・・・大方の老人は入れ歯のご厄介になっていると思う。
私も年に一度は入れ歯の作り変えが必要になる。
入れ歯が壊れたり、自前の歯が欠けたりと、年とともに、若い時には考えれないような歯の不具合が発生する。
歯医者に行くと、そのたびに、口に、大きな型取り器具を入れられて、入れ歯の型どりとなって、私は涙目になる。
そのたびに、自分の進路が歯医者であれば、涙目にならず、自分で何とかしたのにと後悔している。
町中の勉強心の無い歯医者が旧態以前の遣り方で、何も勉強しない医者の手にかかると、繰り返し苦しい目に合わされ、腹が立つ。
先日の新聞に3Dプリンターを使って入れ歯のフレームを作る手法(口中で、レーザー等で非接触で入れ歯の型取りする方法も含め)を、産業技術総合研究所などが開発したと書いてあったが、今ごろまで何をしていたかと思う。
この技術は30年近く前に開発され、その実用の一例の硬質プラスティックの3Dプリンターは通販で、やすいのなら、2万円くらいで売っている時代に、最先端技術の研究している研究所がようやくその技術応用を多くの国民が必要とされる分野で実用化に至ったと聞くと、その怠惰に、これまた私は腹が立ってくる。
入れ歯での今回の実用化は、金属フレームの部分のみが実用化それたと聞くともっとまじめに頑張ってくれと云いたくなる。