

2012年03月20日 | Weblog
 やや気温は低いが快晴で風もなし。指先が冷たく、缶コーヒーを買ってポケットへ。

 人出も多いし鳥たちのさえずりも賑やか。ウグイスは、修道館裏、豊国神社、人工川、一番やぐらで 「ホーホケキョ」 まだ稚拙な鳴き声。音楽堂西側上で笹鳴き。

 カワラヒワは、園内各所で 「キリキリ・コロコロ」 西の丸庭園では22羽が芝生などで。
 シジュウカラも各所で 「ツーピー・ツーピー」

 南外堀をのぞき込みながら城南地区を歩いていると、駐車場の方から 「キーコーキー」 イカルの声が聞こえる。 中央大通り沿いの林に向かうと、1羽のイカルが梢で鳴いている。林床や回りを探すがその1羽のみ。
 駐車場ができる前は多くのサワグルミの木があって、冬季間は100羽を超えるイカルがよく見られたのだが。そんな記憶を引きずるように、今もこの場所で時折イカルが見られる。

 市民の森で、シロハラ4羽の中にアカハラ1羽。林床で採餌も、散歩の人に驚いて茂った木の中に飛び上がる。
 2番やぐら跡付近では、マミチャジナイ1羽が、盛んに土の中にくちばしを突っ込んで採餌。何故かシロハラに追いかけられて逃げ回る。比較的フレンドリーな個体で、手持ちのカメラで撮影。

 ツグミは多くないが各所で出合う。西の丸庭園では最も多く、23羽が芝生や木の上で見られた。

 市民の森で樹頂付近にアオバト♀がとまる。以前に、石の水場に出てきたことがあると大将に写真を見せてもらったが、今回もひょっとしたらと心の中で期待するもだめ。1番やぐら付近にも♀が出てきたと聞く。同じ個体かは分からない。

 メジロは梅林に多く、数十羽の群れが梅花の蜜に群れて枝移り。梅見客も多く、例年のように 「梅にウグイスや!」 と連れに話しかける男性。相手の女性も 「ほんとにそうやねー」 と返している。
 後日、「梅にたくさんウグイスがいたよ!」 と誰かに話すんだろうな・・・・・・。

 ジョウビタキによく出合って、♂は豊国神社東側、本丸庭園池。♀は豊国神社東側、元ヘリポート、西の丸庭園。
 モズは、豊国神社東側、空堀、西の丸庭園で。
 
 ヒドリガモは、東・西・南・北と内堀の全部で観察できた。しかし数は少なく合計で44羽。
 カルガモも全堀で観察し、合計15羽。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、北外堀、内堀の計31羽。
 キンクロハジロは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計147羽。これがカモの中で最も多い。

 ハシビロガモは、内堀と北外堀の計46羽。
 オカヨシガモは、内堀と北外堀で計12羽。

 ヨシガモは、南外堀で♀1羽。ひでキングより北外堀に♂がいたと聞くが見当たらず。合わせてオナガガモの♂♀もいたそうだが、これも見当たらず(泣)
 
 北外堀の京橋口方面でルアーの釣り人が、カモたちの休んでいる中に投げ込んだため、驚いてパニックになった数十羽のカモとオオバンが一斉に飛び上がり、一部が青屋門方面に着水。ヨシガモもオナガガモもそうして飛び去ったのかもしれない。

 ルアーの釣り人は堀の縁を歩き回り、ルアーを投げ込むので困ったもんだ。釣り禁止の看板もなんのその。
 そう言えばネコに餌を与える人もいる。子猫が生まれて増える一方で、これも困ったもんだ。連れて帰って家で飼ってもらえるとありがたいが。
 もっとも、バーダーたちも品行方正かと言えばそんな事はない。自分も含めて偉そうなことは言えないのが辛いところ。

 多くの鳥たちが移動し始めているのを実感する半日だった。鳥たちとの出合いが楽しみな季節が近づいてきた。

 3月17日に、西の丸庭園の受付嬢の見た鳥の件。
 コメントいただいた、シジュウカラの写真を見せて聞いたところ、「何か違うみたい」 との返事であった。残念!やはり不明のままだ。

●今日の鳥たち。
 カワラヒワ、シジュウカラ、シロハラ、ツグミ、アカハラ、アオバト、メジロ、ウグイス、アオジ、イカル、コゲラ、モズ、ジョウビタキ、マミチャジナイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、ハクセキレイ、キセキレイ、ヨシガモ、カイツブリ、ササゴイ、カワウ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、オオバン、オナガガモ。
コメント (2)
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