・・・自転車に乗り始めてから、気が付いたのですが、道を管理している市町村によって、自転車が走る道の整備状況がものすごく差があるということです。
私の住んでいる地区でも、隣の市は物理的に区別した完全な自転車専用道を設けていますし、私の住んでいる東海市は自転車が走ることを無視したような街づくりで、しいて言えば、自転車は歩道を走らないと怖くて走れないような街であったりと、随分、管理している市町村によって差があるようです。
・・・先日、行った大阪の街では、以前行った時は、東海市と同じで歩道を自転車と歩行者が混じって使っていて、非常に危ないと感じていた町ですが、今回、訪れて気が付いた変化は歩道を線引きして、分離して使っている様子でした。
・・・これも何も無かった状態より一歩進歩ですが、これでも、とても危なく感じました。
今の日本の自転車用の道は、法律的に、まだ未整備で、実際にいろいろと自転車用に表示などで工夫されている自転車道は自転車専用道ではなく簡易なものです。
自転車専用道とは縁石や柵などの工作物で分離されたもので、これについてはまだまだ、未整備で、よく整備されたヨーロッパに比べて、発展途上国であるらしいです。
「日本の自転車道の法律的要件」
自転車道は、縁石線、さく(柵)などの工作物や植樹帯といった分離施設によって区画されていることが要件である。
道路交通法第20条第2項の規定による車道上の車両通行帯のうち、道路標示等により「自転車専用」と指定されたものは、工作物ではなく区画線や道路鋲によって区画されているため、自転車道には該当しない
道路交通法第63条の4第1項により普通自転車が通行することができるとされた歩道に、「普通自転車の歩道通行部分」の道路標示(114の2)がある場合、この部分は「歩道の自転車レーン」と俗称されることがあるが、自転車道には該当しない。